ハートキャッチいずみちゃん 第5話
女にゃわからぬこの痛さ!!
【あらすじ】
ある日菊丸がトイレで用を足していると、ハチが飛んできてこともあろうに菊丸の「大切なところ」を刺してしまった。
学校が終わるまで耐え抜こうとする菊丸だったが、不自然な言動にいずみは不審を持つ。
そこで心の中を読んでみるが、バナナに大量のハチが針を刺しているという非常に抽象的な光景が伝わるだけでいずみには理解できない。
お昼休みになると弁当のフランクフルトに同情し始めた菊丸を見て、いずみはますます混乱する。
午後の授業は体育。男子はサッカーで菊丸はキーパー。「キーパーなら動き回らずに済む」と安心した菊丸。
一方いずみたち女子は鉄棒の授業。いずみが逆上がりに挑戦するが、弾みで体操着が肌蹴てしまい、ブラジャーが丸出しになってしまう。
予想外の収穫だったが、今の菊丸に興奮は命取り。悶絶しているところにサッカーボールが股間を直撃し、ついに失神してしまう。
意識を取り戻した菊丸がいたのは、保健室のベッド。彼にはいずみが付き添っていたが、失神した真の理由には気付いていない。
いずみが離れた隙におそるおそる「大切なところ」を確認する菊丸。
おぞましいほど腫れ上がり、いずみに気付かれないよう薬を塗る。
その間にいずみはコーヒーを淹れてくれたが、うっかりこぼしてしまい、よりによって菊丸の股間にかかってしまう。
謝るいずみに自分で片付けるからと菊丸はいずみを追い払う。自分の服にもコーヒーのシミがついたいずみは、保健室にかけてある白衣を借りようとブラウスを脱ぐ。
その様子に気付いた菊丸は、衝立越しにいずみの着替えを覗く。一方のいずみも菊丸の気配に気づき、心を読むが、キノコが爆発するというこれまたいずみには理解できない光景。
結局菊丸を取り押さえるが、ジャージ越しとはいえ、菊丸の股間はいずみが赤面するほどに隆々とそそり立っている。
怒ったいずみは下着姿のまま菊丸を枕で叩き始める。その現場をカゼ薬をもらいに来た広瀬先生に見つかってしまい、先生は二人が保健室で良からぬことをしていたと誤解してしまう。
あわてて逃げだし、どうにか広瀬先生をまいた二人だったが、菊丸はその場にへたり込んで動けなくなる。
心配するいずみに、ようやく真相を語った菊丸。
いずみは、そんな部位に熱々のコーヒーをかけたことを詫びながら、菊丸の股間に風を送るのだった。

【レビュー】
男性読者率の非常に高いであろうこの作品で、この手の話ってウケいいのかなぁ。
いずみの超能力も今回ばかりは全く役立たず。遠まわしな表現とはいえ、ここまで露骨に伝わってるんだから気付けよって話です。
今回の挿絵は菊丸の隆々とそそり立つ図にしました。心の中ではフランクフルトやバナナに例えられてましたが、これは本物だもんね。
【あらすじ】
ある日菊丸がトイレで用を足していると、ハチが飛んできてこともあろうに菊丸の「大切なところ」を刺してしまった。
学校が終わるまで耐え抜こうとする菊丸だったが、不自然な言動にいずみは不審を持つ。
そこで心の中を読んでみるが、バナナに大量のハチが針を刺しているという非常に抽象的な光景が伝わるだけでいずみには理解できない。
お昼休みになると弁当のフランクフルトに同情し始めた菊丸を見て、いずみはますます混乱する。
午後の授業は体育。男子はサッカーで菊丸はキーパー。「キーパーなら動き回らずに済む」と安心した菊丸。
一方いずみたち女子は鉄棒の授業。いずみが逆上がりに挑戦するが、弾みで体操着が肌蹴てしまい、ブラジャーが丸出しになってしまう。
予想外の収穫だったが、今の菊丸に興奮は命取り。悶絶しているところにサッカーボールが股間を直撃し、ついに失神してしまう。
意識を取り戻した菊丸がいたのは、保健室のベッド。彼にはいずみが付き添っていたが、失神した真の理由には気付いていない。
いずみが離れた隙におそるおそる「大切なところ」を確認する菊丸。
おぞましいほど腫れ上がり、いずみに気付かれないよう薬を塗る。
その間にいずみはコーヒーを淹れてくれたが、うっかりこぼしてしまい、よりによって菊丸の股間にかかってしまう。
謝るいずみに自分で片付けるからと菊丸はいずみを追い払う。自分の服にもコーヒーのシミがついたいずみは、保健室にかけてある白衣を借りようとブラウスを脱ぐ。
その様子に気付いた菊丸は、衝立越しにいずみの着替えを覗く。一方のいずみも菊丸の気配に気づき、心を読むが、キノコが爆発するというこれまたいずみには理解できない光景。
結局菊丸を取り押さえるが、ジャージ越しとはいえ、菊丸の股間はいずみが赤面するほどに隆々とそそり立っている。
怒ったいずみは下着姿のまま菊丸を枕で叩き始める。その現場をカゼ薬をもらいに来た広瀬先生に見つかってしまい、先生は二人が保健室で良からぬことをしていたと誤解してしまう。
あわてて逃げだし、どうにか広瀬先生をまいた二人だったが、菊丸はその場にへたり込んで動けなくなる。
心配するいずみに、ようやく真相を語った菊丸。
いずみは、そんな部位に熱々のコーヒーをかけたことを詫びながら、菊丸の股間に風を送るのだった。

【レビュー】
男性読者率の非常に高いであろうこの作品で、この手の話ってウケいいのかなぁ。
いずみの超能力も今回ばかりは全く役立たず。遠まわしな表現とはいえ、ここまで露骨に伝わってるんだから気付けよって話です。
今回の挿絵は菊丸の隆々とそそり立つ図にしました。心の中ではフランクフルトやバナナに例えられてましたが、これは本物だもんね。
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ハートキャッチいずみちゃん 第4話
デートでじらせ菊丸のハート!!
【あらすじ】
ある日いずみの下足箱にラブレターが放り込まれていた。
差出人は柔道部部員の米沢。
菊丸は平静を装っていたが、内心はヤキモチでいっぱい。気になって二人を尾行し始める。
デートが受け入れられて喜んだ米沢は、いずみをバイクに乗せて疾走。菊丸もタクシーで追いかける。
公園で何やら会話を弾ませるいずみと米沢。菊丸が潜んでいると気付いたいずみは、言葉を巧みに操り、さも猥談を交わしているかのように誤解させる。
調子に乗ったいずみは、菊丸をからかうため米沢を映画館へ誘う。ところが、ポルノ映画「女子大生マル秘絵日記」の予告が流れ、いずみは赤面。
米沢がどう思うか気になるいずみは、米沢の心を読む。すると主演の女子大生が柔道の試合をしていて、米沢は彼女のコーチをしているという奇妙な光景が飛び込んできた。いやらしいものではなかったので、常にスケベなことしか考えない菊丸よりはマシだと思ったものの、米沢もけっこう変人だといずみは呆れてしまう。
米沢がトイレに中座すると、菊丸は即座に米沢の席に座る。暗い室内なのでいずみは米沢が菊丸に入れ替わったと気付かない。
スクリーンには「E.T.」の予告が始まった。米沢がどう思うか気になり、心を読むいずみ。
そこには、E.T.が徐々に女体に変形していくスケベ心丸出しの光景が映る。
さっきとはまるで違う心の動きにおどろいたいずみは、ようやくそれが菊丸と気付くが敢えて気付かないふりをする。
菊丸は暗がりに映えるいずみの太ももに手を伸ばし、触り始める。思わず感じてしまったいずみは、いいように触られながらも菊丸の手を誘導し、スカートの中に手を入れようとした瞬間、持っていた目玉クリップで挟み反撃する。
(実はほとんど初っ端からだったが)いずみに尾行が気付かれたと狼狽する菊丸。
ようやく米沢に嫉妬していたと本心を打ち明けたのでいずみは菊丸を許し、二人は仲良く映画館を後にする。
一方米沢は存在を忘れられ、映画館に取り残されたのだった。

【レビュー】
米沢くんは、柔道部員でバイク乗りで男前、しかも天然。ずいぶん珍しいキャラクターです。松山先生の濃さには勝てないかもしれないけれど、連載後期に登場していれば、悪意なく脱がせていく、菊丸とは違う意味でタチの悪い男性キャラクターになれたかも。惜しいなあ。
あらすじにも書いた米沢の柔道の光景は本当に意味不明です。なんだ?あれ。
まだまだこの頃はラブコメの要素が残ってます。オチも珍しく穏やかな終わり方です。
そういえば菊丸の妄想内とはいえ、いずみのオールヌードが初登場。でも画像はこっちの方が卑猥と思ったので、これにしました。
【あらすじ】
ある日いずみの下足箱にラブレターが放り込まれていた。
差出人は柔道部部員の米沢。
菊丸は平静を装っていたが、内心はヤキモチでいっぱい。気になって二人を尾行し始める。
デートが受け入れられて喜んだ米沢は、いずみをバイクに乗せて疾走。菊丸もタクシーで追いかける。
公園で何やら会話を弾ませるいずみと米沢。菊丸が潜んでいると気付いたいずみは、言葉を巧みに操り、さも猥談を交わしているかのように誤解させる。
調子に乗ったいずみは、菊丸をからかうため米沢を映画館へ誘う。ところが、ポルノ映画「女子大生マル秘絵日記」の予告が流れ、いずみは赤面。
米沢がどう思うか気になるいずみは、米沢の心を読む。すると主演の女子大生が柔道の試合をしていて、米沢は彼女のコーチをしているという奇妙な光景が飛び込んできた。いやらしいものではなかったので、常にスケベなことしか考えない菊丸よりはマシだと思ったものの、米沢もけっこう変人だといずみは呆れてしまう。
米沢がトイレに中座すると、菊丸は即座に米沢の席に座る。暗い室内なのでいずみは米沢が菊丸に入れ替わったと気付かない。
スクリーンには「E.T.」の予告が始まった。米沢がどう思うか気になり、心を読むいずみ。
そこには、E.T.が徐々に女体に変形していくスケベ心丸出しの光景が映る。
さっきとはまるで違う心の動きにおどろいたいずみは、ようやくそれが菊丸と気付くが敢えて気付かないふりをする。
菊丸は暗がりに映えるいずみの太ももに手を伸ばし、触り始める。思わず感じてしまったいずみは、いいように触られながらも菊丸の手を誘導し、スカートの中に手を入れようとした瞬間、持っていた目玉クリップで挟み反撃する。
(実はほとんど初っ端からだったが)いずみに尾行が気付かれたと狼狽する菊丸。
ようやく米沢に嫉妬していたと本心を打ち明けたのでいずみは菊丸を許し、二人は仲良く映画館を後にする。
一方米沢は存在を忘れられ、映画館に取り残されたのだった。

【レビュー】
米沢くんは、柔道部員でバイク乗りで男前、しかも天然。ずいぶん珍しいキャラクターです。松山先生の濃さには勝てないかもしれないけれど、連載後期に登場していれば、悪意なく脱がせていく、菊丸とは違う意味でタチの悪い男性キャラクターになれたかも。惜しいなあ。
あらすじにも書いた米沢の柔道の光景は本当に意味不明です。なんだ?あれ。
まだまだこの頃はラブコメの要素が残ってます。オチも珍しく穏やかな終わり方です。
そういえば菊丸の妄想内とはいえ、いずみのオールヌードが初登場。でも画像はこっちの方が卑猥と思ったので、これにしました。
ハートキャッチいずみちゃん 第3話
くらやみの悲劇!!
【あらすじ】
クラスメートの女の子たちと1泊2日で山中の屋外スケート場に遊びに来たいずみ。
だがそんな女子だらけの一行になぜか一人だけ菊丸も同行している。
引率者は松山先生。ルックスも良く気取らない性格などもあって女生徒に人気があるようだ。
菊丸は、どこがいいんだかと松山先生に批判的だが、その実うらやましくて仕方がないのをいずみにあっさり読まれてしまう。
いずみがスケートリンクに出ようとすると、松山先生が呼び止め、人数の都合で一人部屋だと告げられる。一人ということに若干不安になりながらも松山先生に頼みこまれ、いずみはしぶしぶ了承した。
屋外リンクについたいずみたちだが、菊丸は乗り物酔いしたと言って滑りたがらない。実は滑れない菊丸は色々難癖をつけてはスケートから逃れようとしていた。
ようやく滑ったものの、やはり転んだ菊丸を見かねて手を貸すいずみ。その様子をクラスメートたちに冷やかされ、松山先生も男女交際には理解があるからと二人の仲を煽る。
松山先生に誤解されたと思ったいずみは先生の心を読む。するとそこには口先とは裏腹に菊丸に激しく嫉妬する様子が見えた。
さらに時々妙な視線を注いでくることに気付いたいずみは、再度松山先生の心を読む。そこには欲望丸出しで女生徒を狙う先生の姿があった。さらにいずみを上玉として夜這いを仕掛ける計画も読み取れたので、いずみは先生への警戒心を募らせる。
菊丸も先生も夕食のおかずを見て女体を連想し、揃って今夜の夜這いを妄想しだす始末。
あきれたいずみは、一計を案じ、菊丸に自分の部屋で待っててほしいと頼み、他の部屋に避難する。
誘われたと思い込み喜んだ菊丸は、言われたとおりに電気の点いてないいずみの部屋で布団に入って待機する。
そこへ人影が現れ、いずみが来たと菊丸は興奮するが、それは夜這いをしかけてきた松山先生だった。
菊丸は松山先生を、松山先生は菊丸を互いにいずみだと思い込み、無言で絡み合いはじめる。
しかし、最後は男同志だったと気付いた二人。
そのショックも冷めやらぬうちにいずみがクラスメートを引き連れて現場を押さえる。
二人は言い逃れようとするが、結局参加者全員の荷物を背負わされ帰るはめになったのだった。

【レビュー】
残念!松山先生残念!
表は紳士、裏は外道。
菊丸に匹敵するスケベでありながら、菊丸にはないこの設定が非常にいいキャラクターと思います。
惜しむらくは今回しか登場しなかったこと。連載後期にも登場してほしかったぁ…菊丸とコンビ組んで。
それにしても、夕食にハムエッグ…しかも真冬に桃ですか…いくらなんでも無理のある献立かと。
後の話ですが、連載が進むにつれ、遠山先生はいずみの超能力を封じていきます。
実は、この頃から超能力設定の弊害が顕著になってきはじめます。いずみの超能力はダービー弟もびっくりのシロモノで、相手がいくら隠しだてをしても、全てを知りうる立場になれます。
この無敵に近い能力は、全てにおいてオチを先回りさせてしまうので、物語としては非常に膨らませにくくなります。
前回まではほぼいずみ視点で話が進んできましたが、今回の話では後半の視点は完全に菊丸です。菊丸は超能力を持たないもう一人の主人公であり、彼にスポットライトを合わせることでオチの先回りを回避できたことになります。
攻めの菊丸と守りのいずみ。後の構図がこの回で誕生したといっていいと思います。
【あらすじ】
クラスメートの女の子たちと1泊2日で山中の屋外スケート場に遊びに来たいずみ。
だがそんな女子だらけの一行になぜか一人だけ菊丸も同行している。
引率者は松山先生。ルックスも良く気取らない性格などもあって女生徒に人気があるようだ。
菊丸は、どこがいいんだかと松山先生に批判的だが、その実うらやましくて仕方がないのをいずみにあっさり読まれてしまう。
いずみがスケートリンクに出ようとすると、松山先生が呼び止め、人数の都合で一人部屋だと告げられる。一人ということに若干不安になりながらも松山先生に頼みこまれ、いずみはしぶしぶ了承した。
屋外リンクについたいずみたちだが、菊丸は乗り物酔いしたと言って滑りたがらない。実は滑れない菊丸は色々難癖をつけてはスケートから逃れようとしていた。
ようやく滑ったものの、やはり転んだ菊丸を見かねて手を貸すいずみ。その様子をクラスメートたちに冷やかされ、松山先生も男女交際には理解があるからと二人の仲を煽る。
松山先生に誤解されたと思ったいずみは先生の心を読む。するとそこには口先とは裏腹に菊丸に激しく嫉妬する様子が見えた。
さらに時々妙な視線を注いでくることに気付いたいずみは、再度松山先生の心を読む。そこには欲望丸出しで女生徒を狙う先生の姿があった。さらにいずみを上玉として夜這いを仕掛ける計画も読み取れたので、いずみは先生への警戒心を募らせる。
菊丸も先生も夕食のおかずを見て女体を連想し、揃って今夜の夜這いを妄想しだす始末。
あきれたいずみは、一計を案じ、菊丸に自分の部屋で待っててほしいと頼み、他の部屋に避難する。
誘われたと思い込み喜んだ菊丸は、言われたとおりに電気の点いてないいずみの部屋で布団に入って待機する。
そこへ人影が現れ、いずみが来たと菊丸は興奮するが、それは夜這いをしかけてきた松山先生だった。
菊丸は松山先生を、松山先生は菊丸を互いにいずみだと思い込み、無言で絡み合いはじめる。
しかし、最後は男同志だったと気付いた二人。
そのショックも冷めやらぬうちにいずみがクラスメートを引き連れて現場を押さえる。
二人は言い逃れようとするが、結局参加者全員の荷物を背負わされ帰るはめになったのだった。

【レビュー】
残念!松山先生残念!
表は紳士、裏は外道。
菊丸に匹敵するスケベでありながら、菊丸にはないこの設定が非常にいいキャラクターと思います。
惜しむらくは今回しか登場しなかったこと。連載後期にも登場してほしかったぁ…菊丸とコンビ組んで。
それにしても、夕食にハムエッグ…しかも真冬に桃ですか…いくらなんでも無理のある献立かと。
後の話ですが、連載が進むにつれ、遠山先生はいずみの超能力を封じていきます。
実は、この頃から超能力設定の弊害が顕著になってきはじめます。いずみの超能力はダービー弟もびっくりのシロモノで、相手がいくら隠しだてをしても、全てを知りうる立場になれます。
この無敵に近い能力は、全てにおいてオチを先回りさせてしまうので、物語としては非常に膨らませにくくなります。
前回まではほぼいずみ視点で話が進んできましたが、今回の話では後半の視点は完全に菊丸です。菊丸は超能力を持たないもう一人の主人公であり、彼にスポットライトを合わせることでオチの先回りを回避できたことになります。
攻めの菊丸と守りのいずみ。後の構図がこの回で誕生したといっていいと思います。
ハートキャッチいずみちゃん 第2話
ホーム・デートはこりごり
【あらすじ】
翌日の試験を控えたいずみと菊丸。
菊丸の勉強の進み具合を心配したいずみは、うちで勉強しないかと誘うが、菊丸はこれをいずみの誘惑と勘違い。大喜びでこれに応じる。
原田家に着いていずみの部屋に案内された菊丸は、いよいよいずみが誘惑していると思い込み、襲いかかろうとするが、直前に心の中を読んだいずみが反撃し、これを撃退。ようやく試験勉強にとりかかる。
気づくと時計は10時半。菊丸の最終バスがなくなってしまった。
あわてて帰ろうとする菊丸だったが、いずみの母が「泊っていけば?」と言うと遠慮するふりをしながらも結局泊まってしまう。
いついずみを襲うかと思案する菊丸だったが、そこへいずみの父が帰宅。菊丸が泊まると聞き、「娘に近づく悪い虫」とあからさまに迷惑そうな表情になる。
菊丸も父を夜這いの障害として二人は激しく火花を散らす。
その後、いずみが入浴を始める。父は菊丸が行動を起こさないか警戒していたが、菊丸が部屋を出てきた音を聞き取り、浴室に飛んでいく。
いずみは脱衣所に現れた父を菊丸と思ったが、相手の心を読み、それが父だと分かると激昂して父を叱り飛ばす。
騒ぎを聞きつけて菊丸も現れる。菊丸はいずみの部屋へ自分のカバンを取りに行っただけで全くの無罪だったため、父はいずみにも菊丸にも軽蔑されてしまう。
いずみは再び入浴を始めるが、今度は本当に菊丸が覗きにやってきた。心を読んで菊丸と確信したいずみは、お湯をぶっかけて菊丸を撃退。
今度は父も現場を押さえ、ここぞとばかりに菊丸を家から追い出してしまう。
寒空の下に放り出された菊丸を憐れんだいずみは「雨風しのげる程度でよければ…」と庭の犬小屋を提供し、菊丸はそこで一晩を明かすのだった。

【レビュー】
「ホーム・デート」なんて単語、当時あったんでしょうか?管理人は後にも先にもここでしか見たことのない言葉です。というか、試験勉強なんだから、一般的な意味のデートとは違うと思うし。
いずみのおとうさんが初登場。今後も数回登場しますが、このおとうさんの「濃さ」はある意味菊丸に匹敵するヤバさではないかと個人的には思います。
なので、今回の挿絵はおとうさんの本心が露呈しているコマにしました。羨ましがってどーすんですか、おとうさん。
いずみと菊丸の絡みを期待した方、ごめんなさい。
ちなみに「イクラを食べて透明になれればいいのに」という菊丸の心の呟きは、中西やすひろ先生の「Oh!透明人間」が元ネタですね。
それにしても、犬小屋に泊めるとは、序盤のいずみは菊丸に対し結構ひどい仕打ちをします。犬臭くなるって。
犬は、全話を通じて一度も登場しないから、この時は逃げたか死んだかでいなかったんでしょうか…?
【あらすじ】
翌日の試験を控えたいずみと菊丸。
菊丸の勉強の進み具合を心配したいずみは、うちで勉強しないかと誘うが、菊丸はこれをいずみの誘惑と勘違い。大喜びでこれに応じる。
原田家に着いていずみの部屋に案内された菊丸は、いよいよいずみが誘惑していると思い込み、襲いかかろうとするが、直前に心の中を読んだいずみが反撃し、これを撃退。ようやく試験勉強にとりかかる。
気づくと時計は10時半。菊丸の最終バスがなくなってしまった。
あわてて帰ろうとする菊丸だったが、いずみの母が「泊っていけば?」と言うと遠慮するふりをしながらも結局泊まってしまう。
いついずみを襲うかと思案する菊丸だったが、そこへいずみの父が帰宅。菊丸が泊まると聞き、「娘に近づく悪い虫」とあからさまに迷惑そうな表情になる。
菊丸も父を夜這いの障害として二人は激しく火花を散らす。
その後、いずみが入浴を始める。父は菊丸が行動を起こさないか警戒していたが、菊丸が部屋を出てきた音を聞き取り、浴室に飛んでいく。
いずみは脱衣所に現れた父を菊丸と思ったが、相手の心を読み、それが父だと分かると激昂して父を叱り飛ばす。
騒ぎを聞きつけて菊丸も現れる。菊丸はいずみの部屋へ自分のカバンを取りに行っただけで全くの無罪だったため、父はいずみにも菊丸にも軽蔑されてしまう。
いずみは再び入浴を始めるが、今度は本当に菊丸が覗きにやってきた。心を読んで菊丸と確信したいずみは、お湯をぶっかけて菊丸を撃退。
今度は父も現場を押さえ、ここぞとばかりに菊丸を家から追い出してしまう。
寒空の下に放り出された菊丸を憐れんだいずみは「雨風しのげる程度でよければ…」と庭の犬小屋を提供し、菊丸はそこで一晩を明かすのだった。

【レビュー】
「ホーム・デート」なんて単語、当時あったんでしょうか?管理人は後にも先にもここでしか見たことのない言葉です。というか、試験勉強なんだから、一般的な意味のデートとは違うと思うし。
いずみのおとうさんが初登場。今後も数回登場しますが、このおとうさんの「濃さ」はある意味菊丸に匹敵するヤバさではないかと個人的には思います。
なので、今回の挿絵はおとうさんの本心が露呈しているコマにしました。羨ましがってどーすんですか、おとうさん。
いずみと菊丸の絡みを期待した方、ごめんなさい。
ちなみに「イクラを食べて透明になれればいいのに」という菊丸の心の呟きは、中西やすひろ先生の「Oh!透明人間」が元ネタですね。
それにしても、犬小屋に泊めるとは、序盤のいずみは菊丸に対し結構ひどい仕打ちをします。犬臭くなるって。
犬は、全話を通じて一度も登場しないから、この時は逃げたか死んだかでいなかったんでしょうか…?
ハートキャッチいずみちゃん 第1話
ハロー!!いずみちゃん
【あらすじ】
主人公、原田いずみの転校初日からスタート。
新しい高校生活に期待を弾ませながらも、調子に乗らないよう自分を戒めて登校しているいずみ。
転校先のクラスでは美少女がやってきたと彼女を大歓迎。
そしていずみの席の隣にいた少年がもう一人の主人公、明智菊丸だった。
他の男子と違い、いずみに妙に素っ気ない態度を見せる菊丸。
その態度にカチンときたいずみは、誰にも秘密にしているある能力を使い始める。
実はいずみは、相手の心を視覚化して読み取れる不思議な能力の持ち主だった。
早速菊丸の心の中を読み取るいずみ。
そこには、言葉とは裏腹にかわいい美少女が転校してきたと狂喜乱舞する菊丸があった。
そのギャップにずっこけるいずみ。しかしこのことで少し菊丸に興味をもったらしく、放課後に菊丸に喫茶店で学校のことを教えてほしいと頼み、菊丸もこれを承知した。
喫茶店を探しに街に出る二人。ふと映画の告知ポスター「ヒマラヤの少女ハイジ」に目が留まる。
ポスターを見つめる菊丸の心を再び読んでみるいずみ。
なんと菊丸は、ハイジを追いまわし、服をはぎ取って襲いかかるという妄想に浸っていた。
思わず反射的に菊丸をひっぱたくいずみ。
いずみが心を読めるなど知るはずもない菊丸は、なぜ自分が叩かれたのか分からず茫然としている。
一方いずみも、あわてて取り繕い、目にした喫茶店に菊丸を連れ込む。
その喫茶店は下の階は普通の喫茶店だったが、上は壁とカーテンで仕切られる個室喫茶だった。
そのまま二人は個室喫茶に入ってしまい、注文を済ませてからようやく気付く。
菊丸がいやらしいことを想像しているのではないかと警戒したいずみは、また菊丸の心を読む。
意外にも彼は必死で理性を保とうと羊を数えてごまかしていた。
安心したいずみは調子に乗って、菊丸を色仕掛けで挑発してからかいはじめる。
最後は菊丸に自らブラジャーを見せつけ、驚いた菊丸は壁を破壊して隣の席へ逃げ出してしまう。
結局これがばれて、二人は店を追い出されてしまう。
さすがに少しやりすぎたかといずみは菊丸を気遣ったが、逆にいずみをフォローし、そのまま別れて立ち去った。
遠ざかる菊丸の後ろ姿を追いながら、いずみはもう一度だけ菊丸の心を読む。
そこには、さきほどの爽やかな言動とは真逆のドロドロした欲望が飛び込んできた。
いずみはその落差に唖然となったまま、菊丸をただ見送るだけだった。

【レビュー】
管理人は、「ハートキャッチいずみちゃん」を知った当時は、5巻以降しか読んでいなかったので、後に「いずみは超能力者」という設定があったのを知った時は少々驚きでした。あといずみの髪型もまるっきり違っていたことも。
その超能力が原因で転校を繰り返してきたようですが、いずみ自身はあまり懲りていないようですね。
しかしまぁ、人の心を読むという無敵な能力を持ってるからか、菊丸は最初から最後までいずみの掌で弄ばれています。後にこの力関係が逆転するなんて誰が想像できたでしょうかねぇ…
艶っぽい見せ場はほとんどありませんが、個室喫茶だの(イメージとはいえ)強姦だの少年誌で扱うネタじゃないだろうというものが結構あります。
連載後期にこのシチュエーションだったら…とついつい考えてしまいます。
【あらすじ】
主人公、原田いずみの転校初日からスタート。
新しい高校生活に期待を弾ませながらも、調子に乗らないよう自分を戒めて登校しているいずみ。
転校先のクラスでは美少女がやってきたと彼女を大歓迎。
そしていずみの席の隣にいた少年がもう一人の主人公、明智菊丸だった。
他の男子と違い、いずみに妙に素っ気ない態度を見せる菊丸。
その態度にカチンときたいずみは、誰にも秘密にしているある能力を使い始める。
実はいずみは、相手の心を視覚化して読み取れる不思議な能力の持ち主だった。
早速菊丸の心の中を読み取るいずみ。
そこには、言葉とは裏腹にかわいい美少女が転校してきたと狂喜乱舞する菊丸があった。
そのギャップにずっこけるいずみ。しかしこのことで少し菊丸に興味をもったらしく、放課後に菊丸に喫茶店で学校のことを教えてほしいと頼み、菊丸もこれを承知した。
喫茶店を探しに街に出る二人。ふと映画の告知ポスター「ヒマラヤの少女ハイジ」に目が留まる。
ポスターを見つめる菊丸の心を再び読んでみるいずみ。
なんと菊丸は、ハイジを追いまわし、服をはぎ取って襲いかかるという妄想に浸っていた。
思わず反射的に菊丸をひっぱたくいずみ。
いずみが心を読めるなど知るはずもない菊丸は、なぜ自分が叩かれたのか分からず茫然としている。
一方いずみも、あわてて取り繕い、目にした喫茶店に菊丸を連れ込む。
その喫茶店は下の階は普通の喫茶店だったが、上は壁とカーテンで仕切られる個室喫茶だった。
そのまま二人は個室喫茶に入ってしまい、注文を済ませてからようやく気付く。
菊丸がいやらしいことを想像しているのではないかと警戒したいずみは、また菊丸の心を読む。
意外にも彼は必死で理性を保とうと羊を数えてごまかしていた。
安心したいずみは調子に乗って、菊丸を色仕掛けで挑発してからかいはじめる。
最後は菊丸に自らブラジャーを見せつけ、驚いた菊丸は壁を破壊して隣の席へ逃げ出してしまう。
結局これがばれて、二人は店を追い出されてしまう。
さすがに少しやりすぎたかといずみは菊丸を気遣ったが、逆にいずみをフォローし、そのまま別れて立ち去った。
遠ざかる菊丸の後ろ姿を追いながら、いずみはもう一度だけ菊丸の心を読む。
そこには、さきほどの爽やかな言動とは真逆のドロドロした欲望が飛び込んできた。
いずみはその落差に唖然となったまま、菊丸をただ見送るだけだった。

【レビュー】
管理人は、「ハートキャッチいずみちゃん」を知った当時は、5巻以降しか読んでいなかったので、後に「いずみは超能力者」という設定があったのを知った時は少々驚きでした。あといずみの髪型もまるっきり違っていたことも。
その超能力が原因で転校を繰り返してきたようですが、いずみ自身はあまり懲りていないようですね。
しかしまぁ、人の心を読むという無敵な能力を持ってるからか、菊丸は最初から最後までいずみの掌で弄ばれています。後にこの力関係が逆転するなんて誰が想像できたでしょうかねぇ…
艶っぽい見せ場はほとんどありませんが、個室喫茶だの(イメージとはいえ)強姦だの少年誌で扱うネタじゃないだろうというものが結構あります。
連載後期にこのシチュエーションだったら…とついつい考えてしまいます。
作品レビューはじめます
これは「ハートキャッチいずみちゃん」に限らず、遠山先生の作品であれば書いてみようかと思います。
ぶっちゃけ、「いずみちゃん」は前半のレビューってのは中々身が入らないというか、中盤以降になってからのほうがヒートアップすると思います…その辺はなんとなくわかってください、なんとなく。
それでもまずは「いずみちゃん」の第1話から進める予定ですので、よろしくお願いいたします。
ぶっちゃけ、「いずみちゃん」は前半のレビューってのは中々身が入らないというか、中盤以降になってからのほうがヒートアップすると思います…その辺はなんとなくわかってください、なんとなく。
それでもまずは「いずみちゃん」の第1話から進める予定ですので、よろしくお願いいたします。
ごあいさつ
こんにちわ。
「ハートキャッチいずみちゃん」を中心とした遠山光先生の作品のファンブログです。
今日はまだ立ち上げただけですが、少しずつ充実させていければと思いますので、今後ともよろしくお願いいたします。
「ハートキャッチいずみちゃん」を中心とした遠山光先生の作品のファンブログです。
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