ハートキャッチいずみちゃん 第53話
スキー新操作法
【あらすじ】
スキーに訪れた主人公一行。
雪山の中腹にいる一行だが冒頭からいきなりいずみは機嫌が悪い。
それもそのはずで、いずみは菊丸の不注意で真冬の池に突き落とされ、スキーウェアがずぶ濡れになっていた。
菊丸は自分の責任を棚に上げて「気短になるとダメね」とリンダにこっそり愚痴るがそれを聞きつけたいずみは「乾かしたいから、早く山小屋に案内してよ!!」と怒鳴り散らす。
大声を出さないよう、慌てていずみをなだめる菊丸。指差した立て看板をいずみが見ると「雪崩に注意」と書かれている。
そんな危険なところなのかと不安になるいずみだったが、一刻を争うため、仕方なく菊丸が知るという山小屋を目指す。
ようやくたどり着いた山小屋はめったに人が来ないせいか、古びてボロボロの代物だった。
とはいえ、囲炉裏に火をくべ、その上で濡れたスキーウェアを乾かすと同時に、下着姿ではあるものの火に当たることでようやく安堵するいずみ。
なぜかリンダまでいずみと同じパンティ一枚という格好で火に当たっている。
しかし安心したのもつかの間、山小屋が突然揺れ始める。
地震かとパニックに陥る一行だったが、すぐにそれが雪崩によるものだと気付く。
雪崩によって引き起こされた揺れで服をかけていたロープがはずれ、スキーウェアが囲炉裏に落下。いずみとリンダは着ていた服を身に着けていたパンティ以外全て失ってしまった。
雪崩は小屋を丸ごと飲み込み、ようやく収まる。
ドアが開かなくなったので、残る出口は高いところにある窓だけになった。
外に出ることはやぶさかではないものの、パンティ一丁で窓を這い上がることに抵抗を訴えるいずみ。
菊丸は「手伝うから」と申し出て、いずみを肩車で担ぎ上げる。
パンティの布地越しに菊丸の髪の毛が大切な部分をチクチクと刺激するのか、思わずいずみが「…うっ」と表情を緩めた瞬間、菊丸はくるりと体を180度回転させ、いずみの股間に顔を埋めてしまう。
「どっち向いてるの~!?」と抗議するいずみ。
次の瞬間、菊丸の「前が見えにゃ~い!!」という絶叫をあげると、その声の振動がダイレクトにいずみの股間を震わせる。
「あ…ああっ!!声が…下腹部にひびくっ!!」
目がトロンと蕩け、菊丸にされるがままになってしまういずみ。
パンティに菊丸の生温かい吐息が吹き付けられ、絡みつくが、時折「あっあっ」と喘ぎながら、抵抗する様子はない。
一方菊丸はいずみを不自然な体勢で肩車しているため、ふらついて中々窓に辿り着かない。
見かねたリンダがいずみごと菊丸を誘導し、いずみはようやく窓にしがみつくことができた。
それでも菊丸はいずみのパンティの中に手を入れるなどやりたい放題。
ようやく正気を取り戻したいずみは、菊丸を蹴り上げてやっとのことで窓から這い出る。
外界はあたり一面雪崩によって埋め尽くされ、小屋の外に置いておいたスキーも飲み込まれてしまっていた。
菊丸は小屋から板切れ2枚とロープ、傘、それに一人乗りのソリを持ち出してきた。
板切れを使ったスキーでいずみとリンダが、ソリで菊丸がロッジまで戻ることになったが、その配置にいずみは少々不満げ。だが「だって君達のほうがスキー上手いから」と菊丸は聞く耳を持たず、いずみを板の前部、リンダを後部に乗せて二人乗りにすると、リンダの腰にロープを巻きつけ淡々と準備をすすめる始末。
ロープを手にした菊丸は、御者のように操ってスキー役のいずみとリンダを滑降させ始める、
無理に二人乗りしているので、すぐにバランスを崩したいずみは四つんばいになって、足が徐々に開き始める。
菊丸にバックリと開いたいずみとリンダの両足が迫る。菊間はロープを手繰り寄せ、その足の間を抜けて二人の腹の下に潜り込む。
いずみの真下にまでやってきた菊丸は「冷たくなって…」とおっぱいを撫で回す。
その時弾みでくしゃみをした菊丸は、唾液や鼻水をおっぱいにまき散らし、さらにそれらの体液が凍ってしまった。
「ごめんごめん温めて溶かすから」とおっぱいに迫る菊丸だったが、ゲレンデの凹凸が激しいところに来てしまい、激しく揺れた結果凍った乳首が菊丸の鼻の穴にはまってしまう。
菊丸はいずみのおっぱいとともにゲレンデの凹凸に合わせて上下に揺れ動き、いぅみのおっぱいの柔らかさを存分に味わう。一際大きな揺れでようやくおっぱいと鼻は分離したもののいずみは「ロッジまでもたなーい」と涙を浮かべて訴える。
それを聞いた菊丸が懐から取り出したのは、糸をつけた洗濯バサミだった。この洗濯バサミをいずみの両乳首に噛ませると菊丸は糸を持ったまま自分が乗ったソリをいずみたちの後方に戻す。
バランス取りのため手が離せないいずみは当然「はずしなさーい!!」と激昂するが、その間前方には全く目が届かない。リンダの指摘でようやく我に返った時には、切り株が目の前に迫っていた。
そこで菊丸が早速糸を手繰る。左側の乳首が洗濯バサミによって強く引かれ、いずみは「いたぁーい!!」と絶叫するものの、反射的に体が傾き、切り株への衝突は避けられた。続いて岩が接近するも今度は右乳首を引っ張られ、同様に舵を切り、難を逃れる。
一難去ってまた一難。今度は小さな段差が迫ってきた。
菊丸は両方の糸をリズムを取りながらタイミングを計り、いずみはその手応えが乳首に伝わるたびに「あ、あん!?」と息を乱しながら反応する。
菊丸がグイッと糸を手繰るといずみの体は飛び上がり、段差を見事にクリアする。
リンダは「ナイスコントロール!!」と菊丸を讃えるが、いずみは「ほめるんじゃありません!!」と怒りを隠さない。
だが今の弾みでソリとリンダの腰に結わえたロープが緩み始めた。
危険を感じた菊丸は咄嗟に持っていた傘の柄を伸ばしてリンダのパンティに引っかける。
菊丸に引かれたパンティは徐々に脱げ、リンダのおしりが見え始める。このままパンティを脱がそうとする菊丸だったが、ソリが石につまづき、菊丸はごろごろと回転してしまった。
体勢を立て直したときにはリンダのパンティは大きくねじれ、リンダのおしりに食い込んでいる。
リンダのパンティは紐パンだったため、食い込みが限度を超えるとあっさり片方の結び目が解けてしまった。
そこで菊丸は上級者コースに舵を切り、体を激しく動かさせることで、パンティを脱がそうと試みる。
目論見どおりあと少しのところまで脱がせるも、三人は崖に向かって突進し、そのまま落下してしまった。
パンティが完全に脱げ、大きく足を開いたまま落ちるリンダ。その露になった大切な部分を一目覗こうと落ちながらも凝視する菊丸。
だが、ちょうど逆光が菊丸の視界を遮り、結局見えないまま三人は崖下に転落。
幸い雪で怪我もなかったものの、他のスキー客にあられもない姿を見られるはめになってしまった。
結局スキーもスキーウェアも失ったいずみたちのために、菊丸はソリを引いて奉仕することになったのだった。

【レビュー】
「ハートキャッチいずみちゃん」ってもともと人の体のごく一部を巡ってちまちました戦いが見ものなので、お話にスピード感は大事ですが、物理的にスピード溢れる状況下ってのはそんなにいらないよねといった感想を持ってしまうエピソードです。
無理にスキーで脱出しなくても、山小屋で脱出を試みる舞台設定だけで充分話は転がせたと思います。
というかどちらかというと前半のいずみのイジられ具合の方が、妙に艶かしい。
リンダの後半の頑張り(?)が霞んでしまうほど印象的ないずみの表情が随所に出てきます。
ちょっと惜しい感のある回でした。
【あらすじ】
スキーに訪れた主人公一行。
雪山の中腹にいる一行だが冒頭からいきなりいずみは機嫌が悪い。
それもそのはずで、いずみは菊丸の不注意で真冬の池に突き落とされ、スキーウェアがずぶ濡れになっていた。
菊丸は自分の責任を棚に上げて「気短になるとダメね」とリンダにこっそり愚痴るがそれを聞きつけたいずみは「乾かしたいから、早く山小屋に案内してよ!!」と怒鳴り散らす。
大声を出さないよう、慌てていずみをなだめる菊丸。指差した立て看板をいずみが見ると「雪崩に注意」と書かれている。
そんな危険なところなのかと不安になるいずみだったが、一刻を争うため、仕方なく菊丸が知るという山小屋を目指す。
ようやくたどり着いた山小屋はめったに人が来ないせいか、古びてボロボロの代物だった。
とはいえ、囲炉裏に火をくべ、その上で濡れたスキーウェアを乾かすと同時に、下着姿ではあるものの火に当たることでようやく安堵するいずみ。
なぜかリンダまでいずみと同じパンティ一枚という格好で火に当たっている。
しかし安心したのもつかの間、山小屋が突然揺れ始める。
地震かとパニックに陥る一行だったが、すぐにそれが雪崩によるものだと気付く。
雪崩によって引き起こされた揺れで服をかけていたロープがはずれ、スキーウェアが囲炉裏に落下。いずみとリンダは着ていた服を身に着けていたパンティ以外全て失ってしまった。
雪崩は小屋を丸ごと飲み込み、ようやく収まる。
ドアが開かなくなったので、残る出口は高いところにある窓だけになった。
外に出ることはやぶさかではないものの、パンティ一丁で窓を這い上がることに抵抗を訴えるいずみ。
菊丸は「手伝うから」と申し出て、いずみを肩車で担ぎ上げる。
パンティの布地越しに菊丸の髪の毛が大切な部分をチクチクと刺激するのか、思わずいずみが「…うっ」と表情を緩めた瞬間、菊丸はくるりと体を180度回転させ、いずみの股間に顔を埋めてしまう。
「どっち向いてるの~!?」と抗議するいずみ。
次の瞬間、菊丸の「前が見えにゃ~い!!」という絶叫をあげると、その声の振動がダイレクトにいずみの股間を震わせる。
「あ…ああっ!!声が…下腹部にひびくっ!!」
目がトロンと蕩け、菊丸にされるがままになってしまういずみ。
パンティに菊丸の生温かい吐息が吹き付けられ、絡みつくが、時折「あっあっ」と喘ぎながら、抵抗する様子はない。
一方菊丸はいずみを不自然な体勢で肩車しているため、ふらついて中々窓に辿り着かない。
見かねたリンダがいずみごと菊丸を誘導し、いずみはようやく窓にしがみつくことができた。
それでも菊丸はいずみのパンティの中に手を入れるなどやりたい放題。
ようやく正気を取り戻したいずみは、菊丸を蹴り上げてやっとのことで窓から這い出る。
外界はあたり一面雪崩によって埋め尽くされ、小屋の外に置いておいたスキーも飲み込まれてしまっていた。
菊丸は小屋から板切れ2枚とロープ、傘、それに一人乗りのソリを持ち出してきた。
板切れを使ったスキーでいずみとリンダが、ソリで菊丸がロッジまで戻ることになったが、その配置にいずみは少々不満げ。だが「だって君達のほうがスキー上手いから」と菊丸は聞く耳を持たず、いずみを板の前部、リンダを後部に乗せて二人乗りにすると、リンダの腰にロープを巻きつけ淡々と準備をすすめる始末。
ロープを手にした菊丸は、御者のように操ってスキー役のいずみとリンダを滑降させ始める、
無理に二人乗りしているので、すぐにバランスを崩したいずみは四つんばいになって、足が徐々に開き始める。
菊丸にバックリと開いたいずみとリンダの両足が迫る。菊間はロープを手繰り寄せ、その足の間を抜けて二人の腹の下に潜り込む。
いずみの真下にまでやってきた菊丸は「冷たくなって…」とおっぱいを撫で回す。
その時弾みでくしゃみをした菊丸は、唾液や鼻水をおっぱいにまき散らし、さらにそれらの体液が凍ってしまった。
「ごめんごめん温めて溶かすから」とおっぱいに迫る菊丸だったが、ゲレンデの凹凸が激しいところに来てしまい、激しく揺れた結果凍った乳首が菊丸の鼻の穴にはまってしまう。
菊丸はいずみのおっぱいとともにゲレンデの凹凸に合わせて上下に揺れ動き、いぅみのおっぱいの柔らかさを存分に味わう。一際大きな揺れでようやくおっぱいと鼻は分離したもののいずみは「ロッジまでもたなーい」と涙を浮かべて訴える。
それを聞いた菊丸が懐から取り出したのは、糸をつけた洗濯バサミだった。この洗濯バサミをいずみの両乳首に噛ませると菊丸は糸を持ったまま自分が乗ったソリをいずみたちの後方に戻す。
バランス取りのため手が離せないいずみは当然「はずしなさーい!!」と激昂するが、その間前方には全く目が届かない。リンダの指摘でようやく我に返った時には、切り株が目の前に迫っていた。
そこで菊丸が早速糸を手繰る。左側の乳首が洗濯バサミによって強く引かれ、いずみは「いたぁーい!!」と絶叫するものの、反射的に体が傾き、切り株への衝突は避けられた。続いて岩が接近するも今度は右乳首を引っ張られ、同様に舵を切り、難を逃れる。
一難去ってまた一難。今度は小さな段差が迫ってきた。
菊丸は両方の糸をリズムを取りながらタイミングを計り、いずみはその手応えが乳首に伝わるたびに「あ、あん!?」と息を乱しながら反応する。
菊丸がグイッと糸を手繰るといずみの体は飛び上がり、段差を見事にクリアする。
リンダは「ナイスコントロール!!」と菊丸を讃えるが、いずみは「ほめるんじゃありません!!」と怒りを隠さない。
だが今の弾みでソリとリンダの腰に結わえたロープが緩み始めた。
危険を感じた菊丸は咄嗟に持っていた傘の柄を伸ばしてリンダのパンティに引っかける。
菊丸に引かれたパンティは徐々に脱げ、リンダのおしりが見え始める。このままパンティを脱がそうとする菊丸だったが、ソリが石につまづき、菊丸はごろごろと回転してしまった。
体勢を立て直したときにはリンダのパンティは大きくねじれ、リンダのおしりに食い込んでいる。
リンダのパンティは紐パンだったため、食い込みが限度を超えるとあっさり片方の結び目が解けてしまった。
そこで菊丸は上級者コースに舵を切り、体を激しく動かさせることで、パンティを脱がそうと試みる。
目論見どおりあと少しのところまで脱がせるも、三人は崖に向かって突進し、そのまま落下してしまった。
パンティが完全に脱げ、大きく足を開いたまま落ちるリンダ。その露になった大切な部分を一目覗こうと落ちながらも凝視する菊丸。
だが、ちょうど逆光が菊丸の視界を遮り、結局見えないまま三人は崖下に転落。
幸い雪で怪我もなかったものの、他のスキー客にあられもない姿を見られるはめになってしまった。
結局スキーもスキーウェアも失ったいずみたちのために、菊丸はソリを引いて奉仕することになったのだった。

【レビュー】
「ハートキャッチいずみちゃん」ってもともと人の体のごく一部を巡ってちまちました戦いが見ものなので、お話にスピード感は大事ですが、物理的にスピード溢れる状況下ってのはそんなにいらないよねといった感想を持ってしまうエピソードです。
無理にスキーで脱出しなくても、山小屋で脱出を試みる舞台設定だけで充分話は転がせたと思います。
というかどちらかというと前半のいずみのイジられ具合の方が、妙に艶かしい。
リンダの後半の頑張り(?)が霞んでしまうほど印象的ないずみの表情が随所に出てきます。
ちょっと惜しい感のある回でした。
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ハートキャッチいずみちゃん 第52話
おもち騒動!!
【あらすじ】
年の瀬を迎え、温泉で新年を迎えようと旅館に滞在しているいずみ、千春、菊丸。
部屋では三人が大きなおもちを細かく切り分け、火鉢で温めて美味しそうに食べている。
「つきたてのおもちって美味しい」と喜ぶ千春と菊丸だが、いずみだけは「このおもち本当に食べて大丈夫なの?」と不安げ。
実はこのおもち、菊丸が宴会場に置かれていたものを無断で持ってきたものだった。「二つもあったんだから一つくらいいいんじゃない?」といずみに言う菊丸だったが、廊下のざわつきに気づく。
一行が外に出てみると、旅館の従業員が何かを探している。何かあったのかと菊丸が問いかけると、番頭さんが「おもちが無くなってしまったんです」と困惑しながら話してくれた。
聞けばこの旅館では毎年大きな鏡餅を作って、供えているのだが、そのうちの一つが消えてしまったとのこと。もうすぐ旅館の社長がその出来具合を見に来るので、大騒ぎになっているのだった。
当然、心当たりのある三人は顔面蒼白になる。特にいずみはおもちの出所を気にしていただけに菊丸に激怒。
だが結果的にとはいえ、いずみも食べてしまい、共犯になってしまったので、旅館側に気づかれないよう、いずみは菊丸に「どうする気?半分以上食べちゃって…」とささやいて迫る。
「ぼくたちも探してみます」と申し出ていったん菊丸はいずみと千春を部屋へ連れ戻す。
しばらくして、誰もいなくなった宴会場に菊丸たちの姿があった。
そこにいるのは菊丸と千春だけだった。いずみの姿はどこにもない。
宴会場の床の間には四方を布で覆った台座が置かれ、そこに大きなおもちが供えられていた。
上から橙、持ち出されなかったおもち、そしておもちらしきものの三段重ねになっている。
下段のそれは、丸みを帯びて色白で確かにおもちのようではあるが、中央に大きな筋が入っていて、妙に艶めかしく、時折プルプルと動いている。
「これなら立派にお供えに見えるじゃないか!!」と得意げな菊丸。
千春も「色が白くて…本物みたい!!」と納得している。
納得いかないのはいずみだった。そのおもちの正体はいずみのおしりだった。
穴を開けた板から、膝まで下ろしたパンティ以外、何一つ身に纏っていないいずみがまんぐり返しでおしりを出し、その上におもちや橙を乗せてお供えに仕立てたのだった。
少しでも気を緩めると大切な部分が丸見えになってしまうので、おしりを締め上げながら「な、なんでわたしのおしり使うわけ!?責任取らなきゃいけないのは菊丸くんじゃない!!」と抗議するが菊丸に「あのおもちの大きさに見合うのはいずみちゃんのおしりしかないんだよ」と諭されてしまう。
恥ずかしさと怒りと興奮でおしりに青筋を浮かべるいずみだったが、そこへ社長をはじめとする旅館関係者が宴会場にやってきてしまったので、結局いずみはおもち姿を継続せざるをえなくなる。
おもちの出来具合を気にする社長にまだ紛失したことを報告できていない番頭さんだったが、床の間におもちが整えられていたので、目に涙を浮かべて菊丸に感謝する。菊丸や番頭さんたちが遠巻きに見守る中、社長は一人おもちに近づいて確認し始めた。
社長は当初、おもちの出来に満足げだったが、やがて「何じゃこれは!!」と何かに気付いて大激怒。
怒りに身を震わせながらおもちを指差している。
(しまった、おしりの割れ目が丸見え!!ば、ばれた!?)と焦るいずみと菊丸。
次の瞬間いずみに衝撃が走る。
「こんな大きなヒビが入っとるじゃないか!!」
社長の枯れた指がいずみのおしりの割れ目に深々と突っ込まれる。しかもその位置は大切な部分でもあった。
「-!!」
声にならない悲鳴をあげるいずみ。
番頭さんたちは「あのおもち動いたような…」と若干不審を抱いたが、どうやら社長本人は老眼という事もあり、おしりだとはばれなかったらしい。
社長は「近頃の若いもんはすぐ手を抜きおって」と上段のおもちを少し引きちぎって練ると「こうやって穴埋めするんじゃあ!!」といずみのおしりの割れ目に塗り込みはじめた。
「~!!」
再び襲う社長の指攻めにいずみは必死で耐えるしかない。
結局いずみのおしりの割れ目はおもちで埋め尽くされ、つるんとした一つのドーム状になった。
するとようやく満足した社長に番頭さんが「では一筆を…」と筆を渡す。
戸惑う菊丸に旅館のスタッフが「毎年おもちに社長が一字を書くんだ」と教えてくれた。
社長は少し考えた後、10センチ四方くらいの小さな半紙をいずみに塗りつめたおもちの部分に貼り付け、筆を走らせる。
おもち越しとはいえ、その筆攻めはまたいずみにとって初めての経験だった。時折ビクッビクッとおしりを揺らせて反応する。
だが、それはごく一瞬の出来事だった。
「寿」
と書き終えて「できた」と満足気な社長に「お見事」と讃える番頭さん。
筆攻めの余韻が残っているのかいずみはおしりを震わせている。
その震えで、せっかく社長が貼り付けたおもちがおしりから剥がれボテッと崩れてしまった。
「何じゃ…?」と驚き、しげしげといずみの大切な部分辺りを覗き込む社長。
「おもちが乾いちゃったんじゃないですか?」とここで初めて菊丸が動いた。
社長から筆を借りた菊丸は、水をたっぷり含ませ「おもちに水分を与えなくては」とおしりの割れ目全体に筆を走らせる。
今度はダイレクトに筆の毛先がいずみの大切な部分を襲う。
「あ…ああ…筆の毛先がぁ…」といずみは大興奮。
菊丸は散々筆でいずみを弄びながらタイミングを見計らい「ここでフタをする!!」と崩れ落ちたおもちをいずみに押し当てなおす。
今度はおもちがしっかりとくっつき「これなら結構」と社長も納得。
ようやく社長たちが引き上げ「よかった」安堵する菊丸と千春だったが「ちっともよくないわよ、どうしてくれるのこれ!!」といずみが涙目で抗議してきた。
いずみが言う「これ」とはおしりに貼り付けられたおもちだった「寿」の半紙ともども完全に固まってしまっていた。
しばらく後、誰もいない大浴場でおしりにお湯をかけ続けるいずみがいた。
お湯で温めてやわらかくしておもちを剥がそうとしている。
そこへ「おもち取れそう?」と菊丸が男湯の壁を乗り越えてやってきたので「覗くな!!」と洗面器を投げつけ撃退する。
入れ違いに千春が現われた。まだ女湯に潜んでいた菊丸は、千春がタオルを軽く前に当てているだけなのを見て「転んだら見えちゃいそう」と期待し、そして浴場が湯気がこもっていて足下が見えないのと近くに石鹸があることに気付いた菊丸は、その石鹸を千春に向かって投げつける。
菊丸の目論見どおり、石鹸は千春の足を滑らせ、千春はその弾みで床をものすごい勢いで滑走する。
その行き着いた先はおしりのおもち剥がしに集中しているいずみだった。両者は激しく衝突するが、その時いずみのおもちが千春の大切な部分にくっついてしまった。
大切な部分同士がおもちを通じて繋がってしまい、身動きがとれなくなってしまったいずみと千春。
「だれよ石鹸置いたの!!」と怒る二人の前にその元凶である菊丸が白々しく登場しおもち剥がしを手伝うことになった。
「とにかくおもちを剥がさないと」と焦るいずみだったが「おもちは固くなってしまうから、無理に剥がすと二人がキズモノになってお嫁にいけなくなっちゃうよ」菊丸が制し、一任させる。
そこで菊丸はまずいずみを浴場の岩にしがみつかせる。続いて千春の手を取ると、そのまま千春を引っ張り始める。
これによりおもちは大きく伸びるが「おもちと一緒におにく引っ張られてるぅ!!いたぁい!!」と絶叫するいずみ。
すると菊丸は急に千春を押し戻す。不意を突かれて今度は「うぷっ」とお腹から空気を吐き出すいずみ。
菊丸はこれを繰り返すことでおもちを柔らかくしようとしていた。
いずみと千春の大切な部分を覆ったおもちは、にちょにちょねちょねちょと妙に卑猥な音を立てる。
やがておもちが湯気を立て柔らかくなった。
息も絶え絶えに「もう…取れそう?」と菊丸に問ういずみ。
「だいぶ柔らかくなった、あとはおばあちゃんから教わった…」とあからさまにうそ臭いセリフを混ぜながら菊丸は次の段階へと移る。
菊丸がどこからともなく取り出したのは、ストローとシャンプーだった。
いずみの足を開かせ準備を始める菊丸。
最初はその意味が分からないいずみだったが「まさか…」と徐々に青ざめ始め、そして菊丸はいずみの予想どおりの行動をし始めた。
ストローをおもちに突き刺し、おもちの内部にシャンプーを流し込み始める菊丸。
やがてシャンプーはおもちの中に溜まりだし、そのヌルヌルした触感がいずみを襲う。
「ひっ…は、はいってきたぁ!!」と涙をこぼすいずみ。
やがておもちはシャンプー液を全て飲み込んでしまった。
おもちは大きく膨らみ、今にもはちきれそうになっている。
「お、おもちの中がタポタポいってるぅ~っ!!」
いずみは、足を広げたまま顔を赤らめ、菊丸はその膨らんだおもちを指で突く。
するとおもちに刺さったストローからシャンプーを含んだ空気が逆流し、無数のシャボン玉となって出てきてしまった。
「いずみって器用ね~笛吹けたらする?」と無邪気に感心する千春。
この事態を打開するため菊丸はストローを咥えて空気を送り込み始めた。
おもちは向こう側が透けて見えるほどに薄く大きく膨らむ。菊丸は「このまま割れたらおもちによって隠されたあの部分が見えるかも」と考え、さらに空気を送り込む。
ついにおもちが弾け、いずみと千春はようやく切り離されるが、そこに菊丸が期待した光景はなかった。
「いずみちゃん、どうしてそんなところからアワ吹いてるの~!?」
見るといずみの大切な部分はブクブクと泡を立て、その泡が大切な部分を覆い隠している。
「シャンプーのアワに決まってるでしょ~!!」といずみに一喝された菊丸はその泡に手を突っ込み、触感でまだおもちが残っていると確認。
くにょっと音を立てながらどこか変な所を触られたらしく「ど、どこを触ってるの!?」といずみを動揺させる。
菊丸はシャワーを手にすると「アワが邪魔でおもちどころじゃないから、洗い流そう」といずみにシャワーから水を浴びせかける。
泡は徐々に流れ落ち、やがていずみに貼り付いたおもちが姿を現した。
「やだぁ…残ってるおもちこれっぽっち~!?」
大きく開いたいずみの股間には、辛うじて大切な部分を隠すように貼り付いたおもちが残っていた。
「ストップ、菊丸くん!!これくらいならもう自分で取れるから…」とシャワーを止めるよう頼むいずみだったが、無論菊丸は聞く耳を持たない。シャワーをかけ続けるとおもちが徐々に流れ落ち始めた。
「あ…ああ…」といずみが戸惑ううちにおもちはとうとう落ちきってしまった。
「きゃああ、いずみ何それぇ!!」と千春が驚きの声を上げ、菊丸も「な、なにぃ!?」と一点を凝視して固まってしまう。
流れたおもちから現われたのは「寿」とかかれた半紙だった。
半分透けているものの、その半紙がいずみの大切な部分を菊丸の視線から守っている。
宴会場でおもちとともに貼り付けられた半紙はいずみと千春がくっ付いた時におもちの中に練りこまれてしまっていたのだった。
当然この半紙を剥がそうと「バチあたりな、すぐ取りなさい!!」と手を伸ばす菊丸だったが、その菊丸を何者かが洗面器で殴打する。
驚いた菊丸が振り返ると「バチあたりはお前じゃ!!」と激昂している社長がいた。
大切なお供えをめちゃくちゃにされた社長はその場に卒倒。
事情を全て知った番頭さんは、菊丸を丸刈りにしてその頭をおもちの代わりにして飾ることになり「おいてかないでよぉ」と懇願する菊丸を無視していずみたちは帰路についたのだった。

【レビュー】
管理人私的認定「いずみちゃん三大傑作」の最後の一作です。
『腹踊り』がご開帳、『人質』がどMプレイの真骨頂なら、本作は変質プレイの最高峰でしょう。
あと「筆の毛先が」「入ってきたぁ」など妙な誤解を生みそうなセリフが多い。というか実情はそっちの方な気がします。
見立て、筆攻め、泡吹き、水攻めなどちょっとアブノーマルなアクションに事欠きません。
このお話のすごいところは、いずみの行動にほとんど動機付けがされていない点です。
いずみはおしりをおもちとして提供していますが、縛られて強制されているわけでもなく、そもそもおしりを晒す義理はありません。なぜそんなことをするハメになったのか作中から読み取ることはできません。
浴場に舞台を移してからは、これも拘束されているわけでもないのに、基本的に足を広げっぱなしにして菊丸にいい様に弄ばれています。逃げればいいのにそれをしない。足を閉じようともしてません。
しかしだからこそ、その空白を読者は推し量る余地が残されています。
それはいずみが
①菊丸を好きだから
②アホの子だから
③どMだから
どれでしょうかね。
もう一点特筆すべきは、この回はおっぱいに関するネタが一切ないことです。
いずみは開始数コマで(ほぼ)全裸にされてますので、いきなり大切な部分を巡る攻防しか残ってないというのもありますが、とにかく下半身のネタに徹底されていて、これはおそらく全エピソード中でも唯一でしょう。
しかし、全裸なのに丁寧に大切な部分を狙って描く「ひん剥く感」がある点では、前々回のくノ一姿を放棄してあっさり(ほぼ)全裸になったが故にありがたみが薄まったリンダとは好対照です。
社長は以前登場した岩沢先生と呉作どんのいいトコ取りのようなキャラクターです。
視力が弱いが故に正体に気付かないというのは「見立て」プレイの王道ですね。
あ、あと千春が久々に登場。お色気方面では、今回はほとんど添え物扱いですが、天然系どSを発揮しています。
この天然系は悪意がないだけに、悪意の塊である菊丸とタッグを組むといずみにとっては最強の敵となって追い込んできます。
千春って対決キャラとしての扱いが多かったですが、絶対今回のような菊丸補佐役の方がしっくりくるんですが…
最後に…社長はなぜ最後に女湯に姿を現したんでしょうか?
他の女性宿泊客から「変な一行が変なプレイをしてる」とでもクレームが入ったのかもしれませんね。
【あらすじ】
年の瀬を迎え、温泉で新年を迎えようと旅館に滞在しているいずみ、千春、菊丸。
部屋では三人が大きなおもちを細かく切り分け、火鉢で温めて美味しそうに食べている。
「つきたてのおもちって美味しい」と喜ぶ千春と菊丸だが、いずみだけは「このおもち本当に食べて大丈夫なの?」と不安げ。
実はこのおもち、菊丸が宴会場に置かれていたものを無断で持ってきたものだった。「二つもあったんだから一つくらいいいんじゃない?」といずみに言う菊丸だったが、廊下のざわつきに気づく。
一行が外に出てみると、旅館の従業員が何かを探している。何かあったのかと菊丸が問いかけると、番頭さんが「おもちが無くなってしまったんです」と困惑しながら話してくれた。
聞けばこの旅館では毎年大きな鏡餅を作って、供えているのだが、そのうちの一つが消えてしまったとのこと。もうすぐ旅館の社長がその出来具合を見に来るので、大騒ぎになっているのだった。
当然、心当たりのある三人は顔面蒼白になる。特にいずみはおもちの出所を気にしていただけに菊丸に激怒。
だが結果的にとはいえ、いずみも食べてしまい、共犯になってしまったので、旅館側に気づかれないよう、いずみは菊丸に「どうする気?半分以上食べちゃって…」とささやいて迫る。
「ぼくたちも探してみます」と申し出ていったん菊丸はいずみと千春を部屋へ連れ戻す。
しばらくして、誰もいなくなった宴会場に菊丸たちの姿があった。
そこにいるのは菊丸と千春だけだった。いずみの姿はどこにもない。
宴会場の床の間には四方を布で覆った台座が置かれ、そこに大きなおもちが供えられていた。
上から橙、持ち出されなかったおもち、そしておもちらしきものの三段重ねになっている。
下段のそれは、丸みを帯びて色白で確かにおもちのようではあるが、中央に大きな筋が入っていて、妙に艶めかしく、時折プルプルと動いている。
「これなら立派にお供えに見えるじゃないか!!」と得意げな菊丸。
千春も「色が白くて…本物みたい!!」と納得している。
納得いかないのはいずみだった。そのおもちの正体はいずみのおしりだった。
穴を開けた板から、膝まで下ろしたパンティ以外、何一つ身に纏っていないいずみがまんぐり返しでおしりを出し、その上におもちや橙を乗せてお供えに仕立てたのだった。
少しでも気を緩めると大切な部分が丸見えになってしまうので、おしりを締め上げながら「な、なんでわたしのおしり使うわけ!?責任取らなきゃいけないのは菊丸くんじゃない!!」と抗議するが菊丸に「あのおもちの大きさに見合うのはいずみちゃんのおしりしかないんだよ」と諭されてしまう。
恥ずかしさと怒りと興奮でおしりに青筋を浮かべるいずみだったが、そこへ社長をはじめとする旅館関係者が宴会場にやってきてしまったので、結局いずみはおもち姿を継続せざるをえなくなる。
おもちの出来具合を気にする社長にまだ紛失したことを報告できていない番頭さんだったが、床の間におもちが整えられていたので、目に涙を浮かべて菊丸に感謝する。菊丸や番頭さんたちが遠巻きに見守る中、社長は一人おもちに近づいて確認し始めた。
社長は当初、おもちの出来に満足げだったが、やがて「何じゃこれは!!」と何かに気付いて大激怒。
怒りに身を震わせながらおもちを指差している。
(しまった、おしりの割れ目が丸見え!!ば、ばれた!?)と焦るいずみと菊丸。
次の瞬間いずみに衝撃が走る。
「こんな大きなヒビが入っとるじゃないか!!」
社長の枯れた指がいずみのおしりの割れ目に深々と突っ込まれる。しかもその位置は大切な部分でもあった。
「-!!」
声にならない悲鳴をあげるいずみ。
番頭さんたちは「あのおもち動いたような…」と若干不審を抱いたが、どうやら社長本人は老眼という事もあり、おしりだとはばれなかったらしい。
社長は「近頃の若いもんはすぐ手を抜きおって」と上段のおもちを少し引きちぎって練ると「こうやって穴埋めするんじゃあ!!」といずみのおしりの割れ目に塗り込みはじめた。
「~!!」
再び襲う社長の指攻めにいずみは必死で耐えるしかない。
結局いずみのおしりの割れ目はおもちで埋め尽くされ、つるんとした一つのドーム状になった。
するとようやく満足した社長に番頭さんが「では一筆を…」と筆を渡す。
戸惑う菊丸に旅館のスタッフが「毎年おもちに社長が一字を書くんだ」と教えてくれた。
社長は少し考えた後、10センチ四方くらいの小さな半紙をいずみに塗りつめたおもちの部分に貼り付け、筆を走らせる。
おもち越しとはいえ、その筆攻めはまたいずみにとって初めての経験だった。時折ビクッビクッとおしりを揺らせて反応する。
だが、それはごく一瞬の出来事だった。
「寿」
と書き終えて「できた」と満足気な社長に「お見事」と讃える番頭さん。
筆攻めの余韻が残っているのかいずみはおしりを震わせている。
その震えで、せっかく社長が貼り付けたおもちがおしりから剥がれボテッと崩れてしまった。
「何じゃ…?」と驚き、しげしげといずみの大切な部分辺りを覗き込む社長。
「おもちが乾いちゃったんじゃないですか?」とここで初めて菊丸が動いた。
社長から筆を借りた菊丸は、水をたっぷり含ませ「おもちに水分を与えなくては」とおしりの割れ目全体に筆を走らせる。
今度はダイレクトに筆の毛先がいずみの大切な部分を襲う。
「あ…ああ…筆の毛先がぁ…」といずみは大興奮。
菊丸は散々筆でいずみを弄びながらタイミングを見計らい「ここでフタをする!!」と崩れ落ちたおもちをいずみに押し当てなおす。
今度はおもちがしっかりとくっつき「これなら結構」と社長も納得。
ようやく社長たちが引き上げ「よかった」安堵する菊丸と千春だったが「ちっともよくないわよ、どうしてくれるのこれ!!」といずみが涙目で抗議してきた。
いずみが言う「これ」とはおしりに貼り付けられたおもちだった「寿」の半紙ともども完全に固まってしまっていた。
しばらく後、誰もいない大浴場でおしりにお湯をかけ続けるいずみがいた。
お湯で温めてやわらかくしておもちを剥がそうとしている。
そこへ「おもち取れそう?」と菊丸が男湯の壁を乗り越えてやってきたので「覗くな!!」と洗面器を投げつけ撃退する。
入れ違いに千春が現われた。まだ女湯に潜んでいた菊丸は、千春がタオルを軽く前に当てているだけなのを見て「転んだら見えちゃいそう」と期待し、そして浴場が湯気がこもっていて足下が見えないのと近くに石鹸があることに気付いた菊丸は、その石鹸を千春に向かって投げつける。
菊丸の目論見どおり、石鹸は千春の足を滑らせ、千春はその弾みで床をものすごい勢いで滑走する。
その行き着いた先はおしりのおもち剥がしに集中しているいずみだった。両者は激しく衝突するが、その時いずみのおもちが千春の大切な部分にくっついてしまった。
大切な部分同士がおもちを通じて繋がってしまい、身動きがとれなくなってしまったいずみと千春。
「だれよ石鹸置いたの!!」と怒る二人の前にその元凶である菊丸が白々しく登場しおもち剥がしを手伝うことになった。
「とにかくおもちを剥がさないと」と焦るいずみだったが「おもちは固くなってしまうから、無理に剥がすと二人がキズモノになってお嫁にいけなくなっちゃうよ」菊丸が制し、一任させる。
そこで菊丸はまずいずみを浴場の岩にしがみつかせる。続いて千春の手を取ると、そのまま千春を引っ張り始める。
これによりおもちは大きく伸びるが「おもちと一緒におにく引っ張られてるぅ!!いたぁい!!」と絶叫するいずみ。
すると菊丸は急に千春を押し戻す。不意を突かれて今度は「うぷっ」とお腹から空気を吐き出すいずみ。
菊丸はこれを繰り返すことでおもちを柔らかくしようとしていた。
いずみと千春の大切な部分を覆ったおもちは、にちょにちょねちょねちょと妙に卑猥な音を立てる。
やがておもちが湯気を立て柔らかくなった。
息も絶え絶えに「もう…取れそう?」と菊丸に問ういずみ。
「だいぶ柔らかくなった、あとはおばあちゃんから教わった…」とあからさまにうそ臭いセリフを混ぜながら菊丸は次の段階へと移る。
菊丸がどこからともなく取り出したのは、ストローとシャンプーだった。
いずみの足を開かせ準備を始める菊丸。
最初はその意味が分からないいずみだったが「まさか…」と徐々に青ざめ始め、そして菊丸はいずみの予想どおりの行動をし始めた。
ストローをおもちに突き刺し、おもちの内部にシャンプーを流し込み始める菊丸。
やがてシャンプーはおもちの中に溜まりだし、そのヌルヌルした触感がいずみを襲う。
「ひっ…は、はいってきたぁ!!」と涙をこぼすいずみ。
やがておもちはシャンプー液を全て飲み込んでしまった。
おもちは大きく膨らみ、今にもはちきれそうになっている。
「お、おもちの中がタポタポいってるぅ~っ!!」
いずみは、足を広げたまま顔を赤らめ、菊丸はその膨らんだおもちを指で突く。
するとおもちに刺さったストローからシャンプーを含んだ空気が逆流し、無数のシャボン玉となって出てきてしまった。
「いずみって器用ね~笛吹けたらする?」と無邪気に感心する千春。
この事態を打開するため菊丸はストローを咥えて空気を送り込み始めた。
おもちは向こう側が透けて見えるほどに薄く大きく膨らむ。菊丸は「このまま割れたらおもちによって隠されたあの部分が見えるかも」と考え、さらに空気を送り込む。
ついにおもちが弾け、いずみと千春はようやく切り離されるが、そこに菊丸が期待した光景はなかった。
「いずみちゃん、どうしてそんなところからアワ吹いてるの~!?」
見るといずみの大切な部分はブクブクと泡を立て、その泡が大切な部分を覆い隠している。
「シャンプーのアワに決まってるでしょ~!!」といずみに一喝された菊丸はその泡に手を突っ込み、触感でまだおもちが残っていると確認。
くにょっと音を立てながらどこか変な所を触られたらしく「ど、どこを触ってるの!?」といずみを動揺させる。
菊丸はシャワーを手にすると「アワが邪魔でおもちどころじゃないから、洗い流そう」といずみにシャワーから水を浴びせかける。
泡は徐々に流れ落ち、やがていずみに貼り付いたおもちが姿を現した。
「やだぁ…残ってるおもちこれっぽっち~!?」
大きく開いたいずみの股間には、辛うじて大切な部分を隠すように貼り付いたおもちが残っていた。
「ストップ、菊丸くん!!これくらいならもう自分で取れるから…」とシャワーを止めるよう頼むいずみだったが、無論菊丸は聞く耳を持たない。シャワーをかけ続けるとおもちが徐々に流れ落ち始めた。
「あ…ああ…」といずみが戸惑ううちにおもちはとうとう落ちきってしまった。
「きゃああ、いずみ何それぇ!!」と千春が驚きの声を上げ、菊丸も「な、なにぃ!?」と一点を凝視して固まってしまう。
流れたおもちから現われたのは「寿」とかかれた半紙だった。
半分透けているものの、その半紙がいずみの大切な部分を菊丸の視線から守っている。
宴会場でおもちとともに貼り付けられた半紙はいずみと千春がくっ付いた時におもちの中に練りこまれてしまっていたのだった。
当然この半紙を剥がそうと「バチあたりな、すぐ取りなさい!!」と手を伸ばす菊丸だったが、その菊丸を何者かが洗面器で殴打する。
驚いた菊丸が振り返ると「バチあたりはお前じゃ!!」と激昂している社長がいた。
大切なお供えをめちゃくちゃにされた社長はその場に卒倒。
事情を全て知った番頭さんは、菊丸を丸刈りにしてその頭をおもちの代わりにして飾ることになり「おいてかないでよぉ」と懇願する菊丸を無視していずみたちは帰路についたのだった。

【レビュー】
管理人私的認定「いずみちゃん三大傑作」の最後の一作です。
『腹踊り』がご開帳、『人質』がどMプレイの真骨頂なら、本作は変質プレイの最高峰でしょう。
あと「筆の毛先が」「入ってきたぁ」など妙な誤解を生みそうなセリフが多い。というか実情はそっちの方な気がします。
見立て、筆攻め、泡吹き、水攻めなどちょっとアブノーマルなアクションに事欠きません。
このお話のすごいところは、いずみの行動にほとんど動機付けがされていない点です。
いずみはおしりをおもちとして提供していますが、縛られて強制されているわけでもなく、そもそもおしりを晒す義理はありません。なぜそんなことをするハメになったのか作中から読み取ることはできません。
浴場に舞台を移してからは、これも拘束されているわけでもないのに、基本的に足を広げっぱなしにして菊丸にいい様に弄ばれています。逃げればいいのにそれをしない。足を閉じようともしてません。
しかしだからこそ、その空白を読者は推し量る余地が残されています。
それはいずみが
①菊丸を好きだから
②アホの子だから
③どMだから
どれでしょうかね。
もう一点特筆すべきは、この回はおっぱいに関するネタが一切ないことです。
いずみは開始数コマで(ほぼ)全裸にされてますので、いきなり大切な部分を巡る攻防しか残ってないというのもありますが、とにかく下半身のネタに徹底されていて、これはおそらく全エピソード中でも唯一でしょう。
しかし、全裸なのに丁寧に大切な部分を狙って描く「ひん剥く感」がある点では、前々回のくノ一姿を放棄してあっさり(ほぼ)全裸になったが故にありがたみが薄まったリンダとは好対照です。
社長は以前登場した岩沢先生と呉作どんのいいトコ取りのようなキャラクターです。
視力が弱いが故に正体に気付かないというのは「見立て」プレイの王道ですね。
あ、あと千春が久々に登場。お色気方面では、今回はほとんど添え物扱いですが、天然系どSを発揮しています。
この天然系は悪意がないだけに、悪意の塊である菊丸とタッグを組むといずみにとっては最強の敵となって追い込んできます。
千春って対決キャラとしての扱いが多かったですが、絶対今回のような菊丸補佐役の方がしっくりくるんですが…
最後に…社長はなぜ最後に女湯に姿を現したんでしょうか?
他の女性宿泊客から「変な一行が変なプレイをしてる」とでもクレームが入ったのかもしれませんね。