ハートキャッチいずみちゃん 第9話
お見合い妨害作戦!!
【あらすじ】
いずみが今度の日曜日に見合いをすることになった。「まだ16歳なのに」と驚きを隠せない菊丸。
事情を聞くと、いずみの父が企画したことらしく、彼によれば「原田家の女は結婚が遅い、だからいずみだけでも早く嫁入りしてほしい」とのこと。
その横暴さに怒り心頭の菊丸だったが、意外にもいずみは乗り気。相手は大木という青年実業家らしい。
気が気でない菊丸は、日時と場所を聞き出し、対策を講ずることにした。
見合い当日。音羽ホテルのロビーで大木を待ついずみ。スリットの入ったかなりセクシーな衣装に身を包んでいる。
そして菊丸は見合いを妨害するため、なんとホテルのウエイターとして潜り込んでいた。
ホテルのカフェで大木と挨拶を済ませたいずみ。大木と会話が弾んでいるのが面白くない菊丸は、メニューを持っていずみたちの席に現れる。
驚いたいずみだったが、菊丸との関係を大木に悟られないよう敢えて他人のフリをした。
菊丸の登場をいぶかしみ、心を読むと大木に対して敵意むき出しの情景が広がっている。
菊丸の嫉妬心に少し喜ぶいずみ。
やがて大木がトイレで中座。その隙に菊丸は床掃除にかこつけていずみたちの席のテーブルに潜り込んでしまう。
当然いずみは追い払おうとするが、そうこうしているうちに大木が戻ってきたので、菊丸はそのままテーブルに隠れたままとなった。
菊丸は大木の手がずぶ濡れなのに気付く。どうやらハンカチを持ち合わせていないらしい。だらしない一面に呆れながらも菊丸は自分のハンカチをそっと大木の手に握らせる。大木はこれをいずみからの気遣いと勘違いし、笑顔で応えるが、いずみは全く身に覚えがないので、対応に困ってしまう。
一方菊丸は大木からハンカチを取り返そうとし大木の手にふれたため、大木はいずみがアタックしてきたとますます誤解。感動のあまり打ち震え、その震えが伝わったためさすがの菊丸もドン引きしてしまう。
そこで菊丸は大木の手にいずみのスカートを握らせる。大木は再びハンカチを握らされたと思い、力強く引っ張る。スカートがまくれ菊丸は大喜びで覗こうとし、菊丸もスカートを引っ張るが勢いが強すぎてテーブルがひっくり返ってしまう。
いずみと大木が混乱している間に菊丸はさも今やってきたかのように振る舞い、結局大木のマナー違反としてこの場を無理やりおさめる。
やがて2人はガーデンに繰り出す。なんとか2人の仲を裂きたい菊丸は、安全ピンをそっと大木の袖といずみのスカートの裾を繋げてしまう。
仕掛けに全く気付かない2人。大木がウエイターを呼ぼうと手をあげると、そのままいずみのスカートがめくれ、パンティーが露わに。大混乱に陥る2人のもとに菊丸が駆け寄り、またしても大木を激しくののしる。
作戦が成功した菊丸はさらに追い打ちをかけるため、釣竿を入手。そっと大木の頭にひっかけて木陰からリールを巻く。
すると釣り糸に引かれて大木はいずみの胸に頭を埋める。驚いたいずみは大木を突き放すが、大木は何か言い訳をしながらも同じ動作を繰り返す。
いずみが大木の心を読むと必死に頭部を守る妙な光景が飛び込む。
次の瞬間、大木の頭から髪が外れて飛んで行った。なんと大木はヅラだった。
ヅラはそのまま菊丸のもとへ飛んで行ったので、ようやくいずみも菊丸のしわざと理解し、散々な一日は幕を閉じた。
次の日の新聞、ヅラなし姿の大木が逮捕された記事が大きく報じられていた。実は青年実業家の大木の正体は結婚詐欺師だった。
予想外の大手柄に菊丸は得意満面でいずみにわざわざ新聞を見せつける。
妙な借りができてしまい、頭を抱えるいずみなのだった。

【レビュー】
いくらまんがとはいえ、突っ込み所満載の回です。いずみのお父さんの暴走がひどい。面白いけど。
女子高生の実の娘を見合いさせる。しかも素姓の怪しい男。さらに当日見合いの会場に同行すらしない。
鬼ですか、お父さん。
こんな仕打ちをするから娘はどんどんマゾっ娘になっていったんじゃあ…
そもそも親が子供を虐待した結果、子供が超能力を持つようになるなんてのはよくある(?)話ですが、いずみの能力ってまさにお父さんのせいで開花したんじゃないかという気がしてなりません。
大木が結婚詐欺師と判明するのがヅラが取れたからってのも結構すごい話だなぁ…
【あらすじ】
いずみが今度の日曜日に見合いをすることになった。「まだ16歳なのに」と驚きを隠せない菊丸。
事情を聞くと、いずみの父が企画したことらしく、彼によれば「原田家の女は結婚が遅い、だからいずみだけでも早く嫁入りしてほしい」とのこと。
その横暴さに怒り心頭の菊丸だったが、意外にもいずみは乗り気。相手は大木という青年実業家らしい。
気が気でない菊丸は、日時と場所を聞き出し、対策を講ずることにした。
見合い当日。音羽ホテルのロビーで大木を待ついずみ。スリットの入ったかなりセクシーな衣装に身を包んでいる。
そして菊丸は見合いを妨害するため、なんとホテルのウエイターとして潜り込んでいた。
ホテルのカフェで大木と挨拶を済ませたいずみ。大木と会話が弾んでいるのが面白くない菊丸は、メニューを持っていずみたちの席に現れる。
驚いたいずみだったが、菊丸との関係を大木に悟られないよう敢えて他人のフリをした。
菊丸の登場をいぶかしみ、心を読むと大木に対して敵意むき出しの情景が広がっている。
菊丸の嫉妬心に少し喜ぶいずみ。
やがて大木がトイレで中座。その隙に菊丸は床掃除にかこつけていずみたちの席のテーブルに潜り込んでしまう。
当然いずみは追い払おうとするが、そうこうしているうちに大木が戻ってきたので、菊丸はそのままテーブルに隠れたままとなった。
菊丸は大木の手がずぶ濡れなのに気付く。どうやらハンカチを持ち合わせていないらしい。だらしない一面に呆れながらも菊丸は自分のハンカチをそっと大木の手に握らせる。大木はこれをいずみからの気遣いと勘違いし、笑顔で応えるが、いずみは全く身に覚えがないので、対応に困ってしまう。
一方菊丸は大木からハンカチを取り返そうとし大木の手にふれたため、大木はいずみがアタックしてきたとますます誤解。感動のあまり打ち震え、その震えが伝わったためさすがの菊丸もドン引きしてしまう。
そこで菊丸は大木の手にいずみのスカートを握らせる。大木は再びハンカチを握らされたと思い、力強く引っ張る。スカートがまくれ菊丸は大喜びで覗こうとし、菊丸もスカートを引っ張るが勢いが強すぎてテーブルがひっくり返ってしまう。
いずみと大木が混乱している間に菊丸はさも今やってきたかのように振る舞い、結局大木のマナー違反としてこの場を無理やりおさめる。
やがて2人はガーデンに繰り出す。なんとか2人の仲を裂きたい菊丸は、安全ピンをそっと大木の袖といずみのスカートの裾を繋げてしまう。
仕掛けに全く気付かない2人。大木がウエイターを呼ぼうと手をあげると、そのままいずみのスカートがめくれ、パンティーが露わに。大混乱に陥る2人のもとに菊丸が駆け寄り、またしても大木を激しくののしる。
作戦が成功した菊丸はさらに追い打ちをかけるため、釣竿を入手。そっと大木の頭にひっかけて木陰からリールを巻く。
すると釣り糸に引かれて大木はいずみの胸に頭を埋める。驚いたいずみは大木を突き放すが、大木は何か言い訳をしながらも同じ動作を繰り返す。
いずみが大木の心を読むと必死に頭部を守る妙な光景が飛び込む。
次の瞬間、大木の頭から髪が外れて飛んで行った。なんと大木はヅラだった。
ヅラはそのまま菊丸のもとへ飛んで行ったので、ようやくいずみも菊丸のしわざと理解し、散々な一日は幕を閉じた。
次の日の新聞、ヅラなし姿の大木が逮捕された記事が大きく報じられていた。実は青年実業家の大木の正体は結婚詐欺師だった。
予想外の大手柄に菊丸は得意満面でいずみにわざわざ新聞を見せつける。
妙な借りができてしまい、頭を抱えるいずみなのだった。

【レビュー】
いくらまんがとはいえ、突っ込み所満載の回です。いずみのお父さんの暴走がひどい。面白いけど。
女子高生の実の娘を見合いさせる。しかも素姓の怪しい男。さらに当日見合いの会場に同行すらしない。
鬼ですか、お父さん。
こんな仕打ちをするから娘はどんどんマゾっ娘になっていったんじゃあ…
そもそも親が子供を虐待した結果、子供が超能力を持つようになるなんてのはよくある(?)話ですが、いずみの能力ってまさにお父さんのせいで開花したんじゃないかという気がしてなりません。
大木が結婚詐欺師と判明するのがヅラが取れたからってのも結構すごい話だなぁ…
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キャラクター紹介【明智菊丸】

登場作品:ハートキャッチいずみちゃん全話
出身:千葉県(講談社版8巻、「特別ふろく いずみちゃん紙ずもう」より)
「ハートキャッチいずみちゃん」における真の主人公。
毎回ささいなことをきっかけに大騒動を起こすトリックスター。最初はただのいずみの相方に過ぎなかったはずなのにどんどん存在感が増し、ついには事実上の主役に成長。
弟に明智竹丸、田舎で祖父と暮らすいとこの織田ひとみがいる。
高校一年生(途中から二年)。成績、スポーツとも劣等生。特に水泳が苦手で重度のカナヅチ。一方で妙に小器用で、テントを組み立てたり、人形劇の舞台装置を組んだりといった一面も持つ。
特にある素材を使えば、有り物で魚を捕まえる投網を作ったり、食べたお供え餅を復活させたり、時計を用意したりと魔法じみた技術力を発揮する。



菊丸の作品の数々…
常にセクハラを働くため、女性キャラからの人望は基本的に薄く、また男性キャラからもあまり人望がない。
ただし、女性キャラの一部(それも美少女や美女に限る)とはなし崩し的というか腐れ縁というかで行動を共にすることが多い。
年齢的には成長期でありながら話が進むにつれ、小柄化が著しく、連載初期は割と普通だった体格も連載末期には小学生程度の身長になってしまった。



左から連載初期、連載後期、復刻版の菊丸…徐々に太ってもいますね
性格は万年スケベ。図々しく、お調子者でおっちょこちょい、かつどS。暴力は原則使わないが、女性キャラに対して要所要所でのなじり、縛りなどの責め技を披露する。
また、「うかつにやさしくすると何されるか…」といういずみの評価を聞いて誇らしげになる様子からもどSを裏付けているといえる。
セクハラを働いた結果、いずみから過激なおしおきを受けるのがオチとなるのが恒例となっているが、全く懲りる様子もなく、今日も悪巧みに勤しんでいるようである。
【管理人から一言】
なんで初回がいずみじゃないんだよ!とツッコミもあるかもしれませんが、初っ端からいずみ、千春、リンダのカードを使い切るのもどうかと思い、裏の主役からご紹介いたしました。
一応彼の作品を併載してますんで、その辺でご容赦を。
「主役は遅れて登場よ!」と言うであろうあちらさんは長文でたっぷり嬲って締めたいと思いますので、またいずれ。
キャラクター紹介はじめます
作品レビューと並行してキャラクター紹介もしていくことにしました。
最低限の公式設定(英知出版版のプロフィールを中心)は守るよう努めますが、それでは面白くない(というか基本的に情報が少ない)ので、私見、偏見が入りまくるようにしていきます。
したがって公式キャラとはかけ離れていくかもしれませんが、ネタということで。
最低限の公式設定(英知出版版のプロフィールを中心)は守るよう努めますが、それでは面白くない(というか基本的に情報が少ない)ので、私見、偏見が入りまくるようにしていきます。
したがって公式キャラとはかけ離れていくかもしれませんが、ネタということで。