春爛漫・創作ストーリー
団子より花!?

まったくぅ…菊丸くんたら、いつ戻ってくるのよぉ!!
文句を言いながらいずみは誰もいない教室でひとり掃除をしている。
クラスメイトはみな下校。菊丸と掃除当番となっていたが、それでもこの掃除さえ終われば、いつもよりはずっと早く帰れる。

(せっかくのお花見日和だっていうのに…)
春の暖かい日差しと窓の外で咲き乱れる桜がいずみの鬱屈した気分をわずかながら和らげていた。
教室のすべての机は前に寄せられていて、後ろに大きなスペースができている。

もう…知らないっ
いずみは一つ椅子を引き寄せると、その空間の中央で窓側を向いて陣取った。続いて自分のカバンから取り出したのは三色団子だった。

せっかく今日調理実習で作ったのにぃ…
食べさせたい相手が戻ってこないことへの腹立ちと自身の空腹を紛らわすため、その団子を一本、二本と頬張り、三本目に差し掛かった時、表情がトロンとしてきた。

ん…
団子を手にしたままいずみの動きが徐々に鈍り始めた…

いずみちゃーん、ごめんごめん遅くなって…桂木先生のお説教が長引いちゃってさぁ…
いずみが待ち焦がれていた菊丸が教室にようやく戻ってきた。教室の中央にイスが一脚、いずみは菊丸に背を向けて座ったまま反応しない。

いずみちゃ…
いずみの側に回り込み、声をかけかけて菊丸は言葉を飲み込んだ。

…
そこに夕日を浴びていずみが寝入っている。
開け放たれた窓から舞い込んだ桜の花びらも加わり、幻想的な光景になっていた。
いずみは背もたれに体を預けて心地よさそうに寝息を立てている。

(まさか寝たふりじゃないよな…)
警戒した菊丸が顔を覗き込むがいずみは寝息以外、反応を示さない。口元からの垂涎を見つけ、菊丸はいずみが本当に熟睡していると確信した。
さらに右手に握られたままの団子と数本の串を見つけ、睡魔に襲われた原因を察した。

(ははぁ…空腹が満たされたのもあるんだな…)
菊丸はいずみの純白のブラウスが新緑色のミニスカートの裾から出ているのに気づいた。掃除するうちに少し衣服が乱れたらしい

(ということは…)
いずみの正面に屈み込むと下からそっとボタンをはずし始めた。やがて首下の一つを残し外し終わると、裾に入ってないブラウスはあっさり左右に開き、いずみの肌を露出させた。
菊丸にとっては幸いなことに、いずみにとっては不幸なことにいずみのブラはフロントホックだった。


(ラッキー♪)
右手で軽く触れただけでホックは外れ、たわわなおっぱいが露わになった。

絶景絶景!!桜の季節にいずみちゃんのおっぱいさくらんぼ!!

外気に不意に触れたせいか、乳首は硬く締まっている。
菊丸はいずみの寝顔を窺いながら、そっと両乳首を指に挟んだ。

んあ…
いずみが甘い喘ぎを漏らす。だが起きる気配はない。
花びらの舞う空間に現れたいずみの乳首は、確かにさくらんぼと呼んでも違和感のないものだった。

(ぐふふ~いずみちゃんったらいい声💛)
いずみが軽いのけぞりと悶えを繰り返すうち、やがて少しずついずみの体勢に変化が現れた。

(んんっ!?)
いずみはイスに腰かけたまま、足を左右に広げ始めた。

(こ、こりはぁ…?)
短いスカートが太ももの動きにつられて大きく裾を広げる。

おほほぉ!!これは…さすがいずみちゃん!!パンティも春色ですぞ!!

奥から現れたのは、桜のレースが施されたパンティだった。淡いピンクのそのパンティはいずみのおしりを包み隠し、そのおしりの白さ故にピンクがより映えるという相乗効果を生んでいた。

いやいや、これは素敵なお花見大会!!しかし、これはパンティというよりもはや着物と言っていいほど渋い柄!!
緻密に織り成されたパンティを菊丸は存分に堪能する。ふと彼は、パンティが腰に続くにつれ、生地の色合いが微妙に変化していることに気が付いた。

むむ、さらにこれは…
パンティの淡いピンクは徐々に白んでいき、次いで僅かに緑がかっている。

ひょっとして…
菊丸はスカートをつまむと軽く持ち上げた。そして予想どおり、パンティは紐パンだった。

やったぁ!!これは大チャンス!!いずみちゃんの…いずみちゃんの…大切な部分でお花見できちゃうかも!?
つまみ上げたスカートをそっと元に戻し、続けて菊丸はそっと両手をスカートの中に突っ込むといずみの腰で結わえられているパンティの紐をつまんだ。
そろそろと引っ張ると、紐はあっさり解け、生地が崩れ、前の部分がスカートの奥からはみ出て垂れ下がる。


はぁはぁ…
菊丸は緊張と興奮を抑えられない。

こ、このスカートをほんの少し広げるか、めくり上げるだけでいずみちゃんお花見が…
だがそれゆえに慎重になり、また楽しみは最後まで残しておきたい…そう考えた菊丸はできることから着手した。
まずブラを元に戻し、次いでブラウスもボタンを留め直した。こうすることで万一いずみが目覚めてもすぐに菊丸のイタズラが発覚しないようにしなければならない。
次に菊丸は戦利品を求めた。スカートからはみ出ている解けた紐パン…
もし、菊丸の悪事がばれても、場合によってはこのパンティを手中に収めておくことで人質のような扱いが可能になる。
菊丸の両手がそっといずみの太ももに添えられた。こうすることで足を閉じられないようストッパーの役目をさせる。
両手が使えないので、垂れ下がったパンティを口に咥える…

スカートはギリギリの部分でいずみの股間を覆い隠している。今すぐにでもめくり上げたい衝動を菊丸は抑える。

(これまでの経験上…がっついて目標に向かっても大抵失敗するからね…)
咥えたパンティを少しずつ引くと生地がピンと張ってきた。
菊丸は上目遣いでその伸びた生地の直線が描く角度を計算する。
(パンティは一気に手繰り寄せて抜き取る…でも、解けたとはいえ、いずみちゃんのおしりの下にパンティが残ってる以上おしりとパンティの接地面が擦れるのは避けられない…ならばできるだけその衝撃を軽くしないといずみちゃんが起きちゃう…)
首を上下に動かし、一番いずみへの負荷が軽そうな角度を定めた菊丸は、意を決してパンティを引く力を強め、間合いをとりだした。

ふぁん…ふぃい…ふぃひ…むん!!
一気にパンティを手繰り寄せると、シュルンという軽い衣擦れの音とともにパンティが菊丸の口に残った。


(やったぁ!!)

だ…だめぇ…菊丸くぅん…
だがその喜びもつかの間、いずみが反応したため菊丸は一気に身構えた。

(ぐっ…し、失敗かぁ!?)

そんな…そろばん…クセになっちゃうよぉっ…あ💛ああ💛

僅かにだが、いずみは自ら腰を前後に動かし悶えている…

(…ど、どうやら寝ぼけただけみたい…)

ん…
やがていずみは再び眠り込んだらしく、腰の動きも静まりなって寝息をまた立て始めた。

こ、これで残る障壁はスカートのみ…あの奥に…いずみちゃんの無垢なる花びらが…
菊丸は足を左右に広げたいずみの正面に再び跪いた。緊張の面持ちでスカートの裾をつまむ…いずみは何の抵抗も示さない。狸寝入りでなく、本当に熟睡しているようなので、起きる気遣いはない。外に人の気配もない。

(い、いざ…いずみちゃんの花園を…)
スカートをゆっくりもちあげる…一糸まとわぬいずみの股間が徐々に姿を見せ始める。上目遣いで菊丸はその光景を逃すまいと一点を凝視する。
やがてスカートはいずみの太ももから完全に離れた。女子高生いずみの穢れなき姿…だが菊丸は予想と異なる状況に思わず声を漏らした。

あ、あれぇ!?
菊丸が予想したいずみの花園が見えない。正確にはいずみがではなく、菊丸の目に映るものすべてが暗い。

あ…し、しまったぁ!!時間をかけすぎた…!!
菊丸が花見の下準備に夢中になってるうち、日暮れを迎えてしまい、部屋が漆黒に包まれたのだった。
暗がりの奥でいずみの何かがピクピクと蠢いているのが感じ取れるが、それがどんなものなのか、うかがい知ることはできない。

くくぅ…しかし電気を点けたら眩しさでいずみちゃんが目覚めかねないし…
その時菊丸は窓の外に浮かんだ月に気づいた。

(そうだ、月明かりで夜桜見物といこう!!)
スカートは捲れた状態でいずみを丸出しにしたまま、窓に駆け寄る。
半開きの窓とカーテンを目いっぱい広げると、外から月明かりと共に桜の花びらがさらに舞い込んだ。
いずみを振り返ると程よい月明かりがいずみの全身を照らしてる。
窓に立つ菊丸からは数メートル離れているので、まったくその詳細がわからないが、丸出しとなってるいずみの「夜桜」もはっきりその姿を見せている。

い、いずみちゃぁん!!
思わず感嘆の声をあげながらいずみに向かって一歩踏み出したとき、いずみが伸びをしているのが飛び込んできた。

うう~ん…
これまでの寝ぼけ声とはことなるしっかりしたいずみのいつもの声だった。
両手両足を伸ばしたので、自然と「夜桜」も姿を潜める。

(ま、まずい、ホントに目覚めたぁ!!)
目覚めたいずみが焦点の定まらない視点に最初に飛び込んだのは小柄な人影らしきものだった。

ん…?
だが、開け放った窓から入った風がカーテンを大きく波立たせ、一瞬いずみの視界を遮った。カーテンが元に戻るとその影は消えていた。

誰かいたような気がするんだけど…あ、いけなぁい!!もう夜じゃない!!
慌てて立ち上がると部屋の明かりを点ける。部屋は桜の花びらが散乱していた。

ああ~ん、もう…こんなに散らかって…

いずみちゃん、どうしたの?
一瞬のカーテンの死角を利用して窓から脱出した菊丸が素知らぬ顔で戻ってきた。

あ…菊丸くん、遅い!!

ご、ごめんごめん…

ちょっと手伝って!!この舞い込んだ花びらを急いで片づけたいから!!

あ…うん…
様子を窺う限りいずみは菊丸にイタズラされたのはもちろん、今もノーパンだということに気づいてないらしい。
結局その場は黙々と散らかった教室を片付けに入った。
集めた花びらの前でちりとりをしゃがんで構える菊丸。
いずみがその正面に立ち、花びらの小山を掃いてちりとりに押し込んでいく。
ふと菊丸が目線を挙げると、よそ風にスカートがたなびいている。


(う…うほぉ!?あと、少しなのに…)

んん?
菊丸の目線に気づいたいずみ。

こら、菊丸くん…まーた人のスカートの中覗こうとして…

え…ああ…うん…
あまりいずみを怒らせてノーパンに気づかれてもまずいと思った菊丸は、弁解することもなく頭を掻いてごまかす。
それがかえっていずみに憐みの感情を抱かせたらしい。

(まったく…毎度毎度ここまでかけるエッチな情熱を他に向けたらいいのに…そうだ、ちょっとからかってやろうかしら…)
いずみは箒を置いて菊丸の前に仁王立ちになった。

まったく…そんなに見たいなら見せてあげるわよ。

え…?
予想外の申し出に菊丸の方が狼狽した。

そこまでいじましいことしなくても、いいわよ、パンティくらい…どうせ布地なんだから。今日はお花見日和でしょ?今日はそれにふさわしいパンティを履いてきてるんだから…

あ…いや…そのパンティは今ぼくのポケット…
菊丸が口ごもってる間にいずみは自らスカートの裾を掴んだ。

い…いい?ほらっ!!
(バッ)


…!!
突然広がった光景に菊丸の目が一点に注がれた。
いずみが大切に守ってきた一片の花びら。それは神々しいほど美しく、しかもいずみ自らがそれを披露している。


い…いずみちゃん!!すばらしい!!ピ、ピンク色の最高の花びらだよ!!

えへへ…このパンティの花、実は桜模様なの…紐が草色ってのもちょっとおしゃれなのよね。
パンティの花びらを褒められたと思ったいずみだったが、ふと違和感を覚えた。

…ん?
股間が妙に涼しい。そよ風が開いた股間のど真ん中を撫でて吹き抜けている。

…え?
その感触に気づいたいずみは顔面が蒼白となった。スカートを手放し、その上から触って確認する。

な、ない…パンティが…なぁい!!どういうことなのぉ!?

あ…あはは…

菊丸!!さてはあんた…
しばらくして…月明かりの学校から二人が出てきた。

もう…信じられない!!何てことしてくれたのよ、バカァ!!
いずみは涙目になりながら下校している。

だ、だけどいずみちゃんが自分から見せたんじゃないか…
菊丸は頭頂部に大きなコブを作っていた。

う、うるさい!!大体あんたが寝てるわたしからパンティを抜き取ったりしなければ…
菊丸に仕組まれたとはいえ、自ら女の大切な部分を露出したことに自己嫌悪に陥るいずみ。

だいたいいずみちゃんが教室でお団子食べて寝てたりするから…
ふといずみの動きが止まったので菊丸は鉄拳制裁がくるのかと思わず身構える。

そうだ菊丸くん、はいこれ。
いずみは手つかずの三色団子を差し出した。

ちゃんと残しといたわよ、あんたの分。

あ、ありがとう…でもいずみちゃん、お腹すいてきたんじゃないの?

や、やあねぇ…人を食いしん坊みたいに…(ぐぐぅ~)
いずみの腹の虫が唸り声を上げた。

…

…やっぱりいいよ、いずみちゃん…
赤面したいずみに団子を返す菊丸。

だ、だけどせっかく作ったんだからさぁ…

あ、じゃあ…ぼくの団子をもらってほしいんだ。

は?菊丸くんもお団子なんか持ってるの?
意味が分からずきょとんとするいずみ。

うん、肉団子。

に、肉団子ォ!?いったいどういうこと?

ぼくは男だから「団子より花」、いずみちゃんは女の子だから「花より団子」だよねぇ…
菊丸がにやけながら団子をぱくつく。

…あ!!
いずみはようやく菊丸の言わんとしたことを察した。

き、菊丸くんのバカ!!エッチィ!!

はい、じゃあこれ。あらためてどうぞ。肉団子がいやならさ…
三色団子の一本をいずみに差し出した。

もう…バカ…(嫌とは言ってないんだけどな…)
ヤケクソな表情でいずみは団子を口に運ぶ。月明かりに照らされたその仕草は妙に官能的だと菊丸は思った。

まったくぅ…菊丸くんたら、いつ戻ってくるのよぉ!!
文句を言いながらいずみは誰もいない教室でひとり掃除をしている。
クラスメイトはみな下校。菊丸と掃除当番となっていたが、それでもこの掃除さえ終われば、いつもよりはずっと早く帰れる。

(せっかくのお花見日和だっていうのに…)
春の暖かい日差しと窓の外で咲き乱れる桜がいずみの鬱屈した気分をわずかながら和らげていた。
教室のすべての机は前に寄せられていて、後ろに大きなスペースができている。

もう…知らないっ
いずみは一つ椅子を引き寄せると、その空間の中央で窓側を向いて陣取った。続いて自分のカバンから取り出したのは三色団子だった。

せっかく今日調理実習で作ったのにぃ…
食べさせたい相手が戻ってこないことへの腹立ちと自身の空腹を紛らわすため、その団子を一本、二本と頬張り、三本目に差し掛かった時、表情がトロンとしてきた。

ん…
団子を手にしたままいずみの動きが徐々に鈍り始めた…

いずみちゃーん、ごめんごめん遅くなって…桂木先生のお説教が長引いちゃってさぁ…
いずみが待ち焦がれていた菊丸が教室にようやく戻ってきた。教室の中央にイスが一脚、いずみは菊丸に背を向けて座ったまま反応しない。

いずみちゃ…
いずみの側に回り込み、声をかけかけて菊丸は言葉を飲み込んだ。

…
そこに夕日を浴びていずみが寝入っている。
開け放たれた窓から舞い込んだ桜の花びらも加わり、幻想的な光景になっていた。
いずみは背もたれに体を預けて心地よさそうに寝息を立てている。

(まさか寝たふりじゃないよな…)
警戒した菊丸が顔を覗き込むがいずみは寝息以外、反応を示さない。口元からの垂涎を見つけ、菊丸はいずみが本当に熟睡していると確信した。
さらに右手に握られたままの団子と数本の串を見つけ、睡魔に襲われた原因を察した。

(ははぁ…空腹が満たされたのもあるんだな…)
菊丸はいずみの純白のブラウスが新緑色のミニスカートの裾から出ているのに気づいた。掃除するうちに少し衣服が乱れたらしい

(ということは…)
いずみの正面に屈み込むと下からそっとボタンをはずし始めた。やがて首下の一つを残し外し終わると、裾に入ってないブラウスはあっさり左右に開き、いずみの肌を露出させた。
菊丸にとっては幸いなことに、いずみにとっては不幸なことにいずみのブラはフロントホックだった。


(ラッキー♪)
右手で軽く触れただけでホックは外れ、たわわなおっぱいが露わになった。

絶景絶景!!桜の季節にいずみちゃんのおっぱいさくらんぼ!!

外気に不意に触れたせいか、乳首は硬く締まっている。
菊丸はいずみの寝顔を窺いながら、そっと両乳首を指に挟んだ。

んあ…
いずみが甘い喘ぎを漏らす。だが起きる気配はない。
花びらの舞う空間に現れたいずみの乳首は、確かにさくらんぼと呼んでも違和感のないものだった。

(ぐふふ~いずみちゃんったらいい声💛)
いずみが軽いのけぞりと悶えを繰り返すうち、やがて少しずついずみの体勢に変化が現れた。

(んんっ!?)
いずみはイスに腰かけたまま、足を左右に広げ始めた。

(こ、こりはぁ…?)
短いスカートが太ももの動きにつられて大きく裾を広げる。

おほほぉ!!これは…さすがいずみちゃん!!パンティも春色ですぞ!!

奥から現れたのは、桜のレースが施されたパンティだった。淡いピンクのそのパンティはいずみのおしりを包み隠し、そのおしりの白さ故にピンクがより映えるという相乗効果を生んでいた。

いやいや、これは素敵なお花見大会!!しかし、これはパンティというよりもはや着物と言っていいほど渋い柄!!
緻密に織り成されたパンティを菊丸は存分に堪能する。ふと彼は、パンティが腰に続くにつれ、生地の色合いが微妙に変化していることに気が付いた。

むむ、さらにこれは…
パンティの淡いピンクは徐々に白んでいき、次いで僅かに緑がかっている。

ひょっとして…
菊丸はスカートをつまむと軽く持ち上げた。そして予想どおり、パンティは紐パンだった。

やったぁ!!これは大チャンス!!いずみちゃんの…いずみちゃんの…大切な部分でお花見できちゃうかも!?
つまみ上げたスカートをそっと元に戻し、続けて菊丸はそっと両手をスカートの中に突っ込むといずみの腰で結わえられているパンティの紐をつまんだ。
そろそろと引っ張ると、紐はあっさり解け、生地が崩れ、前の部分がスカートの奥からはみ出て垂れ下がる。


はぁはぁ…
菊丸は緊張と興奮を抑えられない。

こ、このスカートをほんの少し広げるか、めくり上げるだけでいずみちゃんお花見が…
だがそれゆえに慎重になり、また楽しみは最後まで残しておきたい…そう考えた菊丸はできることから着手した。
まずブラを元に戻し、次いでブラウスもボタンを留め直した。こうすることで万一いずみが目覚めてもすぐに菊丸のイタズラが発覚しないようにしなければならない。
次に菊丸は戦利品を求めた。スカートからはみ出ている解けた紐パン…
もし、菊丸の悪事がばれても、場合によってはこのパンティを手中に収めておくことで人質のような扱いが可能になる。
菊丸の両手がそっといずみの太ももに添えられた。こうすることで足を閉じられないようストッパーの役目をさせる。
両手が使えないので、垂れ下がったパンティを口に咥える…

スカートはギリギリの部分でいずみの股間を覆い隠している。今すぐにでもめくり上げたい衝動を菊丸は抑える。

(これまでの経験上…がっついて目標に向かっても大抵失敗するからね…)
咥えたパンティを少しずつ引くと生地がピンと張ってきた。
菊丸は上目遣いでその伸びた生地の直線が描く角度を計算する。
(パンティは一気に手繰り寄せて抜き取る…でも、解けたとはいえ、いずみちゃんのおしりの下にパンティが残ってる以上おしりとパンティの接地面が擦れるのは避けられない…ならばできるだけその衝撃を軽くしないといずみちゃんが起きちゃう…)
首を上下に動かし、一番いずみへの負荷が軽そうな角度を定めた菊丸は、意を決してパンティを引く力を強め、間合いをとりだした。

ふぁん…ふぃい…ふぃひ…むん!!
一気にパンティを手繰り寄せると、シュルンという軽い衣擦れの音とともにパンティが菊丸の口に残った。


(やったぁ!!)

だ…だめぇ…菊丸くぅん…
だがその喜びもつかの間、いずみが反応したため菊丸は一気に身構えた。

(ぐっ…し、失敗かぁ!?)

そんな…そろばん…クセになっちゃうよぉっ…あ💛ああ💛

僅かにだが、いずみは自ら腰を前後に動かし悶えている…

(…ど、どうやら寝ぼけただけみたい…)

ん…
やがていずみは再び眠り込んだらしく、腰の動きも静まりなって寝息をまた立て始めた。

こ、これで残る障壁はスカートのみ…あの奥に…いずみちゃんの無垢なる花びらが…
菊丸は足を左右に広げたいずみの正面に再び跪いた。緊張の面持ちでスカートの裾をつまむ…いずみは何の抵抗も示さない。狸寝入りでなく、本当に熟睡しているようなので、起きる気遣いはない。外に人の気配もない。

(い、いざ…いずみちゃんの花園を…)
スカートをゆっくりもちあげる…一糸まとわぬいずみの股間が徐々に姿を見せ始める。上目遣いで菊丸はその光景を逃すまいと一点を凝視する。
やがてスカートはいずみの太ももから完全に離れた。女子高生いずみの穢れなき姿…だが菊丸は予想と異なる状況に思わず声を漏らした。

あ、あれぇ!?
菊丸が予想したいずみの花園が見えない。正確にはいずみがではなく、菊丸の目に映るものすべてが暗い。

あ…し、しまったぁ!!時間をかけすぎた…!!
菊丸が花見の下準備に夢中になってるうち、日暮れを迎えてしまい、部屋が漆黒に包まれたのだった。
暗がりの奥でいずみの何かがピクピクと蠢いているのが感じ取れるが、それがどんなものなのか、うかがい知ることはできない。

くくぅ…しかし電気を点けたら眩しさでいずみちゃんが目覚めかねないし…
その時菊丸は窓の外に浮かんだ月に気づいた。

(そうだ、月明かりで夜桜見物といこう!!)
スカートは捲れた状態でいずみを丸出しにしたまま、窓に駆け寄る。
半開きの窓とカーテンを目いっぱい広げると、外から月明かりと共に桜の花びらがさらに舞い込んだ。
いずみを振り返ると程よい月明かりがいずみの全身を照らしてる。
窓に立つ菊丸からは数メートル離れているので、まったくその詳細がわからないが、丸出しとなってるいずみの「夜桜」もはっきりその姿を見せている。

い、いずみちゃぁん!!
思わず感嘆の声をあげながらいずみに向かって一歩踏み出したとき、いずみが伸びをしているのが飛び込んできた。

うう~ん…
これまでの寝ぼけ声とはことなるしっかりしたいずみのいつもの声だった。
両手両足を伸ばしたので、自然と「夜桜」も姿を潜める。

(ま、まずい、ホントに目覚めたぁ!!)
目覚めたいずみが焦点の定まらない視点に最初に飛び込んだのは小柄な人影らしきものだった。

ん…?
だが、開け放った窓から入った風がカーテンを大きく波立たせ、一瞬いずみの視界を遮った。カーテンが元に戻るとその影は消えていた。

誰かいたような気がするんだけど…あ、いけなぁい!!もう夜じゃない!!
慌てて立ち上がると部屋の明かりを点ける。部屋は桜の花びらが散乱していた。

ああ~ん、もう…こんなに散らかって…

いずみちゃん、どうしたの?
一瞬のカーテンの死角を利用して窓から脱出した菊丸が素知らぬ顔で戻ってきた。

あ…菊丸くん、遅い!!

ご、ごめんごめん…

ちょっと手伝って!!この舞い込んだ花びらを急いで片づけたいから!!

あ…うん…
様子を窺う限りいずみは菊丸にイタズラされたのはもちろん、今もノーパンだということに気づいてないらしい。
結局その場は黙々と散らかった教室を片付けに入った。
集めた花びらの前でちりとりをしゃがんで構える菊丸。
いずみがその正面に立ち、花びらの小山を掃いてちりとりに押し込んでいく。
ふと菊丸が目線を挙げると、よそ風にスカートがたなびいている。


(う…うほぉ!?あと、少しなのに…)

んん?
菊丸の目線に気づいたいずみ。

こら、菊丸くん…まーた人のスカートの中覗こうとして…

え…ああ…うん…
あまりいずみを怒らせてノーパンに気づかれてもまずいと思った菊丸は、弁解することもなく頭を掻いてごまかす。
それがかえっていずみに憐みの感情を抱かせたらしい。

(まったく…毎度毎度ここまでかけるエッチな情熱を他に向けたらいいのに…そうだ、ちょっとからかってやろうかしら…)
いずみは箒を置いて菊丸の前に仁王立ちになった。

まったく…そんなに見たいなら見せてあげるわよ。

え…?
予想外の申し出に菊丸の方が狼狽した。

そこまでいじましいことしなくても、いいわよ、パンティくらい…どうせ布地なんだから。今日はお花見日和でしょ?今日はそれにふさわしいパンティを履いてきてるんだから…

あ…いや…そのパンティは今ぼくのポケット…
菊丸が口ごもってる間にいずみは自らスカートの裾を掴んだ。

い…いい?ほらっ!!
(バッ)


…!!
突然広がった光景に菊丸の目が一点に注がれた。
いずみが大切に守ってきた一片の花びら。それは神々しいほど美しく、しかもいずみ自らがそれを披露している。


い…いずみちゃん!!すばらしい!!ピ、ピンク色の最高の花びらだよ!!

えへへ…このパンティの花、実は桜模様なの…紐が草色ってのもちょっとおしゃれなのよね。
パンティの花びらを褒められたと思ったいずみだったが、ふと違和感を覚えた。

…ん?
股間が妙に涼しい。そよ風が開いた股間のど真ん中を撫でて吹き抜けている。

…え?
その感触に気づいたいずみは顔面が蒼白となった。スカートを手放し、その上から触って確認する。

な、ない…パンティが…なぁい!!どういうことなのぉ!?

あ…あはは…

菊丸!!さてはあんた…
しばらくして…月明かりの学校から二人が出てきた。

もう…信じられない!!何てことしてくれたのよ、バカァ!!
いずみは涙目になりながら下校している。

だ、だけどいずみちゃんが自分から見せたんじゃないか…
菊丸は頭頂部に大きなコブを作っていた。

う、うるさい!!大体あんたが寝てるわたしからパンティを抜き取ったりしなければ…
菊丸に仕組まれたとはいえ、自ら女の大切な部分を露出したことに自己嫌悪に陥るいずみ。

だいたいいずみちゃんが教室でお団子食べて寝てたりするから…
ふといずみの動きが止まったので菊丸は鉄拳制裁がくるのかと思わず身構える。

そうだ菊丸くん、はいこれ。
いずみは手つかずの三色団子を差し出した。

ちゃんと残しといたわよ、あんたの分。

あ、ありがとう…でもいずみちゃん、お腹すいてきたんじゃないの?

や、やあねぇ…人を食いしん坊みたいに…(ぐぐぅ~)
いずみの腹の虫が唸り声を上げた。

…

…やっぱりいいよ、いずみちゃん…
赤面したいずみに団子を返す菊丸。

だ、だけどせっかく作ったんだからさぁ…

あ、じゃあ…ぼくの団子をもらってほしいんだ。

は?菊丸くんもお団子なんか持ってるの?
意味が分からずきょとんとするいずみ。

うん、肉団子。

に、肉団子ォ!?いったいどういうこと?

ぼくは男だから「団子より花」、いずみちゃんは女の子だから「花より団子」だよねぇ…
菊丸がにやけながら団子をぱくつく。

…あ!!
いずみはようやく菊丸の言わんとしたことを察した。

き、菊丸くんのバカ!!エッチィ!!

はい、じゃあこれ。あらためてどうぞ。肉団子がいやならさ…
三色団子の一本をいずみに差し出した。

もう…バカ…(嫌とは言ってないんだけどな…)
ヤケクソな表情でいずみは団子を口に運ぶ。月明かりに照らされたその仕草は妙に官能的だと菊丸は思った。
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Comment
Re: タイトルなし
コメントありがとうございます。
ジリジリした菊丸一人相撲の雰囲気がお伝えできればと思って作りました。
ジリジリした菊丸一人相撲の雰囲気がお伝えできればと思って作りました。
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最終的に菊丸がアソコを見れて報われてるのも最高です