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ハートキャッチいずみちゃんファンブログ

名作「ハートキャッチいずみちゃん」を中心とした遠山光先生の作品を扱うブログです。

胸キュン刑事第9回(第12、13話)

病院は危険な香り!?
肌に刺さる針の恐怖!!

【あらすじ】
管内で発生した連続婦女暴行事件を調査している音羽署の面々。
(相変わらず)犯人の手がかりを全くつかめない警察の無能っぷりに住民たちの不満は高まるばかり。もっともである。
複数の被害者たちには共通した特徴があった。
それは事件前後の記憶がなくなっていること。
直近の被害者に事情聴取するため病院に出向くくるみ大輔
病院は小さいが、そこの医師は弱者へ献身的に治療することで有名であり、昭和の赤ひげと呼ばれていると大輔はくるみに教える。
院長の赤繁に案内され、被害者の女性から事情聴取を始める二人。
だがその証言内容は、夜道を歩いているところをいきなり襲われ、気付いたら裸同然で倒れていたと過去の事件同様に犯行前後の記憶が失われていた。その回想で被害者はパンティだけは履かされていた。親切な犯人ではある。
泣き崩れる被害者をなだめ、赤繁はくるみたちを病室から連れ出す。
赤繁は医者の見解として、被害者は薬や暴力を受けて暴行されたわけではないと補足する。
すっかり捜査に行き詰まったくるみだったが、赤繁は所用があるというのでこれ以上引き止めることもいかず、協力に感謝して立ち去ることになった。
捜査をがんばってほしいと肩を叩く赤繁だが、その手が触れた途端、くるみは胸キュンし、例によっていきなり赤繁に強い疑いを抱く。
ふと廊下に看護婦を募集の貼り紙を見つけたくるみは早速変装し、高村洋子と名乗って赤繁病院に(多分、資格も無いのに)看護婦として潜入する。
赤繁が回診に出かけるのに乗じ、くるみは書棚と机の整理をすると申し出る。
それは看護婦の主たる仕事ではない気もするが、(おそらく)無資格だから、診察を手伝ったりはしないのだろう。見事な乗り切り方ともいえる。
赤繁の不在をいいことにくるみは診察室を物色捜索すると、暴行事件の被害者のあられもない格好の写真を数多く写真を見つけてしまった。展開がとっても速くて親切設計であるが、犯人が赤繁なのは限りなく濃厚であるにもかかわらず、なぜか写真だけでは証拠が不十分だとくるみはさらに物色捜索を続ける。
すると糸を通す穴がない針を拾い上げた。くるみが怪訝な面持ちでその針を眺めていると、背後から何者かに不思議な力で襲われ、力が抜けたくるみはその場に倒れこむ。
気がつくとくるみは診察台に横たえられている。しかもいつの間にか変装のヅラも取り払われ、ナースのコスプレ姿状態。
そこにそのヅラを持った赤繁が現われる。高村洋子などという看護婦などいないという赤繁。くるみを当初から疑っていたらしい。胸キュンなどというチート能力に頼らず、その推量を立証したことになる赤繁。疑いを抱いたきっかけを逆に教えて欲しいものである。
逃げようとするくるみだったが、体が痺れ、診察台から転げ落ちてしまう。
赤繁は口ぶりは心配げながら、ベタベタと体に触れ、すみずみまで診察してあげるようなど狂気を覗かせ始める。
それでも必死で抵抗するくるみだったが、そこでようやく肩に先ほどの穴の無い針を打たれたことに気付く。赤繁曰く独学で針を学ぶうち、他人の体を自由に繰れるツボをたくさん見つけたと自慢する。
もう一度書く。を学んだらしい。東洋医療の「はり」は漢字表記するなら一般的にはである。赤繁はきっと趣味が高じてお針子を志し、そこからどういうわけかツボの技術を見出し、本職の医業に応用したのだろう。
そうでなければ曲りなりにも医者の口からは出ない、は(でもめんどうなので、ここでは以降も針で統一する)。
それはともかく、赤繁はその針ワザでうら若き女性たちを毒牙にかけ、フィルムに収める…医学界を飛躍的に発展させる光明をそんなセコいことに使っていたこと告白する。
なおも抵抗しながら赤繁を異常だと罵るくるみに手を焼いた赤繁は、声帯を麻痺させるツボを突く。ほとんど声が出なくなりいよいよくるみに危機が迫った時、くるみを探しに来た大輔が診察室をノックした。
やむなく手を止め、くるみをそのままにドアへ向かう赤繁。読者的には最悪のタイミングである。
赤繁が大輔の相手をしている合間に、動けないながらもくるみは何か手段はないかと周囲を見渡すと、戸棚の上に大きな花瓶を見つけた。
力を振り絞って戸棚に体当たりすると、その目論見どおり花瓶は戸棚から落下し、大きな音を立てて割れる。
その音に驚いた大輔は診察室に何かいるのかと赤繁に詰め寄るが、患者から預かった犬が暴れたのだとその場を乗り切り、結局大輔を追い返してしまった。
診察室に戻った赤繁はこれまで一応ながらも紳士的だった態度を豹変させ、くるみを足蹴にし、またしてもツボに針を打つ。
すると全身から汗が噴き出す。このツボは全身の感度を上げるものらしい。ここまでくると、針というより、もはや北斗神拳である。
あらためて全身を撫で回され、意識が飛びそうになってしまうくるみ。
朦朧としながらも、くるみは先ほどの花瓶から中身の水が大きな水溜りを作っていることに気付いた。
…花瓶があったのは、戸棚の上。花は生けられておらず、花瓶として機能していなかったはず。
なのに、なぜ水を並々と湛えていたのか?虫が湧くぞ、赤繁。治療以外のズボラな性格がここでも影響したのか?
結局くるみの罠にはまり、水と電気スタンドの組み合わせで感電させられた赤繁は、赤繁の悲鳴で戻ってきた大輔によりあっさり御用。
大輔がなぜ戻ってきたのかというと、彼もまた赤繁が犬を診察室に入れていたことに不審を抱いていたらしい。
やがて声や動きの封印からも解き放たれ、くるみは無事音羽署に大輔と戻る。
そこへ丸山課長がシャツのほつれを直してくれとくるみに裁縫針を見せると、針なんか見たくないと逃亡。
ちょっとトラウマを抱えてしまったのであった。
01-09-1 Blog


【今回の犯人】
赤繁医師
露見前
01-09-2 Blog

露見後
01-09-3 Blog


【罪状】
作中では不明。くるみの捜査目的は婦女暴行。

【レビューという名のツッコミどころ】
刑事(くるみ)と犯人(赤繁)が腹の探り合い、互いに物証を手にする(写真とヅラ)という初めての展開です。
以前の作品では第4話の石原社長がこれに近いですが、彼は、新人歌手に扮したくるみを怪しいと思いながらも物証なしでいきなりくるみに襲い掛かっているから、ちょっと違うしな…
赤繁は、知的な犯人ということである意味全キャラで一番アブない犯人と思います。ただ、犯罪のレベルが低すぎるのが難ですが。
大輔が犬が診察室にいるのはおかしいからと疑念を抱くのも珍しく納得性のある気付きのポイントでした。
主役がチート能力のせいでその部分が発揮できない分、ちょっと光ってましたよ、大輔。
それにしても昭和の赤ひげって…前も後ろも死語と化した単語の組み合わせだなぁ。
蛇足ですが、今回の被害者女性、彼女そっくり。

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