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ハートキャッチいずみちゃんファンブログ

名作「ハートキャッチいずみちゃん」を中心とした遠山光先生の作品を扱うブログです。

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旅だて!Jr.第3話

Jr.の災難!!

デパートで男前の店員が繰り広げるマジックセットの実演販売に心奪われるひろみ
対抗意識を燃やした和樹は、Jr.に泣きついてJr.が空気を吹き付けることで丸めた紙くずを宙に浮かせるマジック(?)を披露する。
それを見ていた超魔術師のドクターモリックに見込まれ、ケガをしてテレビ番組での定期ライブができない自分の代役を頼まれる。
渋る和樹だったが、客が女子大生やモデルだと聞き、目の色を変えてJr.の懸念もよそにあっさり承諾。成り行きでひろみもアシスタントとして参加することになった。
いざ本番となって舞台に上がった和樹だが、当然ことの成否はJr.任せ。
シルクハットからウサギを取り出すと披露したのは、Jr.にウサ耳を付けたひどい代物
客もひろみもそもそも本当にウサギなのか不審に思うが、和樹は無理やりJr.をしまい込むフリをして舞台の溝に落としてしまう。
続いて力量を疑わしげに見ていた女性客を舞台にあげ、下着を透視してみせると言い出す和樹。しかも、当てたらそのパンティを預けろなどとまで言い出し、女性客に了承させた。
問答を聞いていたJr.は自分の役割を察し、女性客のスカートの中を見上げ、パンティの色どころか柄や素材まで伝えたので、当てられた女性客は蒼白となり、しかし約束なので渋々そのパンティを脱ぎ指定された箱に放り込んだ。
和樹は「箱の中に大量のパンティが入っているので、そこからあなたの今脱いだパンティを100%引き当てさせる」と断言。もちろんその役目は箱に送り込まれたJr.。
だがパンティ山盛りの光景に我を忘れたJr.は、女性客がパンティを引き当てようとする手に絡まってバタつき、その動きが箱にあられてしまう。
和樹は咄嗟に「箱に邪気が籠もっている。あなたも悪霊にとり憑かれた」とこんどは女性を机に横たえさせ、Jr.には隙を見て台に設けた隠し穴から登れと指示を出し「上は天国(パラダイス)だよーん」と付け加えた。
意図が分からないJr.はやっとの思いで言われた穴をよじ登ると、そこは女性客のスカートの中だった。ノーパンだったため大切な部分がモロ出しでJr.に迫る。
パダライスだぁ!!」と大興奮するJr.。そして悪霊役をやればよいのだと和樹の意図をようやく察し、女性の身体を這い回る。
和樹はスカートに手を突っ込み、彼は彼でいいように触りまくる。
だがさすがに不審を覚えたひろみが和樹に割って入り、Jr.を捕まえて一同に披露。
だれもそれが和樹のナニとはさすが気づかないが、その分容赦なく虐待を加える。
焦った和樹はJr.を庇うが「なぜ悪霊を庇う」と突っ込まれ、和樹の立場が危うくなり始めた。
起死回生の作を目論んだ和樹は「炎のマジックを披露する」と股間に戻っていたJr.をファスナーを開いて引っ張り出し、あろうことかライターのガスを吸わせてJr.に火を噴かせようとし始めた。
物陰に隠れてモゾモゾする和樹を不審に思った女性客たちは和樹を引き戻すと、作業中だったため、ズボンのファスナーを開いてガスではちきれんばかりに膨張したJr.が現れた。露出狂以外のなにものでもないので、スタジオはパニックに陥る。
ドクターモリックも慌てて舞台にあがってコトを鎮めようとするが、その際咥えタバコをJr.に落としてしまい、それがガスに引火、股間から壮大な火柱が上がった。
その圧倒的な光景に客もひろみもモリックも打って変わって絶賛。
どうにか乗り切った和樹だったが、Jr.は黒コゲで放置されたままだった。
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【レビュー】
テレビスタジオって大火災に繋がりやすいから、禁煙厳守だったと思うんですが…確か。
相変わらずJr.は雑に扱われてるなぁ…
それはさておき、このエピソード、本作の中では最高だと思います(といっても全5話なんだけど)。
菊丸師匠おかえんなさい、といったところでしょうか。
密閉された空間で和樹のペースでお色気話が進み、でも最後は破綻してオチがつく。ハートキャッチいずみちゃんのノリそのものです。
惜しむらくは時代のせいもありますが、かなりお色気が狭められたこと。とはいえご開帳カットもありますから、それなりにポイントは高いんですが(Jr.邪魔!!)。ハートキャッチの4巻前半位のノリですかね。
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旅だて!Jr.第2話

影武者Jr.!!

前回ひろみを小板橋の毒牙から守り、「なんとなくいい感じ」の関係になった和樹とひろみ。
ある日ひろみが涙ぐみながらラグビー部の練習光景を見守っていたが、突如ラグビー部のマネジャーになると言い始めた。
和樹は、スポーツ進学校の本校においてラグビー部はレギュラー数すら確保できてない弱小のお荷物部だと警告するが聞き入れない。やがてひろみの動機がキャプテンの富士通(ふじとおる)だと察したかず気は危機感を募らせ、結局ひろみはマネジャー、和樹は選手として入部することになってしまった。
皮肉にも和樹が入部したことでレギュラー数を獲得できた部に活気がみなぎる。
意外にも和樹が俊足である事実がわかり、富士の判断でウイングを任されることになってしまった。
成り行きとはいえ、ラグビー部に居場所を見出した和樹だったが、それを苦々しく覗いていたのが前回の一件以来、水泳部を出禁になってしまい、逆恨みを鬱積させていた小板橋だった。
小板橋は、友人で強豪講談高校のラグビー部キャプテンを務める松浪に自分の学校のラグビー部が強いなどと吹聴して、大掛かりな交流試合をセッティングする。
試合当日、案の定キックオフと同時にこてんぱんにやられる和樹たち。
富士は闘志を失っていないが、和樹以下部員たちは明らかに戦意喪失の状態でハーフタイムとなった。
特ににわか部員の和樹は、荷物をまとめて逃げ出そうとしたが、Jr.に弱腰を嘲笑われてしまう。
反発を覚えながらもJr.の正論にぐうの音も出ない和樹だったが、ふとあることを思いつき、意気揚々とグランドに戻った。
後半が始まると、ボールから和樹に近づくなどなぜか不規則な動きを繰り広げ、徐々に点を取り戻していく。
それもそのはずで、ハーフタイム中にボールの中に和樹がJr.を仕込み、Jr.入りボールが和樹や部員たちに向かって方向転換していたのだった。
結局あと2点差にまで追いつくが、ここで和樹がペナルティキックを決めれば逆転で決着する場面になった。
和樹はボールを蹴り上げるが勢いが足らず、バーの上でふらついている。
だが、スカートを広げてボールを受け止めようとしているひろみを見つけたJr.は、本能的にバーの向こう側に落ち、ひろみのスカートの中に飛び込んだため、得点となってノーサイド。
感動したひろみはラグビーのメッカ、花園を目指そうと和樹に語りかけるが、これ以上ボールの中でかき回されてはたまらないと、Jr.入りボールは遠くへ逃げ出していくのだった。
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【レビュー】
スポーツ進学校、綾小路学園の設定が活きた唯一無二の回(といっても全5話しかないけど)です。
もともとはこうやってスポーツの助っ人に和樹が関わって毎回ドタバタするってコンセプトがあったんじゃないかなと推測してるんですが…どうかな?
それにしても、フェア云々はさておき、今回のようなJr.の使い方は、自分自身で仕込んでるとはいえ、和樹の安全的にどうなの?と思わざるを得ません。
第1話でもあったとおり、感覚は共有してますから、飛んだり跳ねたりしてたら、そーとーな痛覚が走ったのではないかと思うんですけど…
見方を変えると格闘技なんかには和樹は強いかもしれませんね。なんせ人体の急所が一箇所分離しちゃってるんだから。
でもそれは本体(和樹)の試合運びが若干有利になるだけでまさかJr.がしゃしゃり出るわけにはいかず、そうなるとJr.は基本的に離れて見守るしかできないから、ストーリー的には使いにくいかもなぁ…

旅だて!Jr.第1話

お手柄Jr.!!

いきなり幼馴染の黒木ひろみに「好きな人ができた」とこっ酷くフラれた山本和樹
10年前(つまり6歳)の「結婚する」という約束を純粋に守ってきた和樹には受け入れがたい衝撃の事実だったが、ひろみは「そんな過去覚えてる方が悪い」と謂わんばかりの態度でさっさと立ち去ってしまった。
その夜風呂場でその悔しさに身を震わせていた傷心の和樹は、足を滑らせ股間を強打。激痛に悶絶するがなんと見覚えのある自分の「Jr.」が水面に浮いている。
「ちんちんとれちゃったぁ!!」とパニックに陥る和樹。落ちたソレを拾い上げて股間に収めるとどうにかくっついたが、再び転げ落ちたりとなんとも心許ない。
翌日、Jr.の調子に不安を覚えながら歩いていた和樹は、ひろみをはじめ大勢の女生徒が一人の男子生徒を取り囲んでいる場面を目撃した。
その男は水泳部の小板橋。端正な顔、紳士的な人柄、おまけにグループの御曹司と和樹にないもの全てが揃っており、数多くの女生徒を虜にしているらしい。
だが、ウラの顔は「コマシの小板」と呼ばれるほど女癖が悪く、ひろみを案じる和樹は気が気でない。
どうやらまだひろみは小板橋と付き合うまでには至っていないが、これ以上関係を進展されては大変だと、対策を講じる和樹は、彼らが掲示していった水泳部の海外合宿ポスターに目を留める。
その参加費は、小板橋の小細工で男子のみ異常に高額でとうてい参加できるものではない。
しかしひろみを毒牙から守ろうと和樹は参加を決意、荷物持ちとして小板橋に泣きつき、同行を果たす。
現地に到着すると、ひろみに接近し小板橋に油断しないよう忠告するが、まったく聞き入れられない。
そうこうしているうちに和樹からJr.がまた離脱してしまった。
しかも不思議なことにJr.は、和樹とは独立した行動をし始め、彷徨ううちに水着に着替えてビーチに出てきたひろみと出会う。
突如足下に現れた異物に驚くひろみは勢い余ってJr.を踏みつけ、本体である和樹に激痛を与え、和樹はようやくJr.が行方不明になったと気づき、慌てて探し始める。
その頃当のJr.は、小板橋に割り箸でつままれて放り出されながらも、再びひろみに接近。
寝入ったひろみに貝殻を被り、水着の中に潜り込もうとするが、気づいたひろみにあっさりと捕まってしまった。
奇妙な貝だと思ったひろみは、中身(つまりJr.)を引きずり出そうと手を突っ込み、つまみ出そうとするが、それを予期していたのか、予め全身にサンオイルを塗っていたJr.は容易に掴むことができない。
ムキになってきたひろみは、何度も同じ仕草を繰り返し、一方Jr.はその繰り返しにより結果的にひろみから「おさわりサービス」を受けていることになってしまい、徐々にその悦楽におぼれ始める。
意識が朦朧としたその時、突如激しい熱さが襲う。貝の引っ張り出しを諦めたひろみは、いつのまにか貝殻ごとJr.をバーベキューのコンロに置き去りにし、小板橋と合流して去っていた。
小板橋は言葉巧みにひろみを人気のない場所に誘い込み、二人きりになると「コマシの小板橋」の本性を現して口説き始めた。その豹変ぶりにひろみは驚き、逃げ出そうとするが追い詰められてしまった。
一方ようやくJr.を捕まえた和樹はその現場を目撃し、いてもたってもおられず小板橋に殴りかかる。だが、腕力は遥かに小板橋の方が上回っていて、到底歯が立たない。Jr.は本体の和樹に肩入れするでもなくイチ傍観者を決め込んでいたが、やがて和樹がKOされ、続いてひろみの水着が脱がされていくのを見かね、ある奇襲に打って出た。
小板橋がひろみの水着を強引に奪うと、ひろみは恐怖のあまり失神した。
悦び勇んでひろみの大切な部分を覗き込んだ小板橋だったが、そこにはJr.が鎮座し、小板橋を睨みつけていた。
ひろみの股間に男のナニが生えていると驚いた小板橋はひろみを放り出して逃走。結果的にJr.がひろみを救ったことになったのを知り、喜ぶ和樹。
意識を取り戻したひろみは、失神中にまさか和樹のナニが這いずり回って救出されたなど思いもよらず、素直に和樹に感謝し、二人の距離感は少し縮まったのだった。
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【レビュー】
やはり一話あたりのページ量が多いとテキスト量も多いなぁ。当たり前だけど。
初回ということもあり、キャラクター紹介の要素も強く、量の割にはあまり中身はないのかな…いや、けなし的な意味ではなくね。
というか、和樹は、Jr.が取れてしまったことはともかく(?)それが勝手に意思を持って徘徊することには特に疑問を抱いてないようですね。いいのか、それで
ついでにいうとJr.と和樹の温度差が顕著なのが面白いですね。Jr.の方が冷静沈着というのがなんとも…それにヒロインひろみへの思いいれも違うみたい。
ヒロインひろみは…どうなんでしょ、このキャラ。ヒロインと呼んでいいのか首を傾げたくなります。というか節操がない
後々明確になってきますがJr.がイマイチひろみに反応しないのもなんとなくうなづけます。

旅だて!Jr.のレビュー始めます

「ハートキャッチいずみちゃん」「胸キュン刑事」「おてやわらかにぴんく!!」とレビューし続けてきましたが、ここまでやり遂げようかなと思います。
これまでに輪をかけて需要なさそうなんですけどね。ニッチにもほどがある。
遠山御大はこの後一旦小学館に移籍され(漫画家の所属や契約については疎いので、籍という言葉が適切かは知らないけど、まあ便宜上)、「ティンクル2アイドルスター」(どうタイトル書けばいいかわからん…)を描かれました。さらにその後講談社の青年誌であるミスターマガジン(現在休刊または廃刊)に戻ってきて「ハートにピアス」それからまぁ色々と…色んなところで描かれ…今に至ります。
つまり、遠山御大が講談社で活躍されていた(多分)最後の少年誌作品です。
そこまでがこのブログの役目というか…まぁ一つの節目ってことで…
5話しかないけどね
特筆すべきは基本的な視点が男側に立っていること。
つまり主人公である山本和樹は、マガジンという特性上、大多数の読者である男性の視点を代表してるともいえます。そういう意味では菊丸に近い立ち位置のため、共感を得やすい環境ではあったと思います。実際管理人もバカバカしさにおいては「胸キュン」「ぴんく」より高評価。
ただし「ハートキャッチいずみちゃん」を店じまいして僅かの間に時代は流転。お色気路線に戻ってはいますが、かなり抑え気味で、人気が得られたとはお世辞にもいえなかったかもしれません。5話しかないのもなんとなーく納得といったところでしょうか。

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