キャラクター紹介【ぴんく】

大海寺家の郵便受けに捨てられていた野良の子猫。裕也に拾われる。
自称1歳半。
しっぽにダメージを受けると少女の姿になる。
猫に戻る条件は意外と多岐に渡り、魚を食す、極度に興奮したり怯えたりしても戻ってしまう。
そのせいか苦手なものが非常に多く、犬、雷、ネズミなど様々なものが苦手。ただ、ネズミは当初は好物だったらしく、名前を聞いただけで、魚に対した時と同じリアクション(変身が解けかける)を見せた。
中途半端にネコ耳としっぽだけ戻した状態になる場面が多い。
基本的にマイペースで、特に序盤は人間になっても猫の自覚が抜けず、正体を知らない裕也をはじめ人々には奇矯な振る舞いをする残念な美少女と思われていた。
裕也に正体がバレてからは、徐々に人間としての振る舞いに慣れていき、掃除洗濯料理など家事全般に加え、時にツッコミすらこなせるようになった。
裕也を一途に慕い、同じく裕也に関心を寄せている杉本真奈とは犬猿の仲。また悪友たちに対しては鉄拳制裁も辞さないなど暴走しやすい一面がある。羞恥心はネコの本能のせいか乏しく、平然と全裸になる時があったり、かと思えばそれなりに恥ずかしがったりとバラつきが見られる。
【管理人からひとこと】
…あれ?
「少女の姿になっても人間の耳にあたる部位は髪の毛に隠れたままで、窺い知ることはできない」って一文掲載しようとしたら、ありましたよ耳。コミックカバーのネコ耳モードの印象が強いせいか常にもみ上げに隠れている印象がありましたが、実は普通に耳ありの姿が描かれています。これは意外な発見でした。
それにしてもネコ耳の歴史なんざ知ったこっちゃありませんが、ぴんくって元祖ネコ耳キャラなんですかね。
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おてやわらかにぴんく!!第24話(終)
また会う日まで!ぴんく
裕也のもとにカナダに赴任中の家族から手紙が来た。
内容は、家族が揃わないと寂しいということで裕也もカナダに留学するよう命じるものだった。
話を聞いた泉谷、桜井それに真奈は驚き、しかもその日程があさってと知ってさらに驚く。
出発の荷造りを手伝ってくれることになったが、真奈は裕也に騒ぎの元凶であるぴんくも連れて行くことに強い懸念を示す。
それを聞いたぴんくは大いに怒り、真奈の食事にだけ胡椒を大量に放り込む。
やがて夕食となって一同が食事を口に運ぶが、真奈は顔色一つ変えず黙々と完食してしまう。
不思議に思ったぴんくは後片付けをしながら真奈の皿を拭って舐めてみると、やはり激辛。思わず皿を取り落としたぴんくは割れた破片で指を切ってしまった。
そこにいつも間にか真奈が立っていて「もうすぐいなくなるかと思うと寂しい」と語りかけつつ自前のハンカチで止血してくれ、ぴんくは真奈が酷い味の料理を黙って食べてくれたことを察する。
食事後も皆が手際よく荷物をまとめる中、ぴんくは要領を得ず、他のメンバーに任せきりになる。
徐々に居心地の悪さを感じるぴんくだったが、そこへ裕也が真奈からプレゼントと遊園地のタダ券を見せ、翌日ふたりは遊園地へ赴く。
だがそこでもヒールをダメにしてしまった上、降り出した雨で身動きが取れなくなってしまい、結局裕也に助けられたぴんく。
自己嫌悪に陥ったぴんくは出立の当日空港で姿を消してしまう。
裕也と悪友たちは手分けしてぴんくを探すが見つからない。
真奈も当てもなくぴんくを探していると、前足に真奈のハンカチを巻きつけた子猫を見つけた。
子猫もまた真奈の姿を見て慌てて客室乗務員室に逃げ込む。全てを察した真奈は、その後を追い「姿を見せて」と子猫に呼びかける。
ぴんくもまた、その真奈の言葉に心を打たれ、意を決して真奈の前に現れた。猫から戻ったばかりのぴんくは当然素っ裸。猫が人に化けるという現実に戸惑いながらも真奈はロッカーから衣装を取り出してぴんくに投げつける。
ついにぴんくと合流できないまま機上の人となった裕也。
そこに聞きなれた妙な声が飛び込んでくる。
振り返ると客室乗務員の格好をしたぴんくが裕也の傍らに立っていた。
「またわたしを拾ってくれる?」

【レビュー】
最後のサブタイトルすごいな。「また会う日まで!ぴんく」って言葉として成立してない…というか、こじれて変な言葉になっちゃってる気が…まぁいいか。
真奈の潔さが際立った回であり(というより切り替えの早さとも…)ぴんくの数あるエピソードのうち、一番好きでもあります。
それにしても手紙よこして明後日には留学というのも酷い話です。しかもその理由が親が寂しいからって…
全然子どもの都合考えてないだろ。この両親。
はい、ということで「おてやわらかに!ぴんく」も本稿をもってあらすじ紹介終了。
ぴんくのキャラ紹介をしてぴんく絡みは撤収かな。
裕也のもとにカナダに赴任中の家族から手紙が来た。
内容は、家族が揃わないと寂しいということで裕也もカナダに留学するよう命じるものだった。
話を聞いた泉谷、桜井それに真奈は驚き、しかもその日程があさってと知ってさらに驚く。
出発の荷造りを手伝ってくれることになったが、真奈は裕也に騒ぎの元凶であるぴんくも連れて行くことに強い懸念を示す。
それを聞いたぴんくは大いに怒り、真奈の食事にだけ胡椒を大量に放り込む。
やがて夕食となって一同が食事を口に運ぶが、真奈は顔色一つ変えず黙々と完食してしまう。
不思議に思ったぴんくは後片付けをしながら真奈の皿を拭って舐めてみると、やはり激辛。思わず皿を取り落としたぴんくは割れた破片で指を切ってしまった。
そこにいつも間にか真奈が立っていて「もうすぐいなくなるかと思うと寂しい」と語りかけつつ自前のハンカチで止血してくれ、ぴんくは真奈が酷い味の料理を黙って食べてくれたことを察する。
食事後も皆が手際よく荷物をまとめる中、ぴんくは要領を得ず、他のメンバーに任せきりになる。
徐々に居心地の悪さを感じるぴんくだったが、そこへ裕也が真奈からプレゼントと遊園地のタダ券を見せ、翌日ふたりは遊園地へ赴く。
だがそこでもヒールをダメにしてしまった上、降り出した雨で身動きが取れなくなってしまい、結局裕也に助けられたぴんく。
自己嫌悪に陥ったぴんくは出立の当日空港で姿を消してしまう。
裕也と悪友たちは手分けしてぴんくを探すが見つからない。
真奈も当てもなくぴんくを探していると、前足に真奈のハンカチを巻きつけた子猫を見つけた。
子猫もまた真奈の姿を見て慌てて客室乗務員室に逃げ込む。全てを察した真奈は、その後を追い「姿を見せて」と子猫に呼びかける。
ぴんくもまた、その真奈の言葉に心を打たれ、意を決して真奈の前に現れた。猫から戻ったばかりのぴんくは当然素っ裸。猫が人に化けるという現実に戸惑いながらも真奈はロッカーから衣装を取り出してぴんくに投げつける。
ついにぴんくと合流できないまま機上の人となった裕也。
そこに聞きなれた妙な声が飛び込んでくる。
振り返ると客室乗務員の格好をしたぴんくが裕也の傍らに立っていた。
「またわたしを拾ってくれる?」

【レビュー】
最後のサブタイトルすごいな。「また会う日まで!ぴんく」って言葉として成立してない…というか、こじれて変な言葉になっちゃってる気が…まぁいいか。
真奈の潔さが際立った回であり(というより切り替えの早さとも…)ぴんくの数あるエピソードのうち、一番好きでもあります。
それにしても手紙よこして明後日には留学というのも酷い話です。しかもその理由が親が寂しいからって…
全然子どもの都合考えてないだろ。この両親。
はい、ということで「おてやわらかに!ぴんく」も本稿をもってあらすじ紹介終了。
ぴんくのキャラ紹介をしてぴんく絡みは撤収かな。
キャラクター紹介【大海寺葉月】

裕也の実妹でかなり気が強い。現在カナダに両親と留学中。
夏休みを利用して帰国するが、裕也が必死で匿うぴんくの存在にうすうす感づき、家探しするなど勘も鋭い。
ジョンという(多分カナダ国籍の)ボーイフレンドあり。ただし恋仲なのかは不明。
ブラジャーのサイズが合わないことから少なくともぴんくよりは貧乳。
【管理人からひとこと】
本編レビューでも触れましたが、第1話に裕也によって留学中だと存在だけ語られ、実際に連載後半に登場しています。
なぜその存在だけちゃんと設定されていたかといえば、なんのこたぁない「男が女物の衣類を自由に扱える状況」を作り出すためだったんですね。つまりぴんくに服を手っ取り早く着せるためにそんな設定が必要だったってことです。
と、いうわけで中々不憫な出自ではありますが、とはいえ、ツッコミ気質、しかも眼鏡っ娘ってのは、遠山ワールドにおいて相当珍しい存在なのでお気に入りではあります。