ハートキャッチいずいちゃん 第40話
菊丸の特製ドッキリ下着
【あらすじ】
若い女の子たちでごった返す店内。ここは最近オープンしたランジェリーショップ「ラブリー」。
いずみと千春はこの店の店長が開く新作ランジェリーショーのモデルのアルバイトとしてやって来ていた。
ところがその店内に菊丸の姿が。
当然ランジェリーショップに男性が入れるわけないので、いずみにつまみ出されてしまった菊丸だったが、諦めきれずに裏口から店内に侵入する。
控室に潜り込んだ菊丸は、今日のショーに使われる大量の新作ランジェリーを発見し大喜び。
ところがそこに店長に引き連れられたいずみと千春が来てしまった。
あっさりいずみに発見され、慌てた菊丸は傍にあった花瓶を倒して新作ランジェリーの山に水をぶちまけてしまい、台無しにしてしまう。
店長はこれを見て卒倒。ランジェリーは到底使える状態ではなく、ショーの開始は迫っているので今更中止にもできない。
そこで菊丸は急ごしらえのランジェリーで乗り切ろうと二人に持ちかける。
どうするのかと怪訝な表情のいずみに菊丸は「あれを使うんだ」と部屋の隅に飾られたクリスマスツリーを指さす。
女性客がひしめく客席の前に司会者として現れたのは菊丸だった。高らかにランジェリーショーの開始を宣言し、さっそくモデルを登場させる。
最初に登場したモデルは千春だった。クリスマスツリーのモールをブラジャーとパンティとし、アクセントとしてベルを着けることで歩くたびにシャンシャンとかわいい音を鳴らす。
女性客たちの一部には「クリスマスの飾りみたい…」と若干の疑念を抱かれるがそれでも大部分の客は純粋に新作ランジェリーとして受け入れている。
そして菊丸がそのぶら下がったベルを揺らすと、その弾みでブラがズレ落ち、おっぱいが露わになる。
菊丸に紹介され、困惑しながらも舞台に現れたいずみ。先ほどの千春を見て「気を付けないと」と警戒する。
だがそんないずみも菊丸に言いくるめられて、ツリーの星飾りと細いチェーンで作られたランジェリーを既に着せられていた。
女性客たちは星形ブラの真ん中に穴が開いているのに気づく。菊丸は「これこそが本作の特徴」と胸を張り突然「流れ星と掛けておにぎりととく」と謎かけを始める。
「その心は…」と続けながらいずみの胸に星形ブラを押し付け「中には梅干しもあるでしょう」といずみの乳首を穴にはめ「小梅」として紹介。
いずみは菊丸を殴りつけて舞台裏に連れ去る。ショーというよりはコントのような展開ではあったが、女性客たちは変な演出と思いながらも次のランジェリーを待っている。
一方舞台裏で菊丸が手渡した次のランジェリーは豆電球の連なった電飾コードそのものだった。
千春が試着してみるものの、さすがに恥ずかしがって困惑する。だがそんな千春の心中など微塵も配慮しない菊丸は「人間と機械の合体」がチャームポイントだとソケットと乳首がはまっていることを強調。千春から続いている電源を手にしてスイッチを入れるが、光は灯らない。電球の代わりに乳首をはめた所が原因で全体が通電しないらしい。
呆れたいずみが「そんなのじゃ電気が通らない」と指摘。そこでソケットの奥に適当に金属を詰め、再度試すと今度はちゃんと発光した。
千春の全身が光に覆われ、特に電球の集中している股間は神々しく輝いている。
成功を確認した菊丸はなんといずみにも同じものを手渡そうとしてきた。千春の格好を見て難色を示すいずみ。
だがその時、菊丸が転び、同時に建物中の電源が落ち、客席も舞台裏も真っ暗になってしまった。
菊丸が転んだはずみでブレーカーが落ちたらしい。
幸い女性客たちは演出と思って騒いでいないが、配電盤はステージ下の奥にあるらしいが、懐中電灯がない。だが菊丸は冷静に「君たちがいる」といずみと千春の肩を叩く。
「まさか…」と嫌な予感に襲われたいずみだったが、結局抵抗も空しくいずみも電飾ランジェリーを着せられてしまった。
発光するいずみと千春を先にステージ下に向かわせ、後に続く菊丸。
ステージ下は暗いうえに高さが無いので、三人は四つん這いで進むことになる。
菊丸の目の前には、いずみと千春が並んで進む光景が飛び込んでくる。暗闇に電球を巻きつけられたおしりが揺れる様は何とも色っぽい。
菊丸は片方のおしりに息を吹きかける。ピクンと反応して震えだすいずみ。
だが今回は理性の方が勝ったのか「進みにくいから」と千春の前に出て隊列を変えることで菊丸の射程範囲から逃れることに成功。
それならばと菊丸は手を変え、手にしたスイッチから伸びている電飾のコードをねじり始めた。
コードはよじれて電球も一緒に回転し始める。
コードは千春の股間に伸びているので、当然千春の股間にある電球もコロコロと回る。
ねじり切ったところで手を放すと、戻る勢いでそのコロコロが更に強くなり、千春はうっとりと快楽に酔い始める。
続いて菊丸はコードを強く引き寄せる。しゃこしゃこと電球が続け様に千春の大切な部分を擦り、耐えられなくなった千春はその場に崩れ落ちる。
実はいずみと千春の電飾コードは一本で編成されている。千春の体勢が急に変わったため、コードが伸び、そのしわ寄せがいずみにも届く。引っ張られたコードはいずみの乳首が入ったソケットを特に強く引き寄せ、堪らずいずみは「ひっぱらないでぇ~」と手でコードを引き寄せ直すが、それが千春の大切な部分を刺激してさらに喘がせてしまう。
この電飾の前後運動にいずみも千春も恍惚の表情を浮かべ、菊丸の調教のなすがままにされていたが、ここで菊丸は攻め方を変えてくる。
千春のおしりにフンドシのように巻きついたコードを直接引っ張り、その「張り」を確認し始めた。
程々に伸びたところで手を放すと、コードはおしりに戻るが、その際ピシャンと強くおしりを打ち据える。
味をしめた菊丸は、もう一度コードを今度はさらに高く引き上げる。釣られて千春はおしりを突き上げるが、またしても不意に菊丸が手を放したため、コードが戻っておしりを打ち据えられた。
弾みで千春は転んでしまうが、その時電球が一つ転げ落ち、電飾すべての光が消えてしまった。
菊丸は落ちた電球を拾い上げると元に戻そうと千春のおしりを撫でまわし、ソケットを探す。
だが暗くてソケットが見えない菊丸は適当におしりの割れ目に沿って適当に電球を挿し込む。
その挿し位置は千春にとって禁断の場所だったらしく、潜り込んできた電球に対しおしりを締め上げて抵抗する。
「収まるところに収まった」と喜ぶ菊丸だったが、電球はすぐに転げ落ちてしまったので、電球を拾おうと四つん這いの千春のおしりにローアングルで接近する。
普段は能天気な千春もこれには激しく抵抗し、体を起こして逃げ出そうと試みるが、これが仇となって菊丸の顔面に馬乗りになってしまった。
悪いことに菊丸の鼻に電球が詰まって抜けなくなってしまったため、千春がいくら腰を上下に振っても菊丸から離れることはできない。
菊丸は千春の体重が顔面を圧す苦しさに耐えながらも、辛うじてコードに隠れた千春の大切な部分が接近離脱を繰り返す最高のアングルを堪能。
そしてとうとう力尽きた千春は、腰を動かすのを止め、馬乗りになったまま喘ぎながら体を震わせるだけになってしまい、菊丸は「サイコー」と絶叫。
一方背後の騒ぎを確認する余裕のないいずみは、ようやく配電盤に到着。適当にスイッチを操作すると電源が復旧するが、同時に舞台装置が起動してしまい、三人のいる床が競り上がる。
そして散々待たされた客の前に、ステージのど真ん中でもつれ合っている三人が姿を現した。
全くの偶然の展開だったが、「奇抜なパフォーマンス」と観客は喝采を送る。
結局ショーの終了後、菊丸は人間クリスマスツリーに加工され、寒空の下に晒されるのだった。

【レビュー】
しかしまぁ、よく知らないんですけど、ファッションステージを併設しているランジェリーショップってあるんですか?
どんだけ維持管理費かかるんだか。
今回はいずみも餌食になってはいますが、例によって、本当に例によって千春の方に主眼が行ってしまっているのが惜しい。
舞台裏の場面はほぼすべて千春一本になってしまったのが…攻めが激しいだけに残念。というか無念。
マニアックなランジェリーネタとしては、今回が頂点ですね。モール、星飾り、電球…よくこんだけ使いまわせるもんだ。すごいぞ、いやえらいぞ菊丸。
しかし、電球は、光でごまかしていますが、絶対見えてるって!!大切な部分周辺でも電球すらない部分がちらほらあります。コードのみってのはさすがに厳しいかと…
どうせならそのまま舞台の上だけで話が回った方が面白かったと思います。照明トラブルがなければ、どこまでショーを究めるか見てみたかったな~
雪(綿)とか使った日には、擬似ヘア扱いですね。サンタの人形なんてもう…
…何か想像したら面白くなってきたな…いっそSSでも作ってみるか。
まずはこのレビューシリーズがひと段落してからですけどね。
【あらすじ】
若い女の子たちでごった返す店内。ここは最近オープンしたランジェリーショップ「ラブリー」。
いずみと千春はこの店の店長が開く新作ランジェリーショーのモデルのアルバイトとしてやって来ていた。
ところがその店内に菊丸の姿が。
当然ランジェリーショップに男性が入れるわけないので、いずみにつまみ出されてしまった菊丸だったが、諦めきれずに裏口から店内に侵入する。
控室に潜り込んだ菊丸は、今日のショーに使われる大量の新作ランジェリーを発見し大喜び。
ところがそこに店長に引き連れられたいずみと千春が来てしまった。
あっさりいずみに発見され、慌てた菊丸は傍にあった花瓶を倒して新作ランジェリーの山に水をぶちまけてしまい、台無しにしてしまう。
店長はこれを見て卒倒。ランジェリーは到底使える状態ではなく、ショーの開始は迫っているので今更中止にもできない。
そこで菊丸は急ごしらえのランジェリーで乗り切ろうと二人に持ちかける。
どうするのかと怪訝な表情のいずみに菊丸は「あれを使うんだ」と部屋の隅に飾られたクリスマスツリーを指さす。
女性客がひしめく客席の前に司会者として現れたのは菊丸だった。高らかにランジェリーショーの開始を宣言し、さっそくモデルを登場させる。
最初に登場したモデルは千春だった。クリスマスツリーのモールをブラジャーとパンティとし、アクセントとしてベルを着けることで歩くたびにシャンシャンとかわいい音を鳴らす。
女性客たちの一部には「クリスマスの飾りみたい…」と若干の疑念を抱かれるがそれでも大部分の客は純粋に新作ランジェリーとして受け入れている。
そして菊丸がそのぶら下がったベルを揺らすと、その弾みでブラがズレ落ち、おっぱいが露わになる。
菊丸に紹介され、困惑しながらも舞台に現れたいずみ。先ほどの千春を見て「気を付けないと」と警戒する。
だがそんないずみも菊丸に言いくるめられて、ツリーの星飾りと細いチェーンで作られたランジェリーを既に着せられていた。
女性客たちは星形ブラの真ん中に穴が開いているのに気づく。菊丸は「これこそが本作の特徴」と胸を張り突然「流れ星と掛けておにぎりととく」と謎かけを始める。
「その心は…」と続けながらいずみの胸に星形ブラを押し付け「中には梅干しもあるでしょう」といずみの乳首を穴にはめ「小梅」として紹介。
いずみは菊丸を殴りつけて舞台裏に連れ去る。ショーというよりはコントのような展開ではあったが、女性客たちは変な演出と思いながらも次のランジェリーを待っている。
一方舞台裏で菊丸が手渡した次のランジェリーは豆電球の連なった電飾コードそのものだった。
千春が試着してみるものの、さすがに恥ずかしがって困惑する。だがそんな千春の心中など微塵も配慮しない菊丸は「人間と機械の合体」がチャームポイントだとソケットと乳首がはまっていることを強調。千春から続いている電源を手にしてスイッチを入れるが、光は灯らない。電球の代わりに乳首をはめた所が原因で全体が通電しないらしい。
呆れたいずみが「そんなのじゃ電気が通らない」と指摘。そこでソケットの奥に適当に金属を詰め、再度試すと今度はちゃんと発光した。
千春の全身が光に覆われ、特に電球の集中している股間は神々しく輝いている。
成功を確認した菊丸はなんといずみにも同じものを手渡そうとしてきた。千春の格好を見て難色を示すいずみ。
だがその時、菊丸が転び、同時に建物中の電源が落ち、客席も舞台裏も真っ暗になってしまった。
菊丸が転んだはずみでブレーカーが落ちたらしい。
幸い女性客たちは演出と思って騒いでいないが、配電盤はステージ下の奥にあるらしいが、懐中電灯がない。だが菊丸は冷静に「君たちがいる」といずみと千春の肩を叩く。
「まさか…」と嫌な予感に襲われたいずみだったが、結局抵抗も空しくいずみも電飾ランジェリーを着せられてしまった。
発光するいずみと千春を先にステージ下に向かわせ、後に続く菊丸。
ステージ下は暗いうえに高さが無いので、三人は四つん這いで進むことになる。
菊丸の目の前には、いずみと千春が並んで進む光景が飛び込んでくる。暗闇に電球を巻きつけられたおしりが揺れる様は何とも色っぽい。
菊丸は片方のおしりに息を吹きかける。ピクンと反応して震えだすいずみ。
だが今回は理性の方が勝ったのか「進みにくいから」と千春の前に出て隊列を変えることで菊丸の射程範囲から逃れることに成功。
それならばと菊丸は手を変え、手にしたスイッチから伸びている電飾のコードをねじり始めた。
コードはよじれて電球も一緒に回転し始める。
コードは千春の股間に伸びているので、当然千春の股間にある電球もコロコロと回る。
ねじり切ったところで手を放すと、戻る勢いでそのコロコロが更に強くなり、千春はうっとりと快楽に酔い始める。
続いて菊丸はコードを強く引き寄せる。しゃこしゃこと電球が続け様に千春の大切な部分を擦り、耐えられなくなった千春はその場に崩れ落ちる。
実はいずみと千春の電飾コードは一本で編成されている。千春の体勢が急に変わったため、コードが伸び、そのしわ寄せがいずみにも届く。引っ張られたコードはいずみの乳首が入ったソケットを特に強く引き寄せ、堪らずいずみは「ひっぱらないでぇ~」と手でコードを引き寄せ直すが、それが千春の大切な部分を刺激してさらに喘がせてしまう。
この電飾の前後運動にいずみも千春も恍惚の表情を浮かべ、菊丸の調教のなすがままにされていたが、ここで菊丸は攻め方を変えてくる。
千春のおしりにフンドシのように巻きついたコードを直接引っ張り、その「張り」を確認し始めた。
程々に伸びたところで手を放すと、コードはおしりに戻るが、その際ピシャンと強くおしりを打ち据える。
味をしめた菊丸は、もう一度コードを今度はさらに高く引き上げる。釣られて千春はおしりを突き上げるが、またしても不意に菊丸が手を放したため、コードが戻っておしりを打ち据えられた。
弾みで千春は転んでしまうが、その時電球が一つ転げ落ち、電飾すべての光が消えてしまった。
菊丸は落ちた電球を拾い上げると元に戻そうと千春のおしりを撫でまわし、ソケットを探す。
だが暗くてソケットが見えない菊丸は適当におしりの割れ目に沿って適当に電球を挿し込む。
その挿し位置は千春にとって禁断の場所だったらしく、潜り込んできた電球に対しおしりを締め上げて抵抗する。
「収まるところに収まった」と喜ぶ菊丸だったが、電球はすぐに転げ落ちてしまったので、電球を拾おうと四つん這いの千春のおしりにローアングルで接近する。
普段は能天気な千春もこれには激しく抵抗し、体を起こして逃げ出そうと試みるが、これが仇となって菊丸の顔面に馬乗りになってしまった。
悪いことに菊丸の鼻に電球が詰まって抜けなくなってしまったため、千春がいくら腰を上下に振っても菊丸から離れることはできない。
菊丸は千春の体重が顔面を圧す苦しさに耐えながらも、辛うじてコードに隠れた千春の大切な部分が接近離脱を繰り返す最高のアングルを堪能。
そしてとうとう力尽きた千春は、腰を動かすのを止め、馬乗りになったまま喘ぎながら体を震わせるだけになってしまい、菊丸は「サイコー」と絶叫。
一方背後の騒ぎを確認する余裕のないいずみは、ようやく配電盤に到着。適当にスイッチを操作すると電源が復旧するが、同時に舞台装置が起動してしまい、三人のいる床が競り上がる。
そして散々待たされた客の前に、ステージのど真ん中でもつれ合っている三人が姿を現した。
全くの偶然の展開だったが、「奇抜なパフォーマンス」と観客は喝采を送る。
結局ショーの終了後、菊丸は人間クリスマスツリーに加工され、寒空の下に晒されるのだった。

【レビュー】
しかしまぁ、よく知らないんですけど、ファッションステージを併設しているランジェリーショップってあるんですか?
どんだけ維持管理費かかるんだか。
今回はいずみも餌食になってはいますが、例によって、本当に例によって千春の方に主眼が行ってしまっているのが惜しい。
舞台裏の場面はほぼすべて千春一本になってしまったのが…攻めが激しいだけに残念。というか無念。
マニアックなランジェリーネタとしては、今回が頂点ですね。モール、星飾り、電球…よくこんだけ使いまわせるもんだ。すごいぞ、いやえらいぞ菊丸。
しかし、電球は、光でごまかしていますが、絶対見えてるって!!大切な部分周辺でも電球すらない部分がちらほらあります。コードのみってのはさすがに厳しいかと…
どうせならそのまま舞台の上だけで話が回った方が面白かったと思います。照明トラブルがなければ、どこまでショーを究めるか見てみたかったな~
雪(綿)とか使った日には、擬似ヘア扱いですね。サンタの人形なんてもう…
…何か想像したら面白くなってきたな…いっそSSでも作ってみるか。
まずはこのレビューシリーズがひと段落してからですけどね。
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ハートキャッチいずみちゃん 第39話
危険な温泉旅行!!
【あらすじ】
商店街の福引で特賞を当てたいずみ。商品はなんと温泉宿の宿泊券3名分だった。
というわけで、例のごとくいずみ、千春、菊丸の三人が温泉宿に宿泊していた。温泉で体を温めた三人は、部屋に戻る途中、旅館の片隅にゲームセンターを発見した。
喜び勇んで遊び始める菊丸。いずみと千春も最初こそお金の無駄遣いだと難色を示すが、結局誘惑に負けて「モグラたたき」に興じることとなった。
普段おっとりしてる千春だが「モグラたたきは得意」と自慢し、実際にかなりの腕前を披露する。
感心しながら千春のテクニックを見守る菊丸だったが、千春の浴衣が肌蹴かけているのに気付く。
しかも隙間から見えるのはノーブラの胸。何とか接近したいと菊丸は画策する。
やがてゲームのモグラがあるもの似ていると気付いた菊丸は、こっそりモグラたたきの筐体のプラグをいずみたちに気づかれないよう引っこ抜く。
電気が来ないので、当然モグラの動きが止まり、原因が分からないいずみと千春は困惑する。
菊丸は自分が調べると筐体の蓋を開き、全身を中に入れてチェックし始める。
とはいっても本気で調べるはずがなく、次々と部品を分解してかえって状況を悪化させている。
やがて筐体から這い出てくる菊丸は、当惑するいずみたちに向かって「自分ではわからないから、いずみちゃんたちが見てみて」と押し付ける。
機械のことなど分かるはずがないのだが、いずみと千春は渋々筐体の中に身をねじ込む。
全身が筐体に入りきったのを見届けた菊丸は不意に「旅館の番頭さんが来た」とウソをついて筐体の扉を閉め二人を閉じ込めてさらに「バレたら面倒だからモグラのふりをしてくれ」と指示を出す。
筐体に閉じ込められたいずみが上をみるとモグラの模型が出入りしていた穴が無数に開いている。「こんな小さな穴からわたしたちの頭は通らない」と菊丸に真顔で返事をする。
もちろん菊丸もそんなことは望んでない。「他に出せそうなものがあるでしょ」と珍しくボケとツッコミの立場が逆転。それでも首をかしげるいずみに先んじて千春が答えを見出し、いずみに耳打ちする。
ボヨヨ~ンという擬音とともに4つのモグラ「らしきもの」が菊丸の目の前に現れた。
筐体の中では体を反らしておっぱいを穴に通し「これでいいんでしょ?」と誇らしげな千春とこの扱いに不満気ないずみがいた。
「さすが、千春ちゃんよくわかっていらっしゃる」と菊丸は回答に満足、だがこれだけでは形が似ているだけでさすがにこのままは使えない。
そこで菊丸はマジックを使ってそれぞれの胸に目玉、髭と、体毛を描き込み「モグラ」として完成させる。
これを前回のように客のフリをして遊ぼうと思った菊丸だったが、そこへ本当に番頭さんが現れた。
菊丸がモグラたたきに熱中していると誤解した番頭さんは、自分もモグラたたきが大好きで…と打ち明け、熱くモグラたたきを語り出した。
「このモグラをたたく手応えが…」と平手で「モグラ」を軽くたたく。
「モグラ=千春の胸」なのでもちろん本物のモグラではないので、いつもと違う感触が返ってくる。
「こんなにやわらかかったか?」と「モグラ」を揉みしだく番頭さん。正体はわからずともこの手触りは琴線に触れたらしく「懐かしいてざわりじゃ」と手を止めない。堪らず千春は声を殺して頬を赤らめる。
番頭さんにおいしいところを持って行かれてしまった菊丸は何とかしようと考えを巡らせ「モグラたたきで勝負しましょう」と持ちかける。モグラたたき名人を称する番頭さんは当然これを受け入れるが「まずは基本的な技術から」とレクチャーを始める。
スポンジ製のハンマーをモグラの真上から落とす「打ちおろし型」斜めに打ち抜ける「応用型」などを披露。
しかもちゃんといずみ、千春それぞれの胸に叩き落とす「配慮」も忘れない。
菊丸はそれに倣って自分もハンマーで練習するが、ハンマーの面で乳首を転がす「プラスアルファ」も忘れない。
驚いた千春はついに「うっうう~ん」と声を漏らしてしまう。
その声に不審を抱いた番頭さんをなんとかなだめ、その場は収まったが「すぐ千春ちゃんは感じちゃうんだから…おしおきっ」と指で乳首を弾く。
いよいよ実戦。先攻の菊丸は上手く演じるようにと機械に囁き、ゲーム開始。ムチャ振りに当惑しながらも二人は忠実にモグラの動きを再現し始める。
ところが菊丸が振り下ろしたハンマーの先端についていた金具が千春の乳首に引っかかってしまう。
菊丸は力尽くで引き抜こうとハンマーを引っ張り、「モグラ」の顔が歪むほどに釣り上げる。
どうにか金具は抜けたもの千春は「いや~ん」と絶叫。先ほどから違和感を覚えていた番頭さんは、やはり故障していると電気屋を呼びに去ってしまった。
どうにかその場を凌いだものの、背後からきつい視線を感じた菊丸。
そこにはいずみと千春が無言で菊丸を睨み付けていた。
まだ故障の原因が菊丸が人為的に起こしたものとはばれなかったので、その場を取り繕って怒りを鎮めることはできたものの、いずみと千春は「体が冷えたからまだ入ってない熱帯ジャングル風呂へ行こう」と去ってしまった。
そこで菊丸は熱帯ジャングル風呂に先回りする。
男湯に誰もいないのを確認すると男湯と女湯の看板を差し替えて二人を男湯に誘い込む。
文字どおりジャングルのような熱帯の木々が備わった大きなお風呂に二人は大喜び。
だが湯煙の奥に菊丸が表われ、二人はパニックに陥る。
目論見通りにことが運び、三人での混浴と洒落込もうとした菊丸だったが、一般のお客さんも続いてやって来てしまった。
仕方がないので、いずみと千春に手近な場所に隠れるよう菊丸は指示。
二人もこれに応じ、植えられた茂みに身を潜める。
現れたのは3、4人の中年おじさんの団体だった。
熱帯植物に感心しているおじさんだったが、その茂みの奥に全裸の女子高生が潜んでいようなどと夢にも思わない。
おじさんたちがいる間はうかつに動けないので、仕方なく湯に浸かっていた菊丸だったが、子供の忘れものらしいオモチャを見つける。それは管を通じて空気を送ることで足が伸び縮みするカエルだった。
これを見た菊丸は、おじさんたちがいる状況を逆手にとった作戦を思いつく。
おじさんたちに挨拶しながら近寄ると「こんな植物もあるんです」とやおら近くの木々を押し分ける。
するとそこに草の茂みから突き出た奇妙な物体が現れた。菊丸は誇らしげに「トゲのない新種の食虫サボテン、学名リシオ・ノ・チャン・ミズイ!!」と紹介する。
おじさんたちはこの奇妙なサボテンを見て「本当にサボテンか?」「大きくてツルツルしてるが…」などと訝しがる。
それもそのはず。食虫サボテンの正体はいずみのおしりだった。
草むらに上半身と足は隠れているのでおじさんたちはまさか女子高生が男湯に潜んでおしりを突き立てているなどとは思わなかったらしい。
結局「新聞に出てたでしょ?」と菊丸の出まかせにプライドをくすぐられ、「見た見た」とありもしない新聞記事を認めてしまったおじさん。とうとういずみのおしりはサボテンにされてしまった。
いずみは緊張と恐怖と恥ずかしさからおしりを突き上げたポーズのまま身じろぎ一つせずに耐えている。
おじさんはあらためてサボテンを眺め「意外と柔らかいんですな」と手を当てて撫でまわす。さらにおしりの割れ目に沿って指を這わせるという大技に出てきたため「い、いやぁ~ん」といずみは反応してしまう。
サボテンがピクピクと震え、驚くおじさんに菊丸が慌てながらも「触ってはいけない、サボテンは意思があり、特にこのサボテンは触られると感じてしまう」といずみの気持ちを正確に見抜いてフォローする。
そこで菊丸は「食虫サボテンですからオモチャのカエルで実験してみましょう」と先ほどのカエルを取り出し、そっとおしりのてっぺんに乗せる。「変なモノ乗せるなぁ!!」と困惑するいずみだったが、声を出すわけにもいかず、忍従するしかない。
菊丸がカエルに空気を送り込むとカエルは勢いよく跳ね上がり、いずみのきゅっと締まった太ももに挟まってしまった。そのまま空気を送り続けると飲み込まれていないカエルの足だけがピクンピクンと動く。
そこで菊丸はさらに強く空気を送り込む。カエルの足はいずみの太ももに引っ掛かり、徐々に密着した太ももを押し広げ始めた。今は黒く影になっているが、このままではいずみの大切な部分が白日の下に晒されてしまう。
慌てていずみは「う、うん、ん~!!」と力を込めて太ももを締め上げなおす。今度はいずみの力が勝り、カエルを飲み込みこんだおしりは一見元の状態に戻るが、力み過ぎて露骨にブルブルと震えている。
「負けるな、やせガエル!!」と再度菊丸も空気を強く送り込む。すると再びカエルの足がサボテンから飛び出し、力いっぱい押し広げる。これにはいずみも勝てずなすがままどんどん押し広げられ、一瞬丸見えの状態に到達しかける。
だが、いずみが残った最後の力で再度締め上げで抵抗すると、カエルの胴を押しつぶし、それがきっかけでカエル本体とホースが抜けてしまったため、どうにか死守することができた。
一方の菊丸は「カエルがない、オモチャのカエルをサボテンが飲み込んだら一大事」と小芝居をした上で救出作戦に移行、突如自分の髪を洗いだす。
何をしているのかと怪訝な面持ちで菊丸の様子をうかがういずみだったが、その理由をすぐに身をもって理解することになる。
菊丸は泡だらけの頭のままいずみのふとももに頭ごと突っ込んできたのだった。
おじさんたちは「頭から食べられてしまった!!」と心配げに見守るしかない。
いずみの太ももに挟まれ、大満足の菊丸。目線を上げるとその先にはいずみのおっぱいが地面に向かって垂れ下がっている。
一口味わおうと舌を伸ばす菊丸だったが、いずみも必死に抵抗し菊丸を太ももで押し戻す。
だが菊丸も諦めることなく再度アタック。この攻防がを何度も繰り返す様子を見て、おじさんたちからは「サボテンと戦ってますな」と吞気な会話を交わすことしかできない。
ついに菊丸の執念が勝り、舌がいずみを捕らえようとしていた。体力的に押し戻す余力はもうなかったいずみは、とっさに目についたあるものをおっぱいの近くに引き寄せる。
菊丸は夢中でむしゃぶりつき、おっぱいの感触を堪能。だが妙にザラザラして違和感を覚える。
いずみのおっぱいと思っていたものは、いずみが身を守るために置いた本物のサボテンだった。
激痛に思わず菊丸は飛び上がり、浴場内を駆け巡る。
いきなり女子高生が現れて大いに驚くおじさん。
だが「あなたサボテンなんですか」と、と少々ズレた驚き方にいずみは「人間です!!」とツッコむ。結局おじさんたちのやり取りで出遅れたせいで、いずみは菊丸をその場で取り押さえられなかった。
菊丸もまた今のうちに逃げ出そうとこっそり出口に向かうが、そこでモグラたたきを壊されて怒り心頭の番頭さんに見つかってしまう。
結局菊丸はモグラたたきに埋め込まれ、頭を筐体から出したまま子供たちに殴られ続けるハメになったのだった。

【レビュー】
ようやくいずみがメインディッシュとなるお話が来ました。本当に久しぶりです。
いずみがメインとなる話は29話以来ですからいかに間が開いていたかを伺わせます。
約一年放置って…偶然とはいえ、それは「激動ジャングルぶろ!!」以来になるので、温泉つながりともいえます。
絶対意図的なものではないと思いますが。
その遠大な放置プレイ(?)が功を奏したのか今回のいずみへの攻めは素晴らしい。
畳み掛けるように「見立て」「衆人環視」をこれでもかと喰らわされます。それも中年おじさんなのがポイント。ここ数話立て続けに見立てネタが続いてますが、今回は小道具でのごまかしなく、いずみのおしり一本で勝負しているのもポイント高いです。
菊丸のあおり方も見事「新聞で見たでしょ」の一言でおじさんたちの心理を見事に操っています。何だかんだでこのおじさんたちはおいしい思いしかしていません。「サボテンだったんですか?」というセリフは実はすべてを知ってた上で菊丸のノリに付き合っていただけだとしたら…なんて深読みしてしまうくらい見事な逃げ口上です。
最後がおっぱい絡みだったのがちと難ですが、これだけイジられれば充分でしょう。
惜しむらくはちょっとカエルが押し広げる場面でおしりのデッサンが変なところ。見ればわかりますが、ちょっと変です。
視線は大切な部分の影に皆注いでるでしょうが(おい)。
この回は番頭さんと温泉客一行とゲスト男性が二組登場するのも特徴です。「結果的に菊丸の悪行に加担する男性キャラ」二組も登場するのはこれが最初で最後ですね。多分。
余談ですが番頭さんが「モグラたたき歴20年」と言ってますが、モグラたたきが世に登場したのは1970年代です。
このお話の初掲載は1985年ですから、どうやっても20年の実績にはなりません。番頭さんの見栄ということにしておいた方がよさそうですね。
【あらすじ】
商店街の福引で特賞を当てたいずみ。商品はなんと温泉宿の宿泊券3名分だった。
というわけで、例のごとくいずみ、千春、菊丸の三人が温泉宿に宿泊していた。温泉で体を温めた三人は、部屋に戻る途中、旅館の片隅にゲームセンターを発見した。
喜び勇んで遊び始める菊丸。いずみと千春も最初こそお金の無駄遣いだと難色を示すが、結局誘惑に負けて「モグラたたき」に興じることとなった。
普段おっとりしてる千春だが「モグラたたきは得意」と自慢し、実際にかなりの腕前を披露する。
感心しながら千春のテクニックを見守る菊丸だったが、千春の浴衣が肌蹴かけているのに気付く。
しかも隙間から見えるのはノーブラの胸。何とか接近したいと菊丸は画策する。
やがてゲームのモグラがあるもの似ていると気付いた菊丸は、こっそりモグラたたきの筐体のプラグをいずみたちに気づかれないよう引っこ抜く。
電気が来ないので、当然モグラの動きが止まり、原因が分からないいずみと千春は困惑する。
菊丸は自分が調べると筐体の蓋を開き、全身を中に入れてチェックし始める。
とはいっても本気で調べるはずがなく、次々と部品を分解してかえって状況を悪化させている。
やがて筐体から這い出てくる菊丸は、当惑するいずみたちに向かって「自分ではわからないから、いずみちゃんたちが見てみて」と押し付ける。
機械のことなど分かるはずがないのだが、いずみと千春は渋々筐体の中に身をねじ込む。
全身が筐体に入りきったのを見届けた菊丸は不意に「旅館の番頭さんが来た」とウソをついて筐体の扉を閉め二人を閉じ込めてさらに「バレたら面倒だからモグラのふりをしてくれ」と指示を出す。
筐体に閉じ込められたいずみが上をみるとモグラの模型が出入りしていた穴が無数に開いている。「こんな小さな穴からわたしたちの頭は通らない」と菊丸に真顔で返事をする。
もちろん菊丸もそんなことは望んでない。「他に出せそうなものがあるでしょ」と珍しくボケとツッコミの立場が逆転。それでも首をかしげるいずみに先んじて千春が答えを見出し、いずみに耳打ちする。
ボヨヨ~ンという擬音とともに4つのモグラ「らしきもの」が菊丸の目の前に現れた。
筐体の中では体を反らしておっぱいを穴に通し「これでいいんでしょ?」と誇らしげな千春とこの扱いに不満気ないずみがいた。
「さすが、千春ちゃんよくわかっていらっしゃる」と菊丸は回答に満足、だがこれだけでは形が似ているだけでさすがにこのままは使えない。
そこで菊丸はマジックを使ってそれぞれの胸に目玉、髭と、体毛を描き込み「モグラ」として完成させる。
これを前回のように客のフリをして遊ぼうと思った菊丸だったが、そこへ本当に番頭さんが現れた。
菊丸がモグラたたきに熱中していると誤解した番頭さんは、自分もモグラたたきが大好きで…と打ち明け、熱くモグラたたきを語り出した。
「このモグラをたたく手応えが…」と平手で「モグラ」を軽くたたく。
「モグラ=千春の胸」なのでもちろん本物のモグラではないので、いつもと違う感触が返ってくる。
「こんなにやわらかかったか?」と「モグラ」を揉みしだく番頭さん。正体はわからずともこの手触りは琴線に触れたらしく「懐かしいてざわりじゃ」と手を止めない。堪らず千春は声を殺して頬を赤らめる。
番頭さんにおいしいところを持って行かれてしまった菊丸は何とかしようと考えを巡らせ「モグラたたきで勝負しましょう」と持ちかける。モグラたたき名人を称する番頭さんは当然これを受け入れるが「まずは基本的な技術から」とレクチャーを始める。
スポンジ製のハンマーをモグラの真上から落とす「打ちおろし型」斜めに打ち抜ける「応用型」などを披露。
しかもちゃんといずみ、千春それぞれの胸に叩き落とす「配慮」も忘れない。
菊丸はそれに倣って自分もハンマーで練習するが、ハンマーの面で乳首を転がす「プラスアルファ」も忘れない。
驚いた千春はついに「うっうう~ん」と声を漏らしてしまう。
その声に不審を抱いた番頭さんをなんとかなだめ、その場は収まったが「すぐ千春ちゃんは感じちゃうんだから…おしおきっ」と指で乳首を弾く。
いよいよ実戦。先攻の菊丸は上手く演じるようにと機械に囁き、ゲーム開始。ムチャ振りに当惑しながらも二人は忠実にモグラの動きを再現し始める。
ところが菊丸が振り下ろしたハンマーの先端についていた金具が千春の乳首に引っかかってしまう。
菊丸は力尽くで引き抜こうとハンマーを引っ張り、「モグラ」の顔が歪むほどに釣り上げる。
どうにか金具は抜けたもの千春は「いや~ん」と絶叫。先ほどから違和感を覚えていた番頭さんは、やはり故障していると電気屋を呼びに去ってしまった。
どうにかその場を凌いだものの、背後からきつい視線を感じた菊丸。
そこにはいずみと千春が無言で菊丸を睨み付けていた。
まだ故障の原因が菊丸が人為的に起こしたものとはばれなかったので、その場を取り繕って怒りを鎮めることはできたものの、いずみと千春は「体が冷えたからまだ入ってない熱帯ジャングル風呂へ行こう」と去ってしまった。
そこで菊丸は熱帯ジャングル風呂に先回りする。
男湯に誰もいないのを確認すると男湯と女湯の看板を差し替えて二人を男湯に誘い込む。
文字どおりジャングルのような熱帯の木々が備わった大きなお風呂に二人は大喜び。
だが湯煙の奥に菊丸が表われ、二人はパニックに陥る。
目論見通りにことが運び、三人での混浴と洒落込もうとした菊丸だったが、一般のお客さんも続いてやって来てしまった。
仕方がないので、いずみと千春に手近な場所に隠れるよう菊丸は指示。
二人もこれに応じ、植えられた茂みに身を潜める。
現れたのは3、4人の中年おじさんの団体だった。
熱帯植物に感心しているおじさんだったが、その茂みの奥に全裸の女子高生が潜んでいようなどと夢にも思わない。
おじさんたちがいる間はうかつに動けないので、仕方なく湯に浸かっていた菊丸だったが、子供の忘れものらしいオモチャを見つける。それは管を通じて空気を送ることで足が伸び縮みするカエルだった。
これを見た菊丸は、おじさんたちがいる状況を逆手にとった作戦を思いつく。
おじさんたちに挨拶しながら近寄ると「こんな植物もあるんです」とやおら近くの木々を押し分ける。
するとそこに草の茂みから突き出た奇妙な物体が現れた。菊丸は誇らしげに「トゲのない新種の食虫サボテン、学名リシオ・ノ・チャン・ミズイ!!」と紹介する。
おじさんたちはこの奇妙なサボテンを見て「本当にサボテンか?」「大きくてツルツルしてるが…」などと訝しがる。
それもそのはず。食虫サボテンの正体はいずみのおしりだった。
草むらに上半身と足は隠れているのでおじさんたちはまさか女子高生が男湯に潜んでおしりを突き立てているなどとは思わなかったらしい。
結局「新聞に出てたでしょ?」と菊丸の出まかせにプライドをくすぐられ、「見た見た」とありもしない新聞記事を認めてしまったおじさん。とうとういずみのおしりはサボテンにされてしまった。
いずみは緊張と恐怖と恥ずかしさからおしりを突き上げたポーズのまま身じろぎ一つせずに耐えている。
おじさんはあらためてサボテンを眺め「意外と柔らかいんですな」と手を当てて撫でまわす。さらにおしりの割れ目に沿って指を這わせるという大技に出てきたため「い、いやぁ~ん」といずみは反応してしまう。
サボテンがピクピクと震え、驚くおじさんに菊丸が慌てながらも「触ってはいけない、サボテンは意思があり、特にこのサボテンは触られると感じてしまう」といずみの気持ちを正確に見抜いてフォローする。
そこで菊丸は「食虫サボテンですからオモチャのカエルで実験してみましょう」と先ほどのカエルを取り出し、そっとおしりのてっぺんに乗せる。「変なモノ乗せるなぁ!!」と困惑するいずみだったが、声を出すわけにもいかず、忍従するしかない。
菊丸がカエルに空気を送り込むとカエルは勢いよく跳ね上がり、いずみのきゅっと締まった太ももに挟まってしまった。そのまま空気を送り続けると飲み込まれていないカエルの足だけがピクンピクンと動く。
そこで菊丸はさらに強く空気を送り込む。カエルの足はいずみの太ももに引っ掛かり、徐々に密着した太ももを押し広げ始めた。今は黒く影になっているが、このままではいずみの大切な部分が白日の下に晒されてしまう。
慌てていずみは「う、うん、ん~!!」と力を込めて太ももを締め上げなおす。今度はいずみの力が勝り、カエルを飲み込みこんだおしりは一見元の状態に戻るが、力み過ぎて露骨にブルブルと震えている。
「負けるな、やせガエル!!」と再度菊丸も空気を強く送り込む。すると再びカエルの足がサボテンから飛び出し、力いっぱい押し広げる。これにはいずみも勝てずなすがままどんどん押し広げられ、一瞬丸見えの状態に到達しかける。
だが、いずみが残った最後の力で再度締め上げで抵抗すると、カエルの胴を押しつぶし、それがきっかけでカエル本体とホースが抜けてしまったため、どうにか死守することができた。
一方の菊丸は「カエルがない、オモチャのカエルをサボテンが飲み込んだら一大事」と小芝居をした上で救出作戦に移行、突如自分の髪を洗いだす。
何をしているのかと怪訝な面持ちで菊丸の様子をうかがういずみだったが、その理由をすぐに身をもって理解することになる。
菊丸は泡だらけの頭のままいずみのふとももに頭ごと突っ込んできたのだった。
おじさんたちは「頭から食べられてしまった!!」と心配げに見守るしかない。
いずみの太ももに挟まれ、大満足の菊丸。目線を上げるとその先にはいずみのおっぱいが地面に向かって垂れ下がっている。
一口味わおうと舌を伸ばす菊丸だったが、いずみも必死に抵抗し菊丸を太ももで押し戻す。
だが菊丸も諦めることなく再度アタック。この攻防がを何度も繰り返す様子を見て、おじさんたちからは「サボテンと戦ってますな」と吞気な会話を交わすことしかできない。
ついに菊丸の執念が勝り、舌がいずみを捕らえようとしていた。体力的に押し戻す余力はもうなかったいずみは、とっさに目についたあるものをおっぱいの近くに引き寄せる。
菊丸は夢中でむしゃぶりつき、おっぱいの感触を堪能。だが妙にザラザラして違和感を覚える。
いずみのおっぱいと思っていたものは、いずみが身を守るために置いた本物のサボテンだった。
激痛に思わず菊丸は飛び上がり、浴場内を駆け巡る。
いきなり女子高生が現れて大いに驚くおじさん。
だが「あなたサボテンなんですか」と、と少々ズレた驚き方にいずみは「人間です!!」とツッコむ。結局おじさんたちのやり取りで出遅れたせいで、いずみは菊丸をその場で取り押さえられなかった。
菊丸もまた今のうちに逃げ出そうとこっそり出口に向かうが、そこでモグラたたきを壊されて怒り心頭の番頭さんに見つかってしまう。
結局菊丸はモグラたたきに埋め込まれ、頭を筐体から出したまま子供たちに殴られ続けるハメになったのだった。

【レビュー】
ようやくいずみがメインディッシュとなるお話が来ました。本当に久しぶりです。
いずみがメインとなる話は29話以来ですからいかに間が開いていたかを伺わせます。
約一年放置って…偶然とはいえ、それは「激動ジャングルぶろ!!」以来になるので、温泉つながりともいえます。
絶対意図的なものではないと思いますが。
その遠大な放置プレイ(?)が功を奏したのか今回のいずみへの攻めは素晴らしい。
畳み掛けるように「見立て」「衆人環視」をこれでもかと喰らわされます。それも中年おじさんなのがポイント。ここ数話立て続けに見立てネタが続いてますが、今回は小道具でのごまかしなく、いずみのおしり一本で勝負しているのもポイント高いです。
菊丸のあおり方も見事「新聞で見たでしょ」の一言でおじさんたちの心理を見事に操っています。何だかんだでこのおじさんたちはおいしい思いしかしていません。「サボテンだったんですか?」というセリフは実はすべてを知ってた上で菊丸のノリに付き合っていただけだとしたら…なんて深読みしてしまうくらい見事な逃げ口上です。
最後がおっぱい絡みだったのがちと難ですが、これだけイジられれば充分でしょう。
惜しむらくはちょっとカエルが押し広げる場面でおしりのデッサンが変なところ。見ればわかりますが、ちょっと変です。
視線は大切な部分の影に皆注いでるでしょうが(おい)。
この回は番頭さんと温泉客一行とゲスト男性が二組登場するのも特徴です。「結果的に菊丸の悪行に加担する男性キャラ」二組も登場するのはこれが最初で最後ですね。多分。
余談ですが番頭さんが「モグラたたき歴20年」と言ってますが、モグラたたきが世に登場したのは1970年代です。
このお話の初掲載は1985年ですから、どうやっても20年の実績にはなりません。番頭さんの見栄ということにしておいた方がよさそうですね。
キャラクター紹介【秋山早苗】

登場作品:ハートキャッチいずみちゃん
出身地:広島県
年齢:24歳
誕生日:7月9日
血液型:A
スリーサイズ:80/61/82
第11話、14話ゲスト。婦警。
制服シーンがほとんどないので中々警察官だと認識しにくい。
初回は子守に追われるだけだったが、再登場時は正義に燃える空回り警官に成長(?)していた。

この時彼女はノーパンです
【管理人から一言】
「正義の名の下の空回り」ってのは本作において結構重要な要素で、これが濃いほど菊丸が付け入りやすくなるので話が面白くなることが多いです。
彼女は2回の登場でその差がかなりはっきりしており、比較のわかり易いサンプルではないでしょうか?
序盤しか登場していないのですが、それでもかなり顕著だと思います。
ハートキャッチいずみちゃん 第38話
マル秘鉄道模型作戦
【あらすじ】
鉄道模型展の会場にいずみ、千春と菊丸の三人の姿があった。
各々模型を見て回り、その精巧さを感心しながら眺めている。
実はこの模型展はまだ開場していない。ではなぜ三人がそんなところにいるかというと、模型展の主催者が募集したコンパニオンにいずみと千春が採用されたからだった。ちなみに菊丸は一切関係ないので厳密にはここにいてはならず、いずみも「余計なの一名」と内心思っている。
そろそろ時間だと千春に促され、いずみたちは更衣室に姿を消した。
その間も菊丸は鉄道模型に夢中になっている。
中でもひときわ大きなジオラマを見つけ大興奮。電車の運転台も再現されている。さらにその横にあるいくつかのスイッチを押すとモーターが駆動してジオラマの何もないところが池になったり山が出現したりと非常に凝っている。
感心している菊丸に背後から「だーれだ?」と目隠しをしてきた人物がいた。声ですぐ「千春ちゃんだな」と答え振り返る菊丸。
するとそこには千春といずみがコンパニオンのユニフォームに着替え終えて立っていた。
千春は可愛いと喜んでいるが、申し訳程度に胸を隠すブラジャーとそれに連結されているシースルーマント。そしてパレオ状の超ミニスカというほとんど裸のような格好にいずみは「大胆すぎる」と困惑気味。
当然菊丸は「アリ」なので涙をにじませながら二人の艶姿を堪能する。
落ち着いたところであらためて周囲を見回すが、指示してくれるはずの係員はいない。仕方なく待機していると菊丸が例によって悪さを思いつき「コンパニオンは立ち仕事だから、待っている間に柔軟体操をしよう」と持ちかける。
いずみたちも同調しさっそく運動が始まる。菊丸の指示で千春といずみは背中合わせになり、シーソーのようにお互いを背負いあって背筋を伸ばす。
何度か繰り返したところでいずみがまた背負われる。上体が大きく引き伸ばされ、ブラジャーからおっぱいがはみ出そうなくらいツンと盛り上がっている。そこで菊丸は千春にもっと腰を曲げるようそそのかす。
菊丸の企みなど知る由もない千春は素直に腰をさらに深く曲げる。すると当然いずみはもっと上体を反らし、とうとう体が宙に浮いてしまった。
菊丸はそのチャンスを逃さない。いずみが動けないのを良いことにブラジャーをめくる。
そしてあっさりおっぱいを露出。「プリティーチェリー」と菊丸は大満足。いずみは当然「元に戻してぇ」と哀願。だが体操の途中だからと菊丸は却下。「代わりにぼくがしまってあげよう」と「でっぱり=乳首」を指で押さえブラジャーに押し戻そうとするがそんなことで戻るわけがなく。いずみをただただ感じさせるだけ。
「そんなのでしまえるわけないでしょ」と怒るいずみに「そうか、つまんでしまわないとね」と白々しくやり方を改め、キュッと乳首をつまみあげる。「ちがうってのにぃ」と悶えるいずみ。そこで菊丸は「口に含めば…」とやり方をまた変えようとするが、その一瞬の隙をついていずみが延髄切りを繰りだす。
菊丸に見事にヒットしたため、おっぱいを吸われることだけは免れたものの、無理のある体勢から繰りだしたため、千春もろとも転倒してしまい、結局三人とも床に倒れこむ。
ユニフォームは破損こそしていないが、あちこち乱れてなおさなければみっともない。
そう思っていた矢先に場内アナウンスが流れ、開場した旨を伝えてきた。
慌てていずみと千春は菊丸が遊んでいた巨大ジオラマの下に潜り込む。
菊丸はだれか来ないか見張っているが、お客が来る気配はない。
拍子抜けした菊丸は、またしても悪事を思いつく。声色を使ってお客がいるフリをして、ジオラマの操作パネルを動かし始めた。
ジオラマの機械が勢いよく動き、まずはいずみの足下の床が上に押し上げられ始めた。突然の出来事にパニックになったいずみは逃げることもできず、その動きに身をゆだねるしかない。
そして菊丸が見守る中、ジオラマの地面が大きく開き、そこから標高83センチの「昭和ちちぶ山」が姿を現した。もちろんいずみのおっぱいである。機械に持ち上げられて天井に押し付けられた格好のいずみはそこから全く動けなくなってしまった。衣装もなおっていないので「ちちぶ山」は乳首まで完全に露出している。
いずみを捕捉したことに満足した菊丸は客のフリを続け、操作も継続する。
今度は千春が餌食となった。彼女の体勢がせり上がる床と少しずれていたため、悪いことに下半身だけが押し上げられてしまった。その結果「しりもち山」がジオラマに姿を現す。
スカートはめくれてしまったので、おしりがはみ出そうな小さなパンティ、しかも紐パンが千春を守る全てだった。
千春もまた枠におしりがはまったのか動けない。菊丸はバレないのをいいことに他人のフリをして千春のおしりを揉みしだく。
「胸やおしりがセットに現れて大丈夫なの?」といずみが疑問をぶつけるとカムフラージュをしていると答える菊丸。
だが踏切の模型を乳首に立てようとするなどイマイチ真剣味が欠けている。
直後に菊丸は何かに気づいて背後を向く。どうやら本当にお客がやって来たらしい。慌てた菊丸は何とかしなければと周囲を見渡す。そしてジオラマに使われなかった山の模型やミニチュアをいくつか発見した。
お客は小学生くらいの男の子たちだった。男の子たちが件のジオラマに辿り着いた時、いずみのおっぱいには鉄橋のレールを渡し、千春のおしりには山の模型を被せておしりの周囲を木々のミニチュアで囲って巧妙にカモフラージュされていたため、全く気付く様子はない。この特大ジオラマに感嘆の声をあげている。
念のため子供たちに「模型に触らないように」と伝えるが、これで子供たちは菊丸をジオラマの製作者と誤解してしまう。菊丸が口ごもっていると子供のひとりが踏切の警報機の模型を拾い上げた。
「きっとここに刺さってたんだな」と子供が狙いを定めたのは千春の「しりもち山」だった。
パンティの上から踏切を立て始める子供。おしりの割れ目と同じ座標を覆っている辺りをググッとパンティ上から警報機を押しつける。
「そこは…ちがーう!!」と声にならない悲鳴を上げる千春。パンティを突き破って内部にやってきた踏切の先端は千春のどこかに直に触れたらしい。
やがて深々と刺さって安定して立った警報機はカンカンとリズミカルな音を「しりもち山」の頂上で鳴らし始めた。
菊丸ですらできないハードプレイに菊丸は大慌て。「うらやまし…」と思わず本音を洩らしながらも踏切を立てた子供を殴りつける。
ここまでくると他の子供もじっとはしていない。今度は別の子供が列車を走らせ始めてしまった。
列車はカタンカタンと順調に走る。ところがいずみの「ちちぶ山」にさしかかってしまった。
列車はいずみのおっぱいに渡された鉄橋を何事もなく通り過ぎる。だが同時に線路にはみ出している乳首を車体がこすりつけるので、いずみは「振動が…」と悶絶。
ピクピクと列車によって振るわされる乳首を見て興奮した菊丸は子供を押しのけて操作パネルにしがみつく。
だが、列車はあっさり「ちちぶ山」を通過してしまった。肩を落とす菊丸だったが、列車は今度は「しりもち山」に向かっている。
まだお楽しみは残っていたと菊丸は列車を加速させる。だが列車は「がぽっ」という鈍い音ともに「しりもち山」の中央部に激突。千春を「食い込んでくるぅ」と絶叫させる。
列車が通過しないので菊丸は一旦列車を引きさがらせ、再度勢いをつけて「しりもち山」に特攻。今度はより深くめり込んでしまい「潜り込んでくるぅ」と千春は正気を失いかける。
「しりもち山」はブルブルと震え、子供たちも地震かと疑うほど、面妖な動きを見せ始める。
わずかに残った理性で「ふんっ」と力み、列車を脱線させることで辛うじて難を逃れた千春だったが、菊丸も諦めない。
そもそもおしりだけ突き出てる今の状況では列車はどうあっても通らない。
そこで菊丸は仕掛けを操作して千春の体勢を変えようとする。
その結果、上半身は山の模型に隠れたままなので見つかってはいないが、全身が外に出てしまった千春。四つん這いでおしりだけ露出しているという異様な恰好を強いられる。
レールは膝の間を抜けているので今度こそ理論上は列車が通過できるはず。
トンネル開通を記念して菊丸は車両を蒸気機関車のD-51に変更する。
D-51は、順調に千春の股を抜けトンネルの奥へと消えていった。一方突然汽車が接近してきたため驚いた千春は反射的に身を竦める。その拍子に千春の乳首がD-51の煙突にはまってしまい動かなくなってしまった。
事情を知らない菊丸たちは不審に思い、今度は一般電車を「しりもち山」へ走らせる。
すると電車は千春のパンティを引っかけ、またしてもトンネルので止まってしまった。
全く状況がつかめない菊丸だったが、そこはスケベの直感でD-51は前進、電車は後退と判断し操作する。
するとD-51は乳首がはまったまま前進しておっぱいをひっぱり、電車に至ってはパンタグラフにパンティを引っ掛かったまま戻ってきてしまったため千春はパニックに陥ってしまう。パンティは千春との間に大きな隙間を作っていて、菊丸の立ち位置からは見えないが大切な部分が丸見えになっている。
そこで今度は電車も前進させると、パンティはその大切な部分に深く食い込み、いつはみ出てもおかしくない有様になる。
菊丸は電車を集中的に前進後退を繰り返させる。同時にパンティも大きく前後し、千春は大切な部分を擦られて「あっつ~い」と絶叫。
そうこうしているうちにパンティの左側の紐が解けてしまった。これでパンティを手繰り寄せれば今度こそ菊丸も千春の大切な部分を拝むことができる。
期待を込めてフルパワーで電車を後退させると紐は千春の体から離れる。
もう片方の紐も…と勇む菊丸だったが、ここにきて無茶な操作で負荷をかけすぎたのか操作パネルが爆発。
模型全体に派生してしまったので子供たちは大パニック。
菊丸は一人逃げ出そうとするが、爆発のどさくさでやっと脱出できたいずみと千春に捕まってしまった。
ようやくコンパニオンとして仕事を始められたいずみたち。
紹介するのは菊丸を模型に括りつけ、その真横に置かれた風船を狙って汽車が走るという模型というよりは罰ゲームのセット。
「なんで罰ゲームを受けるんだー」とあがく菊丸を目指して、針を装着した機関車がまさに風船を割らんと迫って行くのだった。

【レビュー】
タイトルは正確には『
鉄道模型作戦』です。
通常テキストでは表記する手段がないので、とりあえず『マル秘』で代用しました。
今回のお話はかなりハード。『見立て』『コスプレ』『衆人環視』と前回よりもマニアックな要素が増えてます。
とは言っても『コスプレ』の部分はあまり意味はありませんが…
ストーリーも徐々にテンションが上がっていくような攻め方をしており「最初におっぱい徐々に下へ」というパターンが確立されてきました。
…ですが、最大の問題はキャスティング。
メインターゲットが千春になっていますが、今回の筋書きは完全にいずみ向け。千春は性格上、今回のようなヨゴレ仕事には向いていません。相変わらず「ヒロイン(笑)」全開です。
その最たるものはやはり「警報機突き立て事件」です。あれは位置、角度から様々な「突き立て」を想像させる最高のシチュエーションであるにも関わらず、それが千春。それは違う。
さて、もう多くは語りませんが、その千春のシチュエーション。
正解はどれでしょう?
1.どこにも突き立ってない
2.前に突き立てられた
3.後ろに突き立てられた
「そこは…」「信じられなーい」といった千春の言を含めて考えれば…
少なくとも1.はないよなぁ…
【あらすじ】
鉄道模型展の会場にいずみ、千春と菊丸の三人の姿があった。
各々模型を見て回り、その精巧さを感心しながら眺めている。
実はこの模型展はまだ開場していない。ではなぜ三人がそんなところにいるかというと、模型展の主催者が募集したコンパニオンにいずみと千春が採用されたからだった。ちなみに菊丸は一切関係ないので厳密にはここにいてはならず、いずみも「余計なの一名」と内心思っている。
そろそろ時間だと千春に促され、いずみたちは更衣室に姿を消した。
その間も菊丸は鉄道模型に夢中になっている。
中でもひときわ大きなジオラマを見つけ大興奮。電車の運転台も再現されている。さらにその横にあるいくつかのスイッチを押すとモーターが駆動してジオラマの何もないところが池になったり山が出現したりと非常に凝っている。
感心している菊丸に背後から「だーれだ?」と目隠しをしてきた人物がいた。声ですぐ「千春ちゃんだな」と答え振り返る菊丸。
するとそこには千春といずみがコンパニオンのユニフォームに着替え終えて立っていた。
千春は可愛いと喜んでいるが、申し訳程度に胸を隠すブラジャーとそれに連結されているシースルーマント。そしてパレオ状の超ミニスカというほとんど裸のような格好にいずみは「大胆すぎる」と困惑気味。
当然菊丸は「アリ」なので涙をにじませながら二人の艶姿を堪能する。
落ち着いたところであらためて周囲を見回すが、指示してくれるはずの係員はいない。仕方なく待機していると菊丸が例によって悪さを思いつき「コンパニオンは立ち仕事だから、待っている間に柔軟体操をしよう」と持ちかける。
いずみたちも同調しさっそく運動が始まる。菊丸の指示で千春といずみは背中合わせになり、シーソーのようにお互いを背負いあって背筋を伸ばす。
何度か繰り返したところでいずみがまた背負われる。上体が大きく引き伸ばされ、ブラジャーからおっぱいがはみ出そうなくらいツンと盛り上がっている。そこで菊丸は千春にもっと腰を曲げるようそそのかす。
菊丸の企みなど知る由もない千春は素直に腰をさらに深く曲げる。すると当然いずみはもっと上体を反らし、とうとう体が宙に浮いてしまった。
菊丸はそのチャンスを逃さない。いずみが動けないのを良いことにブラジャーをめくる。
そしてあっさりおっぱいを露出。「プリティーチェリー」と菊丸は大満足。いずみは当然「元に戻してぇ」と哀願。だが体操の途中だからと菊丸は却下。「代わりにぼくがしまってあげよう」と「でっぱり=乳首」を指で押さえブラジャーに押し戻そうとするがそんなことで戻るわけがなく。いずみをただただ感じさせるだけ。
「そんなのでしまえるわけないでしょ」と怒るいずみに「そうか、つまんでしまわないとね」と白々しくやり方を改め、キュッと乳首をつまみあげる。「ちがうってのにぃ」と悶えるいずみ。そこで菊丸は「口に含めば…」とやり方をまた変えようとするが、その一瞬の隙をついていずみが延髄切りを繰りだす。
菊丸に見事にヒットしたため、おっぱいを吸われることだけは免れたものの、無理のある体勢から繰りだしたため、千春もろとも転倒してしまい、結局三人とも床に倒れこむ。
ユニフォームは破損こそしていないが、あちこち乱れてなおさなければみっともない。
そう思っていた矢先に場内アナウンスが流れ、開場した旨を伝えてきた。
慌てていずみと千春は菊丸が遊んでいた巨大ジオラマの下に潜り込む。
菊丸はだれか来ないか見張っているが、お客が来る気配はない。
拍子抜けした菊丸は、またしても悪事を思いつく。声色を使ってお客がいるフリをして、ジオラマの操作パネルを動かし始めた。
ジオラマの機械が勢いよく動き、まずはいずみの足下の床が上に押し上げられ始めた。突然の出来事にパニックになったいずみは逃げることもできず、その動きに身をゆだねるしかない。
そして菊丸が見守る中、ジオラマの地面が大きく開き、そこから標高83センチの「昭和ちちぶ山」が姿を現した。もちろんいずみのおっぱいである。機械に持ち上げられて天井に押し付けられた格好のいずみはそこから全く動けなくなってしまった。衣装もなおっていないので「ちちぶ山」は乳首まで完全に露出している。
いずみを捕捉したことに満足した菊丸は客のフリを続け、操作も継続する。
今度は千春が餌食となった。彼女の体勢がせり上がる床と少しずれていたため、悪いことに下半身だけが押し上げられてしまった。その結果「しりもち山」がジオラマに姿を現す。
スカートはめくれてしまったので、おしりがはみ出そうな小さなパンティ、しかも紐パンが千春を守る全てだった。
千春もまた枠におしりがはまったのか動けない。菊丸はバレないのをいいことに他人のフリをして千春のおしりを揉みしだく。
「胸やおしりがセットに現れて大丈夫なの?」といずみが疑問をぶつけるとカムフラージュをしていると答える菊丸。
だが踏切の模型を乳首に立てようとするなどイマイチ真剣味が欠けている。
直後に菊丸は何かに気づいて背後を向く。どうやら本当にお客がやって来たらしい。慌てた菊丸は何とかしなければと周囲を見渡す。そしてジオラマに使われなかった山の模型やミニチュアをいくつか発見した。
お客は小学生くらいの男の子たちだった。男の子たちが件のジオラマに辿り着いた時、いずみのおっぱいには鉄橋のレールを渡し、千春のおしりには山の模型を被せておしりの周囲を木々のミニチュアで囲って巧妙にカモフラージュされていたため、全く気付く様子はない。この特大ジオラマに感嘆の声をあげている。
念のため子供たちに「模型に触らないように」と伝えるが、これで子供たちは菊丸をジオラマの製作者と誤解してしまう。菊丸が口ごもっていると子供のひとりが踏切の警報機の模型を拾い上げた。
「きっとここに刺さってたんだな」と子供が狙いを定めたのは千春の「しりもち山」だった。
パンティの上から踏切を立て始める子供。おしりの割れ目と同じ座標を覆っている辺りをググッとパンティ上から警報機を押しつける。
「そこは…ちがーう!!」と声にならない悲鳴を上げる千春。パンティを突き破って内部にやってきた踏切の先端は千春のどこかに直に触れたらしい。
やがて深々と刺さって安定して立った警報機はカンカンとリズミカルな音を「しりもち山」の頂上で鳴らし始めた。
菊丸ですらできないハードプレイに菊丸は大慌て。「うらやまし…」と思わず本音を洩らしながらも踏切を立てた子供を殴りつける。
ここまでくると他の子供もじっとはしていない。今度は別の子供が列車を走らせ始めてしまった。
列車はカタンカタンと順調に走る。ところがいずみの「ちちぶ山」にさしかかってしまった。
列車はいずみのおっぱいに渡された鉄橋を何事もなく通り過ぎる。だが同時に線路にはみ出している乳首を車体がこすりつけるので、いずみは「振動が…」と悶絶。
ピクピクと列車によって振るわされる乳首を見て興奮した菊丸は子供を押しのけて操作パネルにしがみつく。
だが、列車はあっさり「ちちぶ山」を通過してしまった。肩を落とす菊丸だったが、列車は今度は「しりもち山」に向かっている。
まだお楽しみは残っていたと菊丸は列車を加速させる。だが列車は「がぽっ」という鈍い音ともに「しりもち山」の中央部に激突。千春を「食い込んでくるぅ」と絶叫させる。
列車が通過しないので菊丸は一旦列車を引きさがらせ、再度勢いをつけて「しりもち山」に特攻。今度はより深くめり込んでしまい「潜り込んでくるぅ」と千春は正気を失いかける。
「しりもち山」はブルブルと震え、子供たちも地震かと疑うほど、面妖な動きを見せ始める。
わずかに残った理性で「ふんっ」と力み、列車を脱線させることで辛うじて難を逃れた千春だったが、菊丸も諦めない。
そもそもおしりだけ突き出てる今の状況では列車はどうあっても通らない。
そこで菊丸は仕掛けを操作して千春の体勢を変えようとする。
その結果、上半身は山の模型に隠れたままなので見つかってはいないが、全身が外に出てしまった千春。四つん這いでおしりだけ露出しているという異様な恰好を強いられる。
レールは膝の間を抜けているので今度こそ理論上は列車が通過できるはず。
トンネル開通を記念して菊丸は車両を蒸気機関車のD-51に変更する。
D-51は、順調に千春の股を抜けトンネルの奥へと消えていった。一方突然汽車が接近してきたため驚いた千春は反射的に身を竦める。その拍子に千春の乳首がD-51の煙突にはまってしまい動かなくなってしまった。
事情を知らない菊丸たちは不審に思い、今度は一般電車を「しりもち山」へ走らせる。
すると電車は千春のパンティを引っかけ、またしてもトンネルので止まってしまった。
全く状況がつかめない菊丸だったが、そこはスケベの直感でD-51は前進、電車は後退と判断し操作する。
するとD-51は乳首がはまったまま前進しておっぱいをひっぱり、電車に至ってはパンタグラフにパンティを引っ掛かったまま戻ってきてしまったため千春はパニックに陥ってしまう。パンティは千春との間に大きな隙間を作っていて、菊丸の立ち位置からは見えないが大切な部分が丸見えになっている。
そこで今度は電車も前進させると、パンティはその大切な部分に深く食い込み、いつはみ出てもおかしくない有様になる。
菊丸は電車を集中的に前進後退を繰り返させる。同時にパンティも大きく前後し、千春は大切な部分を擦られて「あっつ~い」と絶叫。
そうこうしているうちにパンティの左側の紐が解けてしまった。これでパンティを手繰り寄せれば今度こそ菊丸も千春の大切な部分を拝むことができる。
期待を込めてフルパワーで電車を後退させると紐は千春の体から離れる。
もう片方の紐も…と勇む菊丸だったが、ここにきて無茶な操作で負荷をかけすぎたのか操作パネルが爆発。
模型全体に派生してしまったので子供たちは大パニック。
菊丸は一人逃げ出そうとするが、爆発のどさくさでやっと脱出できたいずみと千春に捕まってしまった。
ようやくコンパニオンとして仕事を始められたいずみたち。
紹介するのは菊丸を模型に括りつけ、その真横に置かれた風船を狙って汽車が走るという模型というよりは罰ゲームのセット。
「なんで罰ゲームを受けるんだー」とあがく菊丸を目指して、針を装着した機関車がまさに風船を割らんと迫って行くのだった。

【レビュー】
タイトルは正確には『

通常テキストでは表記する手段がないので、とりあえず『マル秘』で代用しました。
今回のお話はかなりハード。『見立て』『コスプレ』『衆人環視』と前回よりもマニアックな要素が増えてます。
とは言っても『コスプレ』の部分はあまり意味はありませんが…
ストーリーも徐々にテンションが上がっていくような攻め方をしており「最初におっぱい徐々に下へ」というパターンが確立されてきました。
…ですが、最大の問題はキャスティング。
メインターゲットが千春になっていますが、今回の筋書きは完全にいずみ向け。千春は性格上、今回のようなヨゴレ仕事には向いていません。相変わらず「ヒロイン(笑)」全開です。
その最たるものはやはり「警報機突き立て事件」です。あれは位置、角度から様々な「突き立て」を想像させる最高のシチュエーションであるにも関わらず、それが千春。それは違う。
さて、もう多くは語りませんが、その千春のシチュエーション。
正解はどれでしょう?
1.どこにも突き立ってない
2.前に突き立てられた
3.後ろに突き立てられた
「そこは…」「信じられなーい」といった千春の言を含めて考えれば…
少なくとも1.はないよなぁ…
ハートキャッチいずみちゃん 第37話
菊丸流、指人形劇!!
【あらすじ】
ひばり幼稚園で『桃太郎』の指人形劇を披露することになり準備に追われるいずみと千春。
菊丸もいるが桃太郎になりきって人形を操作し「元気な子はおっぱいがヤシの実」などといずみのおっぱいを鷲掴みにするなど相変わらず脱線気味。それでも劇の舞台を組み立てる大道具としてしっかり準備はしている。
そこへ桂木先生がラジカセを携えてやってきた。
菊丸が何に使うのかと問うといずみが劇中で効果音を流すのに使うと説明し、テープをセットするよう指示してきた。
だがラジカセの操作に慣れない菊丸は、ボタンを適当にいじるが中々セット口が開かない。
見かねた桂木先生があれこれと操作を指南してくれるが、菊丸は本体よりテープに関心が移り説明を全く聞いてない。
怒った先生は「操作してごらん」と突き放す。慌てて菊丸が適当にテープをセットしてボタンを押すと取り出し口が開いてしまい、中からテープが勢いよく飛び跳ねる。
テープは宙を舞って桂木先生に向かって飛んでいく。そして襟元から服に飛び込んでしまった。
「ぼくが取ります!!」と詫びながら先生に駆け寄る菊丸。
しかし、先生は菊丸がこうなると確実に胸に手を突っ込んでロクでもないことをしてくると経験上悟っている。
「そう何度も同じ手に…」と啖呵を切りかけるものの「どうかしたんですか?」といずみに割り込まれ、話の腰を折られてしまう。
桂木先生は「なんでもない」と答えその場を取り繕い、いずみもすぐに立ち去ってしまった。
わずかなやりとりだったが、一瞬とはいえ菊丸から目を離したのがまずかった。気が付いた時、菊丸は先生に背後からまとわりつき「カセットカセット…」と胸元に手を突っ込んでいて、結局先生の危惧したとおりのシチュエーションになってしまった。
菊丸はすぐにカセットを探り当てるが、ふとテープの構造を思い出し、テープのリールの穴を先生の乳首にセット。
テープと乳首は「かぽっ」という音とともに見事にドッキングしてしまった。
菊丸はそのままテープを引っ張りだそうとするが乳首が引っ掛かり、取り出せない。
そこで「テープだけ取り出せばいいんだ」と読み取り口からテープだけを引っ張り始めた。
するとテープにつられてリールが回り、そのリールの回転がはまっている乳首を軽く刺激する。
その刺激がよほど心地よいのか「あっあっああん、あん」とかつてないほど悶える桂木先生。
露出こそ一切していないが、体を仰け反らせ、頬を紅潮させて耐えている先生は妙に艶めかしい。
そこで菊丸はテープを引きぬくスピードを上げる。こうしてセット裏では先生がひたすら悶え、喘ぎ声を上げ続けた。
他の準備をしていたいずみはこの声に気づく。千春は「セリフの練習じゃない?」と気にしないが、この声のせいで無意識に頬を赤くされてしまったいずみは声に不審を抱く。
その時、セットの書き割りが大きく倒れ、そこに泣き顔の桂木先生とその先生に抱きつき、おっぱいを揉んでいる菊丸が現れた。二人が攻防に夢中になった結果、書き割りにぶつかって倒してしまったのだった。
いずみは当然菊丸を一喝し、菊丸の魔手から逃れられた桂木先生だったが、小道具の桃が壊れてしまい使い物にならない。
何とかしたい様子の三人を見た菊丸は「みんなが協力してくれれば桃は用意できる」と宣言。いずみたちの協力を取り付ける。
やがて子供たちが集まり、いよいよ「桃太郎」の指人形劇が始まった。
台本とマイクを手にした千春がナレーションを務め「むかしむかし…」と切り出すと幕が開き、山と川が描かれた書き割りの前に菊丸が繰るおばあさんの人形が現れた。
千春が「桃が流れて…」と読み上げると、子供たちの前にちらちらと桃らしきモノが見えるが中々登場しない。
「先生早く!!」と急かす菊丸、「そんなー!!」と先生はまだ何か躊躇している。
やがて意を決したかのように「にゅん」と桃らしきものが舞台に出現した。
それは普通の桃とは少し形状が異なり、妙に肉付きが良く、生々しい。
舞台裏では裏方のいずみと菊丸が桃を必死になだめている。桃の正体は桂木先生のおしりだった。パンティを膝まで下ろしておしりを突き上げているとは夢にも思わない子供たちは「でけぇ桃~」と大喜び。先生は恥辱と苦しい姿勢に耐えながら、場面が終わるのを祈るしかない。
だが桃を拾うはずのおばあさん人形を繰るのは菊丸がそんなことを許すはずがなく、アドリブで「これは甘そうだ」などと言いながら、人形を通じて先生のおしりをぴちゃぴちゃとなで回し続ける。
「先に進まない」といずみに叱られ渋々家に持ち帰った場面に移した菊丸は、今度は「桃を切る」というナレーションに合わせ人形に包丁を持たせる。もちろん作り物だが、大きさは実物と同じなので、人形は包丁を抱えるような格好になってしまった。
人形はその包丁をおしりの割れ目に振り下ろす。
そのまま包丁を前後に引かれて「バカァ!!切るマネだけでいいのよ」とパニックになる先生。
「中々切れません」と一旦包丁を引き上げる菊丸。解放されてホッとした先生だったが、それを待っていたかのように「もう一度」と菊丸は再度包丁を振り下ろす。気が弛んでおしりの引き締めも弛んでいたのか、今度はさっきよりも深く「ぴっちょーん」とおしりに食い込んだ。
「今度は桃の奥深~くまで…」と前回よりも大きくゆっくりと包丁を引く。
腿を引き締めて必死で隠している所に包丁の刃が届いたのか「そっちはおしりじゃないでしょ~」と声にならない絶叫を上げる先生。
だが菊丸は刃をどんどん深く大きく前後させる。これには堪らず先生は「動かしちゃだめぇ」とおしりを突き上げた態勢を維持しながら、この刃の動きから少しでも逃れようと反射的に腰を前後に振り始める。
それでも菊丸の攻撃は止まず、先生は咄嗟におしりの全筋肉を集中させて刃を挟みあげる。
刃は強い力で締め上げられ、桃の動きがピタリと止まる。
おばあさん人形は包丁を動かせなくなってしまい、流石に驚く菊丸。
人形が手放した包丁は、先生のおしりに刺さったまま落ちることはなく、これを見た菊丸はまたしてもアドリブで「これは…桃の真剣白刃取り!!」と人形でアピール。
その菊丸をいずみが「台本にないことをするな」と殴りつけようやく桃太郎の登場シーンに移る。
ここで人形を桃太郎に切り替えた菊丸は先生のおしりの上から桃太郎を登場させようと試みる。
太股の裏から桃太郎を這い上がらせ、桃の頂点から子供たちに顔を見せる桃太郎。
だが、人形にパンティを引っかけて登場してしまい、状況が全く飲み込めない千春と子供たちは徐々に混乱し始める。
桃太郎はちっとも鬼ヶ島に向かおうとせず、刀を手にすると切っ先で桃をなで回したりチクチクと突き始める。
桃はフラフラと逃げ出すが、桃太郎が先回りをして抱きしめる。
そこへたび重なる脱線に怒ったいずみが菊丸の襟首を掴んで引き寄せ制止しようとした。
だが菊丸は桂木先生も巻き込んで倒れこんでしまった。後頭部をしたたかに打ち、意識を失う菊丸。
「菊丸くん菊丸くん」と先生に呼ばれ、幸いすぐに意識を取り戻す。
先生は菊丸に覆いかぶさるように倒れ、さらに菊丸をまたがるような体勢になったいた。
そのため目を開いた菊丸が最初に見たものは脱ぎかけのパンティをはち切れんほどに伸ばして大股を開き、大切な部分が丸見えになっている先生のおしりだった。
予想外の光景に「わ!!」と驚く菊丸だったが、先生はすぐに乱れた体勢を直しながら「上を見て」と促す。
先ほどの倒れた勢いで人形劇の背景がメチャクチャに壊れていた。桃太郎の人形も首が抜け落ちてしまっている。
最悪のアクシデントに一旦は幕を引いて応急処置を施すももはや人形劇の続行は不可能。中断を検討しだした一同だったが「セットの前と幕は生きているからこれだけで何か子供たちに楽しんでもらおう」と提案。
思わぬ前向きな意見に先生も同調したので、菊丸は三人にこれからのイベント内容を耳打ちする。
一方の子供たちは全く進まない人形劇にブーイングを浴びせ始めた。
するとその前にナレーションを交代した菊丸が登場。「第2ステージの始まりです」と高らかに宣言し、幕を開く。
そこには4つの台座の上にセットされたマッチ箱が並んでいる。その台座の正体は、乳首にマッチ箱の外枠を突きたてられたいずみと千春のおっぱいだった。残ったセットや布を駆使して胸だけを露出させている。
「なんで私たちの胸が標的なの~?」と不満を洩らすいずみだったが、もう後には引けない。
子供たちのテンションは一気に盛り返し、園児の一人がさっそく菊丸に渡された輪ゴムを引いて狙いを定めて放つ。
輪ゴムは見事いずみの胸のマッチ箱に当たり、いずみは思わず喘ぎ声をあげる。
だがマッチ箱は乳首から外れていないのでこの園児のショットは無効になってしまった。
菊丸も実演してみせるが、やはり同じマッチ箱に命中させたもののマッチ箱は外れない。
舞台に駆け寄り「メンテナンス」を始める菊丸。一旦マッチ箱を外し、この「台座」はいずみのものと確信した菊丸は再度マッチ箱をセット「いずみちゃんの胸は元気がいいから」などと再度倒れ具合をチェックするがやはり乳首の力で元に戻ってしまう。
外れないならいっそとマッチ箱を指で弾き続け、いずみと千春の全ての乳首を均等に休むことなく刺激する。
そのうち偶然千春の胸のマッチ箱が外れて落ちた。そこで菊丸はこの左胸に集中し、指弾きを乳首に直に再開する。
一方菊丸から放置されて冷静さを取り戻したいずみは子供の声が全くしないことに気づく。
こっそり客席を伺うと子供たちはすっかり嫌気がさしたのか好き勝手に遊んでいて舞台には全く関心がない。
「どこが子供たちを喜ぶためよ!!」と激怒したいずみ。
結局鬼の的当てゲームで締めくくることとなり、鬼役をやらされる菊丸。
だが鬼は必死でボールをかわして全然当たらないので園児たちには大いに不評なのだった。

【レビュー】
桂木先生フォーエバー。今回はこれに尽きます。そしてそれにふさわしいイジられぶりを発揮します。
まぁまだ登場することはするんですが、この時はモブキャラ同然なので、事実上今回が最後の登場です。
前半と後半で丸っきり展開が異なります。残念ながら前半の方がノリが良いので消化不良といった印象が強い回です。前半は桂木先生ネタ、後半はいずみと千春ネタですが前半後半というには比率が前半に偏りすぎているので、どちらかというとフルコース食した後にお通し出された感じ。
先生一本で充分引っ張れたんじゃないかな~
後半はグダグダですが、前半のノリは本当に素晴らしい。保身子供たちのため身を捧げる桂木先生も素晴らしい。
何もわかってない子供たちの前での見立てプレイ…おしりだけ突き出しているはずが要所要所でパンティの端っこも見えているので、良いアクセントになっていて余計にいやらしく感じます。
舞台の表裏のギャップも大きく、先生の情けない姿を2パターン楽しめます。
強いて難をあげるなら、見立てかつ衆人環視プレイとかなりマニアックなネタなんですが、客が子供しかいないのが惜しい所か。
たとえば幼稚園の関係者が立ち会っていて、桃の事情を知った上で「子供たちを喜ばせるためにやむなく…」といった具合に大人の視線が混ざっていれば最高でした。もちろん関係者はおっさん。自動車教習所から転職してきた村沢教官とか。あるいは保護者代表で村沢教官とか(笑)。
包丁越しといえ大切な部分を攻められたり、先生のネタは直攻めが多いですね。
極めつけは先生のご開帳!!菊丸的には見えてないことになってるんでしょうが、たぶん見えてるんでしょう。メチャクチャな表現ですけど言葉で書くならこうしかないんでしょうね。
見えてしまってたら、さらに次の一手を打たなければならなくなり、そうなると少年誌連載としてはもうアウトですから。まぁこれでも現在なら充分アウトなんだろうけど。
そして終盤になって『ヒロイン(笑)』のいずみがお出まし。それも千春とのバーター(抱き合わせ)。
桃太郎の桃は貫録の桂木先生でやむなしですが、このような時はいずみでシメて欲しかったなというのが正直な気持ちです。
ツッコミ役がいずみしかいないという事情があるのかもしれませんが、それなら前線を離れた桂木先生が務まったはずです。いずみをイジメていたら舞台袖から見ていた先生が「こら、菊丸くんいい加減にしなさい!!」とかいって割って入るとか。
というか、桂木先生は後半どこに行っちゃったんでしょう?射的から以降、姿が完全に消えてます。オチにも不在。
「こりゃやべえ」と保身発動かな?
…ありえる気がする。
【あらすじ】
ひばり幼稚園で『桃太郎』の指人形劇を披露することになり準備に追われるいずみと千春。
菊丸もいるが桃太郎になりきって人形を操作し「元気な子はおっぱいがヤシの実」などといずみのおっぱいを鷲掴みにするなど相変わらず脱線気味。それでも劇の舞台を組み立てる大道具としてしっかり準備はしている。
そこへ桂木先生がラジカセを携えてやってきた。
菊丸が何に使うのかと問うといずみが劇中で効果音を流すのに使うと説明し、テープをセットするよう指示してきた。
だがラジカセの操作に慣れない菊丸は、ボタンを適当にいじるが中々セット口が開かない。
見かねた桂木先生があれこれと操作を指南してくれるが、菊丸は本体よりテープに関心が移り説明を全く聞いてない。
怒った先生は「操作してごらん」と突き放す。慌てて菊丸が適当にテープをセットしてボタンを押すと取り出し口が開いてしまい、中からテープが勢いよく飛び跳ねる。
テープは宙を舞って桂木先生に向かって飛んでいく。そして襟元から服に飛び込んでしまった。
「ぼくが取ります!!」と詫びながら先生に駆け寄る菊丸。
しかし、先生は菊丸がこうなると確実に胸に手を突っ込んでロクでもないことをしてくると経験上悟っている。
「そう何度も同じ手に…」と啖呵を切りかけるものの「どうかしたんですか?」といずみに割り込まれ、話の腰を折られてしまう。
桂木先生は「なんでもない」と答えその場を取り繕い、いずみもすぐに立ち去ってしまった。
わずかなやりとりだったが、一瞬とはいえ菊丸から目を離したのがまずかった。気が付いた時、菊丸は先生に背後からまとわりつき「カセットカセット…」と胸元に手を突っ込んでいて、結局先生の危惧したとおりのシチュエーションになってしまった。
菊丸はすぐにカセットを探り当てるが、ふとテープの構造を思い出し、テープのリールの穴を先生の乳首にセット。
テープと乳首は「かぽっ」という音とともに見事にドッキングしてしまった。
菊丸はそのままテープを引っ張りだそうとするが乳首が引っ掛かり、取り出せない。
そこで「テープだけ取り出せばいいんだ」と読み取り口からテープだけを引っ張り始めた。
するとテープにつられてリールが回り、そのリールの回転がはまっている乳首を軽く刺激する。
その刺激がよほど心地よいのか「あっあっああん、あん」とかつてないほど悶える桂木先生。
露出こそ一切していないが、体を仰け反らせ、頬を紅潮させて耐えている先生は妙に艶めかしい。
そこで菊丸はテープを引きぬくスピードを上げる。こうしてセット裏では先生がひたすら悶え、喘ぎ声を上げ続けた。
他の準備をしていたいずみはこの声に気づく。千春は「セリフの練習じゃない?」と気にしないが、この声のせいで無意識に頬を赤くされてしまったいずみは声に不審を抱く。
その時、セットの書き割りが大きく倒れ、そこに泣き顔の桂木先生とその先生に抱きつき、おっぱいを揉んでいる菊丸が現れた。二人が攻防に夢中になった結果、書き割りにぶつかって倒してしまったのだった。
いずみは当然菊丸を一喝し、菊丸の魔手から逃れられた桂木先生だったが、小道具の桃が壊れてしまい使い物にならない。
何とかしたい様子の三人を見た菊丸は「みんなが協力してくれれば桃は用意できる」と宣言。いずみたちの協力を取り付ける。
やがて子供たちが集まり、いよいよ「桃太郎」の指人形劇が始まった。
台本とマイクを手にした千春がナレーションを務め「むかしむかし…」と切り出すと幕が開き、山と川が描かれた書き割りの前に菊丸が繰るおばあさんの人形が現れた。
千春が「桃が流れて…」と読み上げると、子供たちの前にちらちらと桃らしきモノが見えるが中々登場しない。
「先生早く!!」と急かす菊丸、「そんなー!!」と先生はまだ何か躊躇している。
やがて意を決したかのように「にゅん」と桃らしきものが舞台に出現した。
それは普通の桃とは少し形状が異なり、妙に肉付きが良く、生々しい。
舞台裏では裏方のいずみと菊丸が桃を必死になだめている。桃の正体は桂木先生のおしりだった。パンティを膝まで下ろしておしりを突き上げているとは夢にも思わない子供たちは「でけぇ桃~」と大喜び。先生は恥辱と苦しい姿勢に耐えながら、場面が終わるのを祈るしかない。
だが桃を拾うはずのおばあさん人形を繰るのは菊丸がそんなことを許すはずがなく、アドリブで「これは甘そうだ」などと言いながら、人形を通じて先生のおしりをぴちゃぴちゃとなで回し続ける。
「先に進まない」といずみに叱られ渋々家に持ち帰った場面に移した菊丸は、今度は「桃を切る」というナレーションに合わせ人形に包丁を持たせる。もちろん作り物だが、大きさは実物と同じなので、人形は包丁を抱えるような格好になってしまった。
人形はその包丁をおしりの割れ目に振り下ろす。
そのまま包丁を前後に引かれて「バカァ!!切るマネだけでいいのよ」とパニックになる先生。
「中々切れません」と一旦包丁を引き上げる菊丸。解放されてホッとした先生だったが、それを待っていたかのように「もう一度」と菊丸は再度包丁を振り下ろす。気が弛んでおしりの引き締めも弛んでいたのか、今度はさっきよりも深く「ぴっちょーん」とおしりに食い込んだ。
「今度は桃の奥深~くまで…」と前回よりも大きくゆっくりと包丁を引く。
腿を引き締めて必死で隠している所に包丁の刃が届いたのか「そっちはおしりじゃないでしょ~」と声にならない絶叫を上げる先生。
だが菊丸は刃をどんどん深く大きく前後させる。これには堪らず先生は「動かしちゃだめぇ」とおしりを突き上げた態勢を維持しながら、この刃の動きから少しでも逃れようと反射的に腰を前後に振り始める。
それでも菊丸の攻撃は止まず、先生は咄嗟におしりの全筋肉を集中させて刃を挟みあげる。
刃は強い力で締め上げられ、桃の動きがピタリと止まる。
おばあさん人形は包丁を動かせなくなってしまい、流石に驚く菊丸。
人形が手放した包丁は、先生のおしりに刺さったまま落ちることはなく、これを見た菊丸はまたしてもアドリブで「これは…桃の真剣白刃取り!!」と人形でアピール。
その菊丸をいずみが「台本にないことをするな」と殴りつけようやく桃太郎の登場シーンに移る。
ここで人形を桃太郎に切り替えた菊丸は先生のおしりの上から桃太郎を登場させようと試みる。
太股の裏から桃太郎を這い上がらせ、桃の頂点から子供たちに顔を見せる桃太郎。
だが、人形にパンティを引っかけて登場してしまい、状況が全く飲み込めない千春と子供たちは徐々に混乱し始める。
桃太郎はちっとも鬼ヶ島に向かおうとせず、刀を手にすると切っ先で桃をなで回したりチクチクと突き始める。
桃はフラフラと逃げ出すが、桃太郎が先回りをして抱きしめる。
そこへたび重なる脱線に怒ったいずみが菊丸の襟首を掴んで引き寄せ制止しようとした。
だが菊丸は桂木先生も巻き込んで倒れこんでしまった。後頭部をしたたかに打ち、意識を失う菊丸。
「菊丸くん菊丸くん」と先生に呼ばれ、幸いすぐに意識を取り戻す。
先生は菊丸に覆いかぶさるように倒れ、さらに菊丸をまたがるような体勢になったいた。
そのため目を開いた菊丸が最初に見たものは脱ぎかけのパンティをはち切れんほどに伸ばして大股を開き、大切な部分が丸見えになっている先生のおしりだった。
予想外の光景に「わ!!」と驚く菊丸だったが、先生はすぐに乱れた体勢を直しながら「上を見て」と促す。
先ほどの倒れた勢いで人形劇の背景がメチャクチャに壊れていた。桃太郎の人形も首が抜け落ちてしまっている。
最悪のアクシデントに一旦は幕を引いて応急処置を施すももはや人形劇の続行は不可能。中断を検討しだした一同だったが「セットの前と幕は生きているからこれだけで何か子供たちに楽しんでもらおう」と提案。
思わぬ前向きな意見に先生も同調したので、菊丸は三人にこれからのイベント内容を耳打ちする。
一方の子供たちは全く進まない人形劇にブーイングを浴びせ始めた。
するとその前にナレーションを交代した菊丸が登場。「第2ステージの始まりです」と高らかに宣言し、幕を開く。
そこには4つの台座の上にセットされたマッチ箱が並んでいる。その台座の正体は、乳首にマッチ箱の外枠を突きたてられたいずみと千春のおっぱいだった。残ったセットや布を駆使して胸だけを露出させている。
「なんで私たちの胸が標的なの~?」と不満を洩らすいずみだったが、もう後には引けない。
子供たちのテンションは一気に盛り返し、園児の一人がさっそく菊丸に渡された輪ゴムを引いて狙いを定めて放つ。
輪ゴムは見事いずみの胸のマッチ箱に当たり、いずみは思わず喘ぎ声をあげる。
だがマッチ箱は乳首から外れていないのでこの園児のショットは無効になってしまった。
菊丸も実演してみせるが、やはり同じマッチ箱に命中させたもののマッチ箱は外れない。
舞台に駆け寄り「メンテナンス」を始める菊丸。一旦マッチ箱を外し、この「台座」はいずみのものと確信した菊丸は再度マッチ箱をセット「いずみちゃんの胸は元気がいいから」などと再度倒れ具合をチェックするがやはり乳首の力で元に戻ってしまう。
外れないならいっそとマッチ箱を指で弾き続け、いずみと千春の全ての乳首を均等に休むことなく刺激する。
そのうち偶然千春の胸のマッチ箱が外れて落ちた。そこで菊丸はこの左胸に集中し、指弾きを乳首に直に再開する。
一方菊丸から放置されて冷静さを取り戻したいずみは子供の声が全くしないことに気づく。
こっそり客席を伺うと子供たちはすっかり嫌気がさしたのか好き勝手に遊んでいて舞台には全く関心がない。
「どこが子供たちを喜ぶためよ!!」と激怒したいずみ。
結局鬼の的当てゲームで締めくくることとなり、鬼役をやらされる菊丸。
だが鬼は必死でボールをかわして全然当たらないので園児たちには大いに不評なのだった。

【レビュー】
桂木先生フォーエバー。今回はこれに尽きます。そしてそれにふさわしいイジられぶりを発揮します。
まぁまだ登場することはするんですが、この時はモブキャラ同然なので、事実上今回が最後の登場です。
前半と後半で丸っきり展開が異なります。残念ながら前半の方がノリが良いので消化不良といった印象が強い回です。前半は桂木先生ネタ、後半はいずみと千春ネタですが前半後半というには比率が前半に偏りすぎているので、どちらかというとフルコース食した後にお通し出された感じ。
先生一本で充分引っ張れたんじゃないかな~
後半はグダグダですが、前半のノリは本当に素晴らしい。
何もわかってない子供たちの前での見立てプレイ…おしりだけ突き出しているはずが要所要所でパンティの端っこも見えているので、良いアクセントになっていて余計にいやらしく感じます。
舞台の表裏のギャップも大きく、先生の情けない姿を2パターン楽しめます。
強いて難をあげるなら、見立てかつ衆人環視プレイとかなりマニアックなネタなんですが、客が子供しかいないのが惜しい所か。
たとえば幼稚園の関係者が立ち会っていて、桃の事情を知った上で「子供たちを喜ばせるためにやむなく…」といった具合に大人の視線が混ざっていれば最高でした。もちろん関係者はおっさん。自動車教習所から転職してきた村沢教官とか。あるいは保護者代表で村沢教官とか(笑)。
包丁越しといえ大切な部分を攻められたり、先生のネタは直攻めが多いですね。
極めつけは先生のご開帳!!菊丸的には見えてないことになってるんでしょうが、たぶん見えてるんでしょう。メチャクチャな表現ですけど言葉で書くならこうしかないんでしょうね。
見えてしまってたら、さらに次の一手を打たなければならなくなり、そうなると少年誌連載としてはもうアウトですから。まぁこれでも現在なら充分アウトなんだろうけど。
そして終盤になって『ヒロイン(笑)』のいずみがお出まし。それも千春とのバーター(抱き合わせ)。
桃太郎の桃は貫録の桂木先生でやむなしですが、このような時はいずみでシメて欲しかったなというのが正直な気持ちです。
ツッコミ役がいずみしかいないという事情があるのかもしれませんが、それなら前線を離れた桂木先生が務まったはずです。いずみをイジメていたら舞台袖から見ていた先生が「こら、菊丸くんいい加減にしなさい!!」とかいって割って入るとか。
というか、桂木先生は後半どこに行っちゃったんでしょう?射的から以降、姿が完全に消えてます。オチにも不在。
「こりゃやべえ」と保身発動かな?
…ありえる気がする。
ハートキャッチいずみちゃん 第36話
深夜のコマ回し!!
【あらすじ】
菊丸のおじいちゃんが庭を改築したということで遊びにやってきたいずみと菊丸。
庭のホタルが静かな光を湛えて思い思いに飛び交う様子にいずみは感激し、釘づけになる。
一方菊丸は、久々の再登場でますます大人っぽくなったいとこの織田ひとみの肢体に釘付けとなる。
ふと、いずみは庭の奥に小さな小屋があることに気付いた。遠すぎて良く見えないのでおじいちゃんに聞くと、ホタルを眺めながら満喫するための風呂らしい。
せっかくだから入ってきたらどうかと勧める祖父。ひとみも一緒に入ると言い出し、二人は仲良く離れの小屋に向かう。
菊丸も後を追おうとするが、祖父に襟首を掴まれ止められてしまう。何とか祖父から逃げて二人に追い付きたい菊丸は「おみやげがあるから」と祖父をだまし、だまされた祖父は菊丸を放置して荷物のある部屋へ立ち去ってしまう。
この隙に菊丸は二人を追って小屋を目指す。
だが、脱衣所にまで辿り着いたものの、肝心の浴室には鍵がかかっている。
一方その頃浴室では「なぜ浴室に鍵をかけるの?」とひとみがいずみに問いかけていた。
「変な奴が入ってこないようにね」といずみが答えるのを聞いて行動パターンを読まれていたと落ち込む菊丸。
だが、ふと見ると脱衣所の隅に塗料の缶があるのに気付き、ある細工をして脱衣所を後にする。
やがて浴室から戻ったいずみとひとみだったが、衣類が全て持ち去られ、ブラジャーとパンティしか残っていない。
「下着だけでも」と身に着けるが、ブラジャーはカップの中が塗料で汚れていて使い物にならない。
仕方なく二人はパンティ一丁で庭を歩いて母屋に向かう。
夏の夜風が風呂上がりの肌に触れ心地よく、誰も見られていないと思っている二人はちょっとした開放感を満喫する。
だが、暗闇で誰も見ていないというのは誤りだった。実はブラジャーに塗られた塗料は蛍光塗料だった。そのため菊丸には二人の乳首はホタルに紛れてほのかな光を放っているので、菊丸には二人の位置ははっきりと分かっていた。
仕掛けたトラップが上手くいったことを確認した菊丸は「ホタルがきれいだ」とホタル狩りを装って突然二人の前に飛び出す。
暗闇に響く菊丸の声に驚いた二人だったが、今の恰好を気づかれるわけにはいかない。
やり過ごそうとするが、菊丸が見逃すはずがなく「こんなところにホタルが」と白々しくひとみの乳首を指で弾き、思わずひとみは悲鳴をあげ、いずみがひとみの口を必死で押さえる。
その悲鳴で弾いた乳首がひとみと察した菊丸はひとみの乳首を囲うように手で覆い「こうするときれいだ」などと白々しく振舞う。
さらに「水をあげよう」と指を唾液で濡らし、二人の乳首をつつき回す。
こうして「よし、このホタルを捕まえよう」といずみの乳首に狙いを定めると手にしていた団扇で乳首をこすり始める。団扇の骨の部分でコリコリと乳首を責められたいずみは「ふが…」と声を洩らしかけ、今度はひとみに口を抑えられる。
「乳首がしびれちゃうー!!」と内心で悲鳴をあげるいずみだったが、ここでようやく菊丸の罠に気付き「乳首が光ってる!!」と絶叫。
全てが露見した菊丸は母屋へ逃げ出し、激怒したいずみたちが追いかける。
ちょうどそのころ母屋の縁側にはおじいちゃんがいた。ふと庭を見ると菊丸がこっちに駆け込み、続いて「4匹のホタル」が全速力で迫ってくる。
その正体がほぼ素っ裸のいずみとひとみと気付いたおじいちゃんはその場に卒倒。
結局菊丸はおじいちゃんに大目玉を食らい、布団部屋で寝る罰を受ける。
布団部屋は蒸し暑くて到底寝られたものではない。いずみたちは涼しい別室で寝入っているのかと妄想した菊丸はこうしてはいられないと布団部屋を脱け出し、二人の寝室を探す。
襖を開けて中に入った菊丸に飛び込んできたのは、大布団の上にいずみとひとみ並んでいる寝姿だった。
掛け布団はなく、ランジェリー姿の二人、特にいずみはうつ伏せで大股の開きのため、菊丸もちょっと引くほどの寝相になっている。
気を取り直して周囲を見渡すとタンスの引き出しが少し開いている。
ブラジャーかパンティを期待して覗き込む菊丸だったが、トランプやけん玉など男の子向けのおもちゃばかりで失望する。
再びいずみに目を戻すと寝汗をかいているのに気付く。「脱がせて汗を拭いてやろう」と菊丸は器用にキャミソールを脱がせ、いずみの纏うものはパンティのみとなってしまった。
ふと菊丸は先ほどのタンスにゼンマイ式戦車があったのを思い出す。
戦車をうつ伏せに寝るいずみの背中に置き「目指すは敵陣、ヒップ84高地!!」と走らせると戦車は順調にいずみの背中を走り抜けおしりへと向かう。
そうこうするうちに戦車の砲身がいずみのパンティにひっかかり、押し下げ始めた。
砲身はパンティをぐいぐい押し下げ、おしりを丸出しにし、あと少しで大切な部分も見える勢いだった。
思わぬ展開に期待する菊丸だったが、おしりの頂点からバランスを崩した戦車はそのまま転げ落ちる。
受け皿となったパンティの中で駆動し続ける戦車だったが、キャタピラはいずみの大切な部分に直接あたっているのでその半端ない振動がいずみを刺激する。
熟睡はしているものの、その快感にいずみは熟睡しながらも思わず仰け反る。
寝相が変わったため、戦車は不意に向きを180度変え、背中に戻りだした。
「そっちじゃない」と菊丸は修正しようとするが、パンティが戦車の突起に引っ掛かっているのに気づく。
そのまま見守るうち戦車に牽引されたパンティは徐々にいずみの股間に食い込み始めた。
やがて無意識に抵抗するいずみと戦車進み具合が絶妙な力加減となり、おしりが徐々に浮き始める。
ついにはいずみは突っ伏したまま膝を立てておしりを突き上げる。
パンティは引きちぎれんほどに股間に食い込み、いつ大切な部分がはみ出てもおかしくない。
だがここでついに戦車に引っかかっていたパンティが外れてしまった。戦車はガラガラと大きな音を立てて転げ落ち。菊丸を慌てさせる。
幸いいずみは再び深い眠りについたため事なきを得たが、部屋の奥で人影がむくりと起き上った。
それはひとみではなく、なんとおじいちゃんだった。まさかおじいちゃんがひとみたちと寝ているとは思わず、狼狽する菊丸。
寝ぼけ眼を擦りながらおじいちゃんは、菊丸の存在に気付き、ここで何をしているのかと咎める。
菊丸の膝下には妙なお供えらしきものが二つ並べられていた。
窓の外に目を向けたおじいちゃんは夜空に浮かぶ満月に見入り「そうか十五夜のお供えの餅を用意したのか」と納得する。
言うまでもなくお供え餅はいずみのおっぱいだった。菊丸はいずみの体をポットワゴンの穴に通して胸だけを絞るようにして露出させ、そこに穴を開けたシーツをかけてお供えに見立てたのだった。
気分を良くしたおじいちゃんはビールを取りに冷蔵庫に向かった。何とかその場を凌いだ菊丸だったが「ついでだから」とひとみにも同じ処置を施す。
やがておじいちゃんが戻る。お供えが増えたのに若干の疑問を抱きながらも「寝ぼけてるんじゃない?」と菊丸に言われて納得してしまったおじいちゃんだったが、タンスのおもちゃに目を引かれる。
小さなコマを見つけ、懐かしむおじいちゃんに菊丸はコマを回して見せてくれと頼む。
おじいちゃんはこれを快諾するが、菊丸が指定した場所はなんとお供え(おっぱい)の上。驚くおじいちゃんだったが、コマ回しに自信があると言った手前、後には引けない。
すると菊丸は一本の糸をそれぞれの乳首に巻き付け「大乳房海峡菊丸大橋」を完成させる。渡り初めと称してコマを回し、糸を繰るとコマは糸を伝っていずみの右乳首へと流れていき、乳首の上で安定して回転を続ける。
だがコマを回されたいずみは堪らない。「うう~ん」と喘ぐと乳首がピクンと反応し、コマを弾き飛ばす。
その結果、コマは奇跡的にひとみの乳首に飛び移り、再度安定を見せる。
一連の動きにおじいちゃんは菊丸の見事なコマ使いに驚くばかり。
するとコマが流石に回転力を失い、ぐらつき始める。菊丸は「止まってしまう」と息をコマに吹きかける。
生温かい吐息は同時におっぱいにも当たっていく。夢見心地ながら、これに反応しひとみも軽く悶えだす。
コマはいよいよ停止するそぶりを見せ始めたので、やむなく菊丸はひとみの空いている乳首をプッシュ。
するとひとみは過敏に反応し、またしてもいずみの側にコマを弾き飛ばす。
ここで「コマが止まってしまうぞ」おじいちゃんが乱入。菊丸が持つコマのひもを奪い取ると「こんな時はコマにムチを入れるんじゃ!!」とコマを激しく打ち据える。
当然、いずみのおっぱいもこれでもかとシバキ倒される。
菊丸は「お供えが痛がる」と止めに入るが、意外にもいずみは「う、う~ん」とまんざらでもない唸り声。
だがついにいずみが完全に目覚めてしまい、我に返ったため全てが露見。
「おじいちゃん何してるんですかぁ!!」と泣き叫ぶいずみを尻目に逃げ出そうとする菊丸だったがいずみに一括されとうとう取り押さえられる。
縁側でお月見をするいずみとひとみとおじいちゃん。月には変なお供え餅らしきものが供えられている。
それは丸刈りにされた菊丸の頭だった。
菊丸はもうお月見をやめようと訴えるのだが、おじいちゃんとひとみは容赦なく却下。
このシュールな光景にいずみはただただ嘆息するのだった。

【レビュー】
菊丸のいとこひとみの再登場です。複数回登場したキャラではここまで間が開いたキャラクターって他にいない気がします。連載前期と後期を比較する良い語り部ともいえましょう。
ま、その辺はひとみのキャラ紹介で詳細を述べるとして…
久々にいずみが全編で餌食になってます。しかし全体的には弱いというか、ひとみとワンセットなのでターゲットが絞り切れず分散されちゃってる感じです。
基本的に寝込みを襲う話は、中々難しいものがあります。反応が限られるのとどうしても犯罪臭が強まるためか中々下半身を巡るバトルにはなりません。
その代わりといってはなんですが、今回は乳首攻めがすさまじい。最初から最後までおっぱいへの攻撃が続きます。
というか最後は物理的にシバかれてるいずみ。扱いが小さいのでこれまでさらりと流していましたが、あらためてみると作中随一の問題カットかもしれません。
菊丸は直接的暴力は振るわない「変態という名の紳士」ですので、おじいちゃんがこの行動に出た時はさすがに引きとめにはいってます。いずみに起きられちゃ破滅するってのもあるでしょうが…
それにしても菊丸、下着に塗料を塗るなら何ゆえにパンティにも塗らなかった…
そうすれば、そうすれば…3匹目のホタルが…
それにしても、今回はいくらコメディとはいえこれはないわ~、なネタがちらほら散見され、突っ込みどころが多い回です。
まず、菊丸がいずみやひとみを隠した「ポット台」。
田舎の家や旅館などでたまに見かけますが、あんなポット台ないない。穴が二つってことはポットが二つ立つってことです。そんなポットの使い方する人はまずいないでしょうに…
寝ているいずみを布で隠していますが、おっぱいが露出しているので、切り抜いて穴を開けていることになります。
そこまで手の込んだことをするなら脱兎のごとく逃げた方が絶対バレなかったと思うのですが…
あと、枯れたふりして、下着姿の女子高生と同衾すんな。おじいちゃん、いや、じじい。
ましてやばあさんも同居(セリフにのみ登場ですが)してるんだから自重、自重。
絶対狙ってやってるな。さすが菊丸の血統…
【あらすじ】
菊丸のおじいちゃんが庭を改築したということで遊びにやってきたいずみと菊丸。
庭のホタルが静かな光を湛えて思い思いに飛び交う様子にいずみは感激し、釘づけになる。
一方菊丸は、久々の再登場でますます大人っぽくなったいとこの織田ひとみの肢体に釘付けとなる。
ふと、いずみは庭の奥に小さな小屋があることに気付いた。遠すぎて良く見えないのでおじいちゃんに聞くと、ホタルを眺めながら満喫するための風呂らしい。
せっかくだから入ってきたらどうかと勧める祖父。ひとみも一緒に入ると言い出し、二人は仲良く離れの小屋に向かう。
菊丸も後を追おうとするが、祖父に襟首を掴まれ止められてしまう。何とか祖父から逃げて二人に追い付きたい菊丸は「おみやげがあるから」と祖父をだまし、だまされた祖父は菊丸を放置して荷物のある部屋へ立ち去ってしまう。
この隙に菊丸は二人を追って小屋を目指す。
だが、脱衣所にまで辿り着いたものの、肝心の浴室には鍵がかかっている。
一方その頃浴室では「なぜ浴室に鍵をかけるの?」とひとみがいずみに問いかけていた。
「変な奴が入ってこないようにね」といずみが答えるのを聞いて行動パターンを読まれていたと落ち込む菊丸。
だが、ふと見ると脱衣所の隅に塗料の缶があるのに気付き、ある細工をして脱衣所を後にする。
やがて浴室から戻ったいずみとひとみだったが、衣類が全て持ち去られ、ブラジャーとパンティしか残っていない。
「下着だけでも」と身に着けるが、ブラジャーはカップの中が塗料で汚れていて使い物にならない。
仕方なく二人はパンティ一丁で庭を歩いて母屋に向かう。
夏の夜風が風呂上がりの肌に触れ心地よく、誰も見られていないと思っている二人はちょっとした開放感を満喫する。
だが、暗闇で誰も見ていないというのは誤りだった。実はブラジャーに塗られた塗料は蛍光塗料だった。そのため菊丸には二人の乳首はホタルに紛れてほのかな光を放っているので、菊丸には二人の位置ははっきりと分かっていた。
仕掛けたトラップが上手くいったことを確認した菊丸は「ホタルがきれいだ」とホタル狩りを装って突然二人の前に飛び出す。
暗闇に響く菊丸の声に驚いた二人だったが、今の恰好を気づかれるわけにはいかない。
やり過ごそうとするが、菊丸が見逃すはずがなく「こんなところにホタルが」と白々しくひとみの乳首を指で弾き、思わずひとみは悲鳴をあげ、いずみがひとみの口を必死で押さえる。
その悲鳴で弾いた乳首がひとみと察した菊丸はひとみの乳首を囲うように手で覆い「こうするときれいだ」などと白々しく振舞う。
さらに「水をあげよう」と指を唾液で濡らし、二人の乳首をつつき回す。
こうして「よし、このホタルを捕まえよう」といずみの乳首に狙いを定めると手にしていた団扇で乳首をこすり始める。団扇の骨の部分でコリコリと乳首を責められたいずみは「ふが…」と声を洩らしかけ、今度はひとみに口を抑えられる。
「乳首がしびれちゃうー!!」と内心で悲鳴をあげるいずみだったが、ここでようやく菊丸の罠に気付き「乳首が光ってる!!」と絶叫。
全てが露見した菊丸は母屋へ逃げ出し、激怒したいずみたちが追いかける。
ちょうどそのころ母屋の縁側にはおじいちゃんがいた。ふと庭を見ると菊丸がこっちに駆け込み、続いて「4匹のホタル」が全速力で迫ってくる。
その正体がほぼ素っ裸のいずみとひとみと気付いたおじいちゃんはその場に卒倒。
結局菊丸はおじいちゃんに大目玉を食らい、布団部屋で寝る罰を受ける。
布団部屋は蒸し暑くて到底寝られたものではない。いずみたちは涼しい別室で寝入っているのかと妄想した菊丸はこうしてはいられないと布団部屋を脱け出し、二人の寝室を探す。
襖を開けて中に入った菊丸に飛び込んできたのは、大布団の上にいずみとひとみ並んでいる寝姿だった。
掛け布団はなく、ランジェリー姿の二人、特にいずみはうつ伏せで大股の開きのため、菊丸もちょっと引くほどの寝相になっている。
気を取り直して周囲を見渡すとタンスの引き出しが少し開いている。
ブラジャーかパンティを期待して覗き込む菊丸だったが、トランプやけん玉など男の子向けのおもちゃばかりで失望する。
再びいずみに目を戻すと寝汗をかいているのに気付く。「脱がせて汗を拭いてやろう」と菊丸は器用にキャミソールを脱がせ、いずみの纏うものはパンティのみとなってしまった。
ふと菊丸は先ほどのタンスにゼンマイ式戦車があったのを思い出す。
戦車をうつ伏せに寝るいずみの背中に置き「目指すは敵陣、ヒップ84高地!!」と走らせると戦車は順調にいずみの背中を走り抜けおしりへと向かう。
そうこうするうちに戦車の砲身がいずみのパンティにひっかかり、押し下げ始めた。
砲身はパンティをぐいぐい押し下げ、おしりを丸出しにし、あと少しで大切な部分も見える勢いだった。
思わぬ展開に期待する菊丸だったが、おしりの頂点からバランスを崩した戦車はそのまま転げ落ちる。
受け皿となったパンティの中で駆動し続ける戦車だったが、キャタピラはいずみの大切な部分に直接あたっているのでその半端ない振動がいずみを刺激する。
熟睡はしているものの、その快感にいずみは熟睡しながらも思わず仰け反る。
寝相が変わったため、戦車は不意に向きを180度変え、背中に戻りだした。
「そっちじゃない」と菊丸は修正しようとするが、パンティが戦車の突起に引っ掛かっているのに気づく。
そのまま見守るうち戦車に牽引されたパンティは徐々にいずみの股間に食い込み始めた。
やがて無意識に抵抗するいずみと戦車進み具合が絶妙な力加減となり、おしりが徐々に浮き始める。
ついにはいずみは突っ伏したまま膝を立てておしりを突き上げる。
パンティは引きちぎれんほどに股間に食い込み、いつ大切な部分がはみ出てもおかしくない。
だがここでついに戦車に引っかかっていたパンティが外れてしまった。戦車はガラガラと大きな音を立てて転げ落ち。菊丸を慌てさせる。
幸いいずみは再び深い眠りについたため事なきを得たが、部屋の奥で人影がむくりと起き上った。
それはひとみではなく、なんとおじいちゃんだった。まさかおじいちゃんがひとみたちと寝ているとは思わず、狼狽する菊丸。
寝ぼけ眼を擦りながらおじいちゃんは、菊丸の存在に気付き、ここで何をしているのかと咎める。
菊丸の膝下には妙なお供えらしきものが二つ並べられていた。
窓の外に目を向けたおじいちゃんは夜空に浮かぶ満月に見入り「そうか十五夜のお供えの餅を用意したのか」と納得する。
言うまでもなくお供え餅はいずみのおっぱいだった。菊丸はいずみの体をポットワゴンの穴に通して胸だけを絞るようにして露出させ、そこに穴を開けたシーツをかけてお供えに見立てたのだった。
気分を良くしたおじいちゃんはビールを取りに冷蔵庫に向かった。何とかその場を凌いだ菊丸だったが「ついでだから」とひとみにも同じ処置を施す。
やがておじいちゃんが戻る。お供えが増えたのに若干の疑問を抱きながらも「寝ぼけてるんじゃない?」と菊丸に言われて納得してしまったおじいちゃんだったが、タンスのおもちゃに目を引かれる。
小さなコマを見つけ、懐かしむおじいちゃんに菊丸はコマを回して見せてくれと頼む。
おじいちゃんはこれを快諾するが、菊丸が指定した場所はなんとお供え(おっぱい)の上。驚くおじいちゃんだったが、コマ回しに自信があると言った手前、後には引けない。
すると菊丸は一本の糸をそれぞれの乳首に巻き付け「大乳房海峡菊丸大橋」を完成させる。渡り初めと称してコマを回し、糸を繰るとコマは糸を伝っていずみの右乳首へと流れていき、乳首の上で安定して回転を続ける。
だがコマを回されたいずみは堪らない。「うう~ん」と喘ぐと乳首がピクンと反応し、コマを弾き飛ばす。
その結果、コマは奇跡的にひとみの乳首に飛び移り、再度安定を見せる。
一連の動きにおじいちゃんは菊丸の見事なコマ使いに驚くばかり。
するとコマが流石に回転力を失い、ぐらつき始める。菊丸は「止まってしまう」と息をコマに吹きかける。
生温かい吐息は同時におっぱいにも当たっていく。夢見心地ながら、これに反応しひとみも軽く悶えだす。
コマはいよいよ停止するそぶりを見せ始めたので、やむなく菊丸はひとみの空いている乳首をプッシュ。
するとひとみは過敏に反応し、またしてもいずみの側にコマを弾き飛ばす。
ここで「コマが止まってしまうぞ」おじいちゃんが乱入。菊丸が持つコマのひもを奪い取ると「こんな時はコマにムチを入れるんじゃ!!」とコマを激しく打ち据える。
当然、いずみのおっぱいもこれでもかとシバキ倒される。
菊丸は「お供えが痛がる」と止めに入るが、意外にもいずみは「う、う~ん」とまんざらでもない唸り声。
だがついにいずみが完全に目覚めてしまい、我に返ったため全てが露見。
「おじいちゃん何してるんですかぁ!!」と泣き叫ぶいずみを尻目に逃げ出そうとする菊丸だったがいずみに一括されとうとう取り押さえられる。
縁側でお月見をするいずみとひとみとおじいちゃん。月には変なお供え餅らしきものが供えられている。
それは丸刈りにされた菊丸の頭だった。
菊丸はもうお月見をやめようと訴えるのだが、おじいちゃんとひとみは容赦なく却下。
このシュールな光景にいずみはただただ嘆息するのだった。

【レビュー】
菊丸のいとこひとみの再登場です。複数回登場したキャラではここまで間が開いたキャラクターって他にいない気がします。連載前期と後期を比較する良い語り部ともいえましょう。
ま、その辺はひとみのキャラ紹介で詳細を述べるとして…
久々にいずみが全編で餌食になってます。しかし全体的には弱いというか、ひとみとワンセットなのでターゲットが絞り切れず分散されちゃってる感じです。
基本的に寝込みを襲う話は、中々難しいものがあります。反応が限られるのとどうしても犯罪臭が強まるためか中々下半身を巡るバトルにはなりません。
その代わりといってはなんですが、今回は乳首攻めがすさまじい。最初から最後までおっぱいへの攻撃が続きます。
というか最後は物理的にシバかれてるいずみ。扱いが小さいのでこれまでさらりと流していましたが、あらためてみると作中随一の問題カットかもしれません。
菊丸は直接的暴力は振るわない「変態という名の紳士」ですので、おじいちゃんがこの行動に出た時はさすがに引きとめにはいってます。いずみに起きられちゃ破滅するってのもあるでしょうが…
それにしても菊丸、下着に塗料を塗るなら何ゆえにパンティにも塗らなかった…
そうすれば、そうすれば…3匹目のホタルが…
それにしても、今回はいくらコメディとはいえこれはないわ~、なネタがちらほら散見され、突っ込みどころが多い回です。
まず、菊丸がいずみやひとみを隠した「ポット台」。
田舎の家や旅館などでたまに見かけますが、あんなポット台ないない。穴が二つってことはポットが二つ立つってことです。そんなポットの使い方する人はまずいないでしょうに…
寝ているいずみを布で隠していますが、おっぱいが露出しているので、切り抜いて穴を開けていることになります。
そこまで手の込んだことをするなら脱兎のごとく逃げた方が絶対バレなかったと思うのですが…
あと、枯れたふりして、下着姿の女子高生と同衾すんな。おじいちゃん、いや、じじい。
ましてやばあさんも同居(セリフにのみ登場ですが)してるんだから自重、自重。
絶対狙ってやってるな。さすが菊丸の血統…