ハートキャッチいずみちゃん 第6話

強盗犯をやっつけろ！！
【あらすじ】
菊丸といずみは、朝当番で人気のない学校に登校したが、朝とはいえあまりに人の気配がないいことに不審に思った二人だったが、なんと強盗と出くわしてしまう。
警察はかけつけたものの、強盗は二人と校長先生、女子生徒を人質にして立てこもってしまう。
こんな危機的状況でも己の本能に忠実な菊丸は「逃げられないように服を脱がしたりしないでくださいね」などと遠まわしに強盗を煽り、結局本当に下着姿にさせてしまう。
さらに人質が多くても足手まといだからと校長先生と不細工な女生徒を解放させる。
目論見どおりに事が運び、喜ぶ菊丸だったが、心の中を見透かしたいずみは呆れるばかり。
食事の差し入れを要求することになったが、肝心の強盗は警察に取り囲まれた様子を見て固まってしまい、言葉が出ない。
調子に乗った菊丸は強盗の口パクで豪華な食事を要求するが、その食事を持ってきたのは婦警の片瀬理香。
片瀬婦警は、人質を解放してくれたら代わりに自分が人質になると申し出る。すると菊丸も自分もまだ残ると志願した。
意外な申し出にいずみは驚き、心を覗いてみると案の定は片瀬婦警がかわいいことに目をつけ良からぬことをたくらんでいるだけだった。
とっさにいずみも残ると宣言し、人質はいずみ、菊丸、片瀬婦警の三人となった。
片瀬婦警も下着姿され三人はロープで縛りあげられるが、実は片瀬婦警はブラジャーに拳銃を隠し持っていた。
協力を求められたいずみは、まずはロープをなんとかしようと菊丸にすり寄り、それぞれ後ろ手に縛られた手首をなんとかしようと試みる。
ところが、菊丸はそれをいずみからのアプローチと勘違い。縛られて不自由ながらもいずみの体を触りまくり、最後はパンティからはみ出ているおしりの割れ目に指を入れてしまう。
しかし、結果的に悶えたおかげでいずみのロープがやや緩み、菊丸のロープを解くことができ、続いていずみは囮になって強盗の注意を引き付け始める。
その隙をついて片瀬婦警は菊丸に拳銃のことを打ち明け、取り出すよう指示。
しかしブラジャーの中という隠し場所が悪く、菊丸はブラジャーの中に手を入れて胸をもむばかり。
結局拳銃はブラジャーからこぼれ落ち、強盗に見つかってしまう。
強盗は、菊丸たちに詰め寄ろうとしたが、いずみは自分に背を向けた隙を突き、パイプ椅子で強盗を殴り倒す。
間髪いれずに警官隊が突入に強盗は取り押さえられたが、動向に気付かない菊丸は、片瀬婦警の胸をまだもみ続け、いずみと警官隊をドン引きさせる。
結局、菊丸は強盗と一緒に留置場に放り込まれたのだった。



【レビュー】
密室で危機的状況に追い込んで実は菊丸の独壇場というシチュエーションは、この後のお話でも最も菊丸がもっとも輝くパターンかと思います。
初のゲスト女性キャラは片瀬理奈婦警。彼女が出て登場人物が絞られてから一気に話が転がり始めるところをみると、女性キャラ二人というのがストーリー的にも動かしやすかったのかなと思います。
今回の画像はいずみが人質として居残りを志願するくだり。これっていずみが菊丸が片瀬婦警に興味を持っていることに嫉妬して結果のように見えるんですが、深読みかな？