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ハートキャッチいずみちゃんファンブログ

名作「ハートキャッチいずみちゃん」を中心とした遠山光先生の作品を扱うブログです。

おてやわらかにぴんく!! 第9話

女子プロレスラーぴんく!?

前回の女子プロレス観戦でぴんくが行方不明になり、意気消沈する裕也。しかし、当のぴんくはレスラーとしてテレビに平然と映っていた。
覆面レスラーなのに覆面をしていない新鮮な覆面レスラーぴんくは、マイクを向けられ嬉々としてインタビューに応じているが、おしゃべりが過ぎると背後からパートナーの山崎弥生が割って入り、インタビューを強引に打ち切ってしまった。
ぴんくは成り行きでレスラーになったが、弥生もまたプロレスには関心が低く、歌手デビューするためのステップとしか考えておらず、そんなはぐれモノ同士、ぴんくとは妙にウマが合うらしい。
食堂に行くと悪役レスラーのデビル笹身を筆頭とするデビル軍団と遭遇。前回試合をめちゃくちゃにされた遺恨からか、小競り合いになりかけた。幸いコミッショナーが現れたためその場は立ち消えになったが、火種は残される。
コミッショナーは、ピンクパンサーことぴんくのデビュー戦が非常に評判が良かったことを受け、ぴんくと弥生のワイルドエンジェルズと名づけたタッグデビューを発表する。

翌日、ぴんくの所在が掴めた裕也たちは合宿所に乗り込んできた。
だがそこで出くわしたのはデビル軍団。あっという間に捕まり、ぴんくたちのいるリングに投げ込まれる。
男にうつつを抜かしてプロレスができるわけがない、甘く見るなとデビルはぴんくを罵り、同時に頼りない裕也を嘲笑する。
裕也をバカにされ、ぴんくはついに激怒。耳を尖らせ、しっぽを垂らし、威嚇する。
リングコスチュームの演出と思った笹身は、ひるみながらも全面戦争を宣告するのだった。
P09.jpg

【レビュー】
前回も書きましたが、だーれも気づいてないんですね。人違いだって。
コーチやコミッショナーですら間違うって、誰とどんな契約で入門したんだ本物のピンクパンサーさんは…
新キャラ山崎弥生は…まあクッション役でしょうね。裕也の代理に近い。それにしても彼女、志低いな。歌手デビューの踏み台としてレスラーやるんなら、そりゃデビルさんも怒りますって。
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おてやわらかにぴんく!! 第8話

ぴんくの女子プロレス観戦

元々は裕也泉谷桜井の三人で観戦する予定だった女子プロレスにぴんくがついてきてしまった。
開幕を待つ間、独り廊下に出ていたぴんくは脱ぎ捨てられたガウンを見かけ、思わず袖を通していると、ピンクさんと呼び止められて連れて行かれてしまった。
やがて裕也たちが見守るリングに女子レスラーが現れた。その中の一人、覆面レスラーのザ・ピンクパンサーは実はマスクを被せられたぴんくだった。ピンクパンサーのガウンを着ていたぴんくは本人と間違えられリングに上がらされてしまったらしい。
悪役レスラーのデビル笹身がいきなり攻撃をしかけるが、ぴんくにはなんのことだがさっぱりわからない。
だがそこは猫のぴんく。すばやい身のかわしで攻撃を寄せ付けない。
やがてぴんくは客席の裕也を見かけ、試合などお構いなしで近寄る。覆面レスラーに知り合いのいない裕也は困惑するが、その正体がぴんくではないかと思い至る。
そこへデビル笹身がラリアットを繰り出すが、それはぴんくではなく、裕也を直撃してしまった。
失神した裕也を見て激怒したぴんくは、ルール無用でデビルに反撃する。意図こそしていないが、プロレス技も次々と決まり、最後にはデビルサイドの乱入もあり、結果的に場は大いに盛り上がる。
意識をとりもどした裕也はぴんくを探すがどこにもいない。
ぴんくはその後本当にレスラーとして他のメンバーとともに撤収してしまったのだった。
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【レビュー】
さあこれからどうなる?的な「引き」の終わり方をする珍しい回です。いや、厳密には第6回もそうだったんですが。
後の復刻版で遠山御大が語っていましたが、女子プロレスがマイブームだったため、無理やりプロレス話に持ち込んだそうです。
しかし、取り違いからぴんくがリングにあがるのは、まぁ別にいいんですけど、いくらなんでも一緒になって撤収ってのはちょっと変。だって本物のピンクパンサー立場ないでしょ。どうなったんだろう彼女…

おてやわらかにぴんく!! 第7話

ぴんくとおじゃまな子猫

前回、晴れて(?)ぴんくの正体を裕也も知るところなり、そうなったからには堂々と猫耳やしっぽを露出したまま家をうろつくようになったぴんく。裕也は困惑しきり。
ある日、裕也の友人からしばらく子猫を預かることとなった。嫉妬心むき出しのぴんくだったが、そんな心情などお構いなしに裕也はぴんくにも世話をするよう言いつける。
血統書つきの高級猫を預かったせいか、裕也は下へも置かない優遇振りで同じ猫でありながら格差をつけられたぴんくはますます不満を募らせる。
ついには裕也の隣で寝るという定位置まで奪われる始末。
子猫はよくぴんくになついたが、その後も子猫の世話に追われるぴんくは、目を放した隙に子猫を洗濯機に落として溺れさせてしまい、裕也から大目玉を食らう。
ぴんくもついに堪忍袋の緒が切れ、家を飛び出してしまった。
あてもなく彷徨っていると、ペットショップを見つけ、そこでケージに陳列された子猫たちを目の当たりにする。
親のいない物寂しげな様子を見て、ぴんくは子猫のことが心配になり慌てて家に帰る。
家に恐る恐る戻ると、子猫はすっかり元気になっていた。
一方ぴんくを叱りすぎたと反省し、街中を探し回っていた裕也だったが、結局ぴんくを見つけられず落胆して戻ってきた。
居間でぴんくと子猫が添い寝しているのを見つけ安堵する裕也だった。


【レビュー】
正体が明らかになって最初の回ですが、なぜにぴんくが猫に嫉妬するのかは正体の露見ありきですから、裕也とぴんくの価値観が近づき、話としてはかなり交通整理された気はします。
というか、ぴんくの人間界の適応能力高いなあ。もう箸も使いこなすし、家事、掃除、洗濯を切り盛りできているから大したものです。
この勢いなら字も読めそうだな。こいつ。

おてやわらかにぴんく!! 第6話

ぴんくの海水浴

クラスメイトと海水浴にやってきた裕也
留守番が気に入らないぴんくは、真夏にコート、ハンチング帽、サングラスにマスクという異様ないでたちで後を追う。猫のまま尾行した方が確実と思うけど
クラスメイトのひとり杉本真奈と親しく時を過ごしているのを見たぴんくは嫉妬に駆られ、二人の仲を妨害しようと目論む。
二人は海の家に入るが、ぴんくはしっぽを駆使して真奈にところ天を振りかけるなど、結構悪辣な妨害行為をやらかす。
嫌気がさした二人は店を出るが、さすがに裕也は異様な風体の人物(もちろんぴんく)に気づきその正体を暴く。突然のぴんくの登場に訝しがる真奈に、泉谷たちがぴんくを裕也の彼女と紹介し、真奈を動揺させる。
気まずい雰囲気を解消しようと、泉谷たちは、ビーチバレーでお茶を濁そうとするが、ボールを見て猫の習性で興奮したぴんくはひとりで遊び始める。スイカ割りをやっても棒で仲間を叩き割ろうとするなどすっかりイタい存在になってしまった。
ぴんくの振る舞いにあきれ果てた一同だったがそこに激しい夕立が襲う。
真奈は、皆を引き連れて海の家に引き上げ、一方まだ遊ぶと騒ぐぴんくは裕也を無理やり残す。
だが雨脚はますます激しくなり、仕方なく二人は近場の洞窟に身を潜める。
ようやく雨を凌いだものの、雷鳴が轟き、そのショックでついにぴんくは裕也の目の前で子猫に戻ってしまった
目の前のできごとが信じられず、裕也はひとり呆然とするのだった。
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【レビュー】
ついに登場しました杉本真奈。彼女が作品に非常に良いアクセント(というかツッコミ)となってくれています。ここまでは一方的にぴんくに人間サイドが振り回されるばかりでした。
基本的に裕也は常識人であるものの、流されやすい一面があります。また今回のお話以降、こんどはぴんくの正体を隠すことに腐心するので、単純なツッコミではなくなる(正体を守るために、いっしょになってボケざるを得ない)ので、もうひとりのツッコミ役は不可欠でした。
その点では、常識人でありながら、ぴんくの正体を知らず、かつぴんくと敵対するという真奈は非常に貴重な存在です。

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