ハートキャッチいずみちゃん 第3話
くらやみの悲劇!!
【あらすじ】
クラスメートの女の子たちと1泊2日で山中の屋外スケート場に遊びに来たいずみ。
だがそんな女子だらけの一行になぜか一人だけ菊丸も同行している。
引率者は松山先生。ルックスも良く気取らない性格などもあって女生徒に人気があるようだ。
菊丸は、どこがいいんだかと松山先生に批判的だが、その実うらやましくて仕方がないのをいずみにあっさり読まれてしまう。
いずみがスケートリンクに出ようとすると、松山先生が呼び止め、人数の都合で一人部屋だと告げられる。一人ということに若干不安になりながらも松山先生に頼みこまれ、いずみはしぶしぶ了承した。
屋外リンクについたいずみたちだが、菊丸は乗り物酔いしたと言って滑りたがらない。実は滑れない菊丸は色々難癖をつけてはスケートから逃れようとしていた。
ようやく滑ったものの、やはり転んだ菊丸を見かねて手を貸すいずみ。その様子をクラスメートたちに冷やかされ、松山先生も男女交際には理解があるからと二人の仲を煽る。
松山先生に誤解されたと思ったいずみは先生の心を読む。するとそこには口先とは裏腹に菊丸に激しく嫉妬する様子が見えた。
さらに時々妙な視線を注いでくることに気付いたいずみは、再度松山先生の心を読む。そこには欲望丸出しで女生徒を狙う先生の姿があった。さらにいずみを上玉として夜這いを仕掛ける計画も読み取れたので、いずみは先生への警戒心を募らせる。
菊丸も先生も夕食のおかずを見て女体を連想し、揃って今夜の夜這いを妄想しだす始末。
あきれたいずみは、一計を案じ、菊丸に自分の部屋で待っててほしいと頼み、他の部屋に避難する。
誘われたと思い込み喜んだ菊丸は、言われたとおりに電気の点いてないいずみの部屋で布団に入って待機する。
そこへ人影が現れ、いずみが来たと菊丸は興奮するが、それは夜這いをしかけてきた松山先生だった。
菊丸は松山先生を、松山先生は菊丸を互いにいずみだと思い込み、無言で絡み合いはじめる。
しかし、最後は男同志だったと気付いた二人。
そのショックも冷めやらぬうちにいずみがクラスメートを引き連れて現場を押さえる。
二人は言い逃れようとするが、結局参加者全員の荷物を背負わされ帰るはめになったのだった。

【レビュー】
残念!松山先生残念!
表は紳士、裏は外道。
菊丸に匹敵するスケベでありながら、菊丸にはないこの設定が非常にいいキャラクターと思います。
惜しむらくは今回しか登場しなかったこと。連載後期にも登場してほしかったぁ…菊丸とコンビ組んで。
それにしても、夕食にハムエッグ…しかも真冬に桃ですか…いくらなんでも無理のある献立かと。
後の話ですが、連載が進むにつれ、遠山先生はいずみの超能力を封じていきます。
実は、この頃から超能力設定の弊害が顕著になってきはじめます。いずみの超能力はダービー弟もびっくりのシロモノで、相手がいくら隠しだてをしても、全てを知りうる立場になれます。
この無敵に近い能力は、全てにおいてオチを先回りさせてしまうので、物語としては非常に膨らませにくくなります。
前回まではほぼいずみ視点で話が進んできましたが、今回の話では後半の視点は完全に菊丸です。菊丸は超能力を持たないもう一人の主人公であり、彼にスポットライトを合わせることでオチの先回りを回避できたことになります。
攻めの菊丸と守りのいずみ。後の構図がこの回で誕生したといっていいと思います。
【あらすじ】
クラスメートの女の子たちと1泊2日で山中の屋外スケート場に遊びに来たいずみ。
だがそんな女子だらけの一行になぜか一人だけ菊丸も同行している。
引率者は松山先生。ルックスも良く気取らない性格などもあって女生徒に人気があるようだ。
菊丸は、どこがいいんだかと松山先生に批判的だが、その実うらやましくて仕方がないのをいずみにあっさり読まれてしまう。
いずみがスケートリンクに出ようとすると、松山先生が呼び止め、人数の都合で一人部屋だと告げられる。一人ということに若干不安になりながらも松山先生に頼みこまれ、いずみはしぶしぶ了承した。
屋外リンクについたいずみたちだが、菊丸は乗り物酔いしたと言って滑りたがらない。実は滑れない菊丸は色々難癖をつけてはスケートから逃れようとしていた。
ようやく滑ったものの、やはり転んだ菊丸を見かねて手を貸すいずみ。その様子をクラスメートたちに冷やかされ、松山先生も男女交際には理解があるからと二人の仲を煽る。
松山先生に誤解されたと思ったいずみは先生の心を読む。するとそこには口先とは裏腹に菊丸に激しく嫉妬する様子が見えた。
さらに時々妙な視線を注いでくることに気付いたいずみは、再度松山先生の心を読む。そこには欲望丸出しで女生徒を狙う先生の姿があった。さらにいずみを上玉として夜這いを仕掛ける計画も読み取れたので、いずみは先生への警戒心を募らせる。
菊丸も先生も夕食のおかずを見て女体を連想し、揃って今夜の夜這いを妄想しだす始末。
あきれたいずみは、一計を案じ、菊丸に自分の部屋で待っててほしいと頼み、他の部屋に避難する。
誘われたと思い込み喜んだ菊丸は、言われたとおりに電気の点いてないいずみの部屋で布団に入って待機する。
そこへ人影が現れ、いずみが来たと菊丸は興奮するが、それは夜這いをしかけてきた松山先生だった。
菊丸は松山先生を、松山先生は菊丸を互いにいずみだと思い込み、無言で絡み合いはじめる。
しかし、最後は男同志だったと気付いた二人。
そのショックも冷めやらぬうちにいずみがクラスメートを引き連れて現場を押さえる。
二人は言い逃れようとするが、結局参加者全員の荷物を背負わされ帰るはめになったのだった。

【レビュー】
残念!松山先生残念!
表は紳士、裏は外道。
菊丸に匹敵するスケベでありながら、菊丸にはないこの設定が非常にいいキャラクターと思います。
惜しむらくは今回しか登場しなかったこと。連載後期にも登場してほしかったぁ…菊丸とコンビ組んで。
それにしても、夕食にハムエッグ…しかも真冬に桃ですか…いくらなんでも無理のある献立かと。
後の話ですが、連載が進むにつれ、遠山先生はいずみの超能力を封じていきます。
実は、この頃から超能力設定の弊害が顕著になってきはじめます。いずみの超能力はダービー弟もびっくりのシロモノで、相手がいくら隠しだてをしても、全てを知りうる立場になれます。
この無敵に近い能力は、全てにおいてオチを先回りさせてしまうので、物語としては非常に膨らませにくくなります。
前回まではほぼいずみ視点で話が進んできましたが、今回の話では後半の視点は完全に菊丸です。菊丸は超能力を持たないもう一人の主人公であり、彼にスポットライトを合わせることでオチの先回りを回避できたことになります。
攻めの菊丸と守りのいずみ。後の構図がこの回で誕生したといっていいと思います。
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